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製作家/商品名 ドミンゴ・エステソ Domingo Esteso演奏動画あり
モデル/品番 Model/No.
001_014_esteso_1_03_122
弦長 Scale Length 655mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 1922年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides シープレス単板 Cypress
付属品 Option 軽量ケース
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:木ペグ(ウィットナー製ギア式)
弦 高:1弦 3.2mm/6弦 4.1mm

〔製作家情報〕
ドミンゴ・エステソは1882年スペインのクエンカ県サン・クレメンテ生まれ。1900年にマドリッドに居を移した後、マヌエル・ラミレスの工房に入門。同門ではあのサントス・エルナンデスと比肩するほどの名職人となり、マヌエルが亡くなる1916年まで師の工房で働いた。その後1919年には独立し、グラビーナ7番地に工房を開く。そこでは甥のファウスティーノらコンデ兄弟が共にギター製作に加わり、1937年にドミンゴが亡くなった後は’Viuda y Sobrinos de Domingo Esteso’のラベルでコンデ兄弟が工房を継承している。これが後にフラメンコギターの名ブランドコンデ・エルマノスへと発展してゆくことになる。ドミンゴが独立した時期にはフラメンコが隆盛を極めていたため、彼の製作したギターの多くがシープレス仕様の楽器となっている。しかしながらそれらは実に重厚で濃密な響きと類まれな表現力を備えており、フラメンコに限定されず多くののギタリストを今も魅了してやまない。20世紀前半の最も偉大な製作家の一人。

〔楽器情報〕
ドミンゴ・エステソ1922年製作 松・シープレス仕様でゴルペ板が貼られた形跡があり、木ペグなどその他の仕様から考察するとおそらくはクラシックモデルとして製作されたもののようです。内部構造はサウンドホール上下に各1本のハーモニックバーと7本の左右対称の扇状力木、ボトム部でそれを受け止めるようにハの字型に配置されたクロージングバーという表面板構造。レゾナンスはF~F#に設定されています。やや小ぶりなボディにシープレス仕様ならではのレスポンスの速い乾いた響きですが、音はとてもまろやかで太く、そして実に深い奥行きをもって鳴ります。音色もロマンティックと言いたくなるほどに多彩で、まるで奏者の心に寄り添うかのように繊細な表情の変化は、やはり名工ならではの至芸と言えるでしょう。

楽器は全体にかなり大掛かりなメンテナンスが施された形跡があります。表板裏板共に多数割れの補修履歴がありますがパッチ補強などでしっかりと強度は維持されているので現状での問題はありません。現時点でネック、フレット、糸巻き、ナット、サドル等の演奏性に関わる部分での問題もありません。木ペグはウィットナー製のギア式のものに交換されており、チューニングが容易に行える仕様になっています。




定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。


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