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製作家/商品名 ロベール・ブーシェ Robert Bouchet演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. No.16
001_000_bouchet_03_151
弦長 Scale Length 650mm
国 Country フランス France
製作年 Year 1951年
表板 Top スプルース単板 spruce
横裏板 Back & Sides 楓 Maple
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
〔製作家情報〕
1898年フランスのパリ生まれ。本業の画家としても名声と地位を確立していた彼は1932年ごろから趣味でギター演奏を始めると共に、近くあったフリアン・ゴメス・ラミレスの工房に足しげく通うことになり、徐々に製作にも興味を示す様になりました。
その後1946年には師の影響下、トーレスモデルの製作を開始。その後少しずつ独自の作風を確立し生涯154本の名作を生み出したことは良く知られています。
トーレスモデルからの変遷期にあたる1959年ごろには、プレスティとラゴヤの所有する楽器を製作し、一躍世界にその名を知られる存在になった時期と言えますが、この作品もブーシェ独自の気品ある滋味深い奥行きの有る音色で、まさに銘器と呼ぶに相応しい風格を持つ逸品と言えます。

〔楽器情報〕
横裏板が楓材のブーシェの中でも数本しかない楽器です。初期の作品でトーレスモデルになっています。裏板に割れ修理はありますが、表面板に割れなく良好な状態です。
ネック反りなく弦高弾きやすく調整されています。
音の伸びバランス良好で音はトーレスの響きを持ちながらブーシェ独特の渋い音質も感じられます。
すみずみまで音楽的ニュアンスにあふれ、力強さと繊細さ、ダイナミックな振幅、鋭敏な反応性など、ブーシェ初期の傑作と言える1本です。





品切れ 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 ロベール・ブーシェ Robert Bouchet演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. No.103
001_000_bouchet_03_164
弦長 Scale Length 650mm
国 Country フランス France
製作年 Year 1964年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:バンゲント
ナット:象牙
サドル:牛骨
弦 高:1弦 3.5mm/6弦 4.0mm

[製作家情報〕
ロベール・ブーシェ(1898~1986、フランス) 20世紀フランス最大の巨匠であり、現在に至るまでヨーロッパのみならずあらゆるクラシックギター製作に影響を与え続けているまさしく不世出の名工です。その比類なき芸術性と生涯わずか154本のみの製作という稀少性とから、彼の全モデルは現在トーレス、ハウザー1世に次いで最も高値で取引されています。プレスティ/ラゴヤの音響世界の源となり、若き日のブリームを熱狂させ、晩年には国内屈指の美音の持ち主である故稲垣稔氏を魅了したマエストロはまた、フレドリッシュやアントニオ・マリンなどの現代の名工たちの創造的源泉にもなってきました。

1889年フランス、パリの洋装店を営む家に生まれ、幼少より絵画と音楽に親しみ、1919年にまずは画家としての人生を歩み始めます。1932年モンマルトルの丘にアトリエを構え、ここではギターはまだ趣味で演奏をたしなむ程度のものでしたが、近くにスペインから亡命し工房を開いていたフリアン・ゴメス・ラミレスの知遇を得て、初めてギター製作の現場を目の当たりにします。そして1946年に所有していたフリアン作の愛器を失った彼は、それまでつぶさに観察していたフリアンの工房での全工程の記憶を基に、自ら工具や治具を作るところから始め、ついに自らの為のギターを製作します。糸巻の彫刻に至るまで自らの手で細工して完成したギターはその後大変な評判となり、前述の名手たち以外にも次々と注文が入るようになります。

ギターファンには良く知られているように、彼の作風は大きく年代的に2つに分けることができ、最初の1940年代から1950年代半ばにかけてはアントニオ・デ・トーレスを規範としたものとなっていますが、1956年以降は独自の構造を発案し、「パイプオルガンのような」と評されるほどのしっかりとした基音と非常な奥行きを感じさせるきわめて個性的な音響を達成します。

[楽器情報〕
ロベール・ブーシェ製作、1964年製 No.103 ジュリアン・ブリームが購入した4本のブーシェのなかで最後の一本で、名盤「バロックギター」で使用したモデルです。この稀代の名手が愛用したというエピソードを抜きにしても、ブーシェ最盛期の一本として非常なクオリティと芸術性を有した至高の一本と言えるまさに名品です。内部構造は左右対称5本の扇状力木と駒板真下の位置にギターの横幅いっぱいに設置されたいわゆるトランスヴァースバーというブーシェオリジナル配置で、5本の扇状力木はトランスヴァースバーを貫くようにしてボトム部まで伸びています。またサウンドホール下のハーモニックバーは高音側と低音側に開口部が設けられ、一番外側の扇状力木はそこをくぐってサウンドホール近くまで伸びるような配置になっています。レゾナンスはG#~Aに設定されています。

ブリームが生涯に使用したギターは数多く、そのどれもが彼の名演とともにギターファンの記憶にいまも深く刻まれていますが、取り分けロマニリョス、ハウザー、ルビオと並び印象深いのがブーシェとの組み合わせでしょう。1951年にブリームはブーシェの工房を訪れており、同時期に耳にしたイダ・プレスティの演奏に非常な感銘を受けた彼は、ハウザーのあとに使用するギターとしてブーシェを選びます。1957年、1960年、1962年そして1964年製の計4本(一説には5本)のギターをブーシェより購入。彼がアメリカに演奏旅行中、ニューヨークの車中で持参していたブーシェギターが盗難にあい、いまだに見つかっていませんが、これは1962年製のものであるとブリーム自身がインタビューで語っています。そしてそのあとに購入したのが本作1964年製のNo.103となります(ボディ内部の裏板のバーにブーシェ本人のサインがあります)。
ブリームは特にブーシェギター高音の「refinement」に深く魅了されたと語っていますが、そのまるでオーケストラの弦の響きのように密度があり、良く歌う高音部はまさしくブーシェだけの至芸でしょう。低音部もまた実に重厚で深く、そしてニュアンスに満ちており、深度があり同時に明確な発音もやはり素晴らしい。かなりの熟練したタッチが要求されるギターですが、それもまた名品ゆえにこそ。リアルヴィンテージの最高峰と呼ぶにふさわしい究極の一本です。

表面板全体にスクラッチ痕が有りますが割れ等の修理履歴は無く、年代相応の状態。ネック、フレット、ナット、サドル等の演奏性に関わる部分も問題ありません。糸巻きはおそらくオリジナルが故障したのか、過去にヴァンゲント製に交換されています(オリジナルは残っておりません)。塗装はオリジナルのセラック仕様、ところどころに通常使用により生じた色むら等ありますが、特にダメージの強い部分はなく現状問題ございません。






品切れ 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 ヘルマン・ハウザー2世 Hermann Hauser Ⅱ演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. No.1052
001_017_hauser_2_03_179
弦長 Scale Length 648mm
国 Country ドイツ Germany
製作年 Year 1979年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 楓単板 Maple
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸巻き:ライシェル


〔製作家情報〕
20世紀ドイツ最高のギターブランドであり、現在も4代目カトリン・ハウザーがその伝統を継承し製作を続けている老舗。ヘルマン・ハウザーI世(1884-1952)が、ミゲル・リョベートが所有していたアントニオ・トーレスとアンドレス・セゴビアのマヌエル・ラミレスをベースにして、後に「セゴビアモデル」と呼ばれることになる稀代の名モデルを製作した事は良く知られています。それはトーレスがギターの改革を行って以降の最大の製作史的な事件となり、その後のギター演奏と製作との両方に大きな影響を与えることになります。1世が成し遂げた技術的な偉業は2世(1911-1988)、更に1958年生まれの3世に受け継がれ、それぞれが独特の個性を放ちつつ、このブランドならではの音色と驚異的な造作精度を維持したギターづくりを現在も続けています。1世はいまやトーレスと並ぶほどの高値がオークションではつけられ、1世のニュアンスにドイツ的な要素を加味した2世の作品もまたヴィンテージギター市場では高額で取引されています。

〔楽器情報〕
ヘルマン・ハウザー2世1979年製作、フレイムメイプル仕様の珍しいモデルです。ロゼッタ等の意匠やボディ形状は若干セゴビアモデルとは異なり、内部構造もボトム部のクロージングバーはなく、駒板位置に貼られたパッチ板は扇状力木をトンネル状に潜り抜けるように加工されており、またサウンドホール下のハーモニックバーは真直ぐではなく2箇所で屈折し、サウンドホール上に配置されたバーとで囲む面積を調整するような工夫がされています。音はハウザーらしい硬く粘りのある力強い響きが、メイプル仕様ならではの僅かに角のとれた音像と相乗して独特の効果を上げています。レゾナンスはG#~Aで設定されています。良材のストックの豊富さでは世界随一と言われるハウザー工房だけに、使用されているフレイムメイプルの美しさも比類なく、外観の点でも楽しめる一本。修理履歴等なく、年代考慮すると大変に良好な状態。糸巻きはライシェルを装着。





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製作家/商品名 イグナシオ・フレタ I 世 Ignacio Fleta I演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. No.189
001_019_fletahijos_1_03_160
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 1960年
表板 Top スプルース単板 spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian rosewood
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
[製作家情報]
1897年スペインのウエスカ生まれ。13歳のとき、フランス人製作家の弦楽器工房で働く為バルセロナに移住。
其処での弦楽器の製作、修理などの技術を習得し、その後独立し、当初は主にチェロを製作していました。
しかしその後1950年にA.セゴビアが演奏したレコードを聴いて感動し、ギター製作に専念することになり、二人の息子と3人でギター製作に専念することになりました。
そして1955年にセゴビアが使用した事により、一躍世界的に有名になったことは良く知られています。

[楽器情報]
フレタ1世(1897~1977)作による大変に状態の良い一本。このブランドを愛用した、または現在も愛用し続けている数々の名手たちの名を挙げるまでもなく、20世紀後半以降を代表する銘器の一つとして、いまも不動の人気を誇っています。いわゆるトーレスから続く現代のスペインギターの伝統とは若干異質な個性を持ちながら、その異様なまでの深い表現力と、豊かな響きゆえに、キャリアの最初期からセゴビアやジョン・ウィリアムスなどの世界最高レベルの名手たちに注目されていたことはファンの間ではおなじみの話でしょう。
本作はまさにその伝説的な時期の真っただ中の1960年製。この時期のものとしては珍しく割れもなく、大変に良好な状態。
表面板を中心に弾き傷、打ち傷等ありますが、割れなくオリジナル塗装のフレタ1世としては稀な極めて良好な状態で、ネックも反りなく弦高も調整され弾き易くなっています。
音の伸びバランスも申し分なく、まだ若々しい音質で此れからの弾き込みで更に良い響きに育つものと思われます。

[特徴]
表面板は9本の扇状力木を配し、それをハの字型の力木で受け、駒内側に補強板を施したフレタ独特の作りです。
また、サウンドホール上側のネック指板下には横バーが2本有り、表面板の最上部から、サウンドホール直ぐ上の横バーまでほぼ前面に補強板が貼られています。
更にサウンドホール下にも2本の横バーがあります。





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製作家/商品名 イグナシオ・フレタ・エ・イーホス Ignacio Fleta e Hijos
モデル/品番 Model/No. No.790
001_019_fletahijos_2_03_181
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 1981年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ハードケース付き
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:フステーロ
弦 高:1弦:2.6mm/6弦:3.7mm

[製作家情報]
イグナシオ・フレタ1世(1897~1977)と二人の息子フランシスコ(1925~200?)とガブリエル(1929~201?)との共作。このブランドを愛用した、または現在も愛用し続けている数々の名手たちの名を挙げるまでもなく、20世紀後半以降を代表する銘器の一つとして、いまも不動の人気を誇っています。

フレタ家はもともと家具製作など木工を生業とする家系で、イグナシオも幼少からそのような環境に馴染みがありました。13歳の頃に兄弟とともにバルセロナで楽器製作工房の徒弟となり、更に研鑽を積むためフランスでPhilippe Le Ducの弦楽器工房でチェロなどのヴァイオリン属の製作を学びます。その後フレタ兄弟共同でバルセロナに工房を設立し、ギターを含む弦楽器全般を製作するブランドとして第一次大戦前後でかなりの評判となりますが、1927年に工房は解散。イグナシオはついに自身の工房を設立するに到ります。彼の製作するチェロやヴァイオリンをはじめとする弦楽器は非常に好評でその分野でも名声は高まってゆきます。同時に1930年ごろからトーレスタイプのギターも製作していましたが、1955年に名手セゴビアの演奏に触れ、そのあまりの素晴らしさに感動しギター製作のみに転向することになります。トーレススタイルとは全く異なる発想で、1957年に最初のギターを製作しセゴビアに献呈すると彼はその音響にいたく感動し、自身のコンサートで使用したことで、一気に世界的な名声を得ることになります。それまでのギターでは聞くことのできなかった豊かな音量、ダイナミズム、そしてあまりにも独特で甘美な音色でまさしくこのブランドにしかできない音響を創り上げ、セゴビア以後ジョン・ウィリアムスやアルベルト・ポンセなどをはじめとして数多くの名手たちが使用し、20世紀を代表する名器の一つとなりました。

当初はIgnacio Fletaラベルで出荷され、1965年製作のNo.359よりラベルには「e hijos」と記されるようになります(※実際には1964年製作のものより~e hijos となっておりフレタ本人の記憶違いの可能性があります)。1977年の1世亡き後も、また2000年代に入りフランシスコとガブリエルの二人も世を去ったあともなお、「Ignacio Fleta e hijos」ラベルは継承され、現在は1世の孫にあたるガブリエル・フレタが製作を引き継いでいます。


[楽器情報]
イグナシオ・フレタ・エ・イーホス 1981年製 No.790 中古良品が入荷致しました。フレタらしい濃密でロマンティックな音色、そして単音における音圧の比類ない力強さといったフレタ的な特徴を十全に備えながら、スペインヴィンテージを想起させもする木質のヴィヴィッドな響きもまた大きな魅力となっている、80年代フレタの出色の一本です。

内部構造はフレタ1世の構造を基本的に踏襲しながら部分的に相違が見られる配置になっています。サウンドホール上下に2本ずつのハーモニックバー、そのうち一番ボトムに近い一本(扇状力木に接しているバー)は低音側から高音側にかけて下がってゆくように斜めに傾斜して設置されており、その下に左右対称9本の扇状力木とその先端をボトム部で受け止める2本のクロージングバー、駒板位置にあてられた薄いパッチ板、そしてサウンドホール周りを覆うように貼られたやや厚めの計3枚のパッチ板という構造。レゾナンスはAの少し上というやや高めの設定となっています。

フレタはおそらく顧客それぞれの求めに応じてネックのサイズやシェイプを柔軟に設定していたと思われますが、本器はDシェイプのやや薄めのネックで握りの感触は比較的コンパクトな印象があります。ネックは良好な状態を維持しており、フレット摩耗度と併せて演奏性に関わる部分は全く問題ありません。

表面板全体に細かなスクラッチ傷、ブリッジ下1弦側に弦飛びの埋め木補修履歴があります。横裏板の演奏時に胸の当たる部分などに若干の塗装ムラありますが現状問題ありません。その他は割れの補修歴などはなく、全体に40年を経過した楽器として良好な状態を維持しています。塗装はセラック。糸巻きはオリジナルのフステロ製を装着。



新入荷 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 アルカンヘル・フェルナンデス Arcangel Fernandez演奏動画あり
モデル/品番 Model/No.
001_020_arcangel_1_03_172
弦長 Scale Length 655mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 1972年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides シープレス単板 Cypress
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
[製作家情報〕
1931年スペイン、マドリッド生まれ。1954年に当時サントス・エルナンデスの後継者とされていた名工マルセロ・バルベロ1世の知己を得て、その工房に足繁く通いギター製作を学ぶこととなります。バルベロ1世がその2年後に52歳の若さで他界したあと、そのわずか2年間に彼から学んだことを糧に工房を立ち上げ、後年には師の息子マルセロ・バルベロ・イーホがスタッフに加わり、共に製作を続けていました。造作、材の選定、そしてなによりも音色に対する一切の妥協を排した製作姿勢は彼の人柄もあいまって孤高の趣を呈し、彼の楽器はそのあまりの完成度の高さゆえに、演奏者に非常な技術の洗練を要求するものとなっております。それゆえに多くのギタリストを刺激し続けている稀有な楽器ですが、2011年に製作を引退。現在ではますます稀少となっている名ブランドの一つです。

[楽器情報〕
スペイン屈指の名器とされるアルカンヘル・フェルナンデス、横裏板シープレス材のクラシック仕様モデルです。横裏板がシープレス材ですので軽めの音質ながら雑味がなく、絶妙の粘りと発音、単音の粒立ちと和音のバランス、多彩な表情、全体の気品があり弦の張力も柔らかく弾き易い楽器です。

割れ等の修理履歴はありません。表面板、横裏板は再塗装が施されています。ネック状態良好で弦高も弾き易く設定されており、またフレット、糸巻き等の演奏性に関わる部分も問題ございません。

林祥太郎CD作品「GUITARRA(ギターラ)」全曲使用楽器







商談中 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 アルカンヘル・フェルナンデス Arcangel Fernandez演奏動画あり
モデル/品番 Model/No.
001_020_arcangel_1_03_199
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 1999年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド South American Rosewood
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
[製作家情報〕
1931年スペイン、マドリッド生まれ。1954年に当時サントス・エルナンデスの後継者とされていた名工マルセロ・バルベロ1世の知己を得て、その工房に足繁く通いギター製作を学ぶこととなります。バルベロ1世がその2年後に52歳の若さで他界したあと、そのわずか2年間に彼から学んだことを糧に工房を立ち上げ、後年には師の息子マルセロ・バルベロ・イーホがスタッフに加わり、共に製作を続けていました。造作、材の選定、そしてなによりも音色に対する一切の妥協を排した製作姿勢は彼の人柄もあいまって孤高の趣を呈し、彼の楽器はそのあまりの完成度の高さゆえに、演奏者に非常な技術の洗練を要求するものとなっております。それゆえに多くのギタリストを刺激し続けている稀有な楽器ですが、2011年に製作を引退。現在ではますます稀少となっている名ブランドの一つです。

[楽器情報〕
スペイン屈指の名器とされるアルカンヘル・フェルナンデス、貴重なクラシックモデルの入荷です。
重厚ながら雑味がなく、絶妙の粘りと発音、単音の粒立ちと和音のバランス、渋くしかし多彩な表情、全体の気品など、師であるバルベロ1世をさえ凌駕する、究極のスペインギターと言えます。それだけに奏者の指の高度な熟練が求められる楽器ですが、しっかりと鳴らされた瞬間の音楽的な深さは比類なく、西洋クラシック音楽の伝統にもしっかりと親和するところ、やはり数多くの名手を惹きつける所以でしょう。
内部構造は6本の扇状力木がセンターに配置された一本を中心に高音側に3本、低音側に2本、そして胴底のハの字型のクロージングバーという配置でこのブランドの1980年代後期以降の定型。レゾナンスはGの少し上に設定されています。良質な材の選定でも妥協なく、スペイン屈指のストックとされる工房だけに本作の材も実に美しいハカランダ材が使われています。

割れ等の修理履歴はありません。横裏板は再塗装が施されています。ネック状態良好で弦高も弾き易く設定されており、またフレット、糸巻き等の演奏性に関わる部分も問題ございません。





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製作家/商品名 マルセロ・バルベロ・イーホ Marcelo Barbero Hijo演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. パラ・カサ・アルカンヘル
001_021_barberohijo_2_03_166
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 1966年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド South American Rosewood
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
〔製作家情報〕
名工マルセロ・バルベロの直系として、又アルカンヘルの弟子として名を馳せた彼ですが、13歳の時、父バルベロ一世が他界。最初はJ.ラミレスの工房に修行に出る等、幼少の頃から苦労を重ねて来ました。その後父の弟子にあたる名工アルカンヘルに師事しするようになり、1990年頃にはサントス、バルベロ、アルカンヘル、バルベロ・イーホと繋がるスペインギター製作の王道に相応しい名器を作り上げるようになりました。そして将来アルカンヘルから伝統を引き継ぐ者として、確固たる名声を築きあげましたが、2005年1月に病魔に襲われ惜しくも亡くなりました。

〔楽器情報〕
表面板①弦駒下から下まで割れ修理がありますが適切な修理が施されており演奏には問題無い状態です。
製作年なりに傷が有りますが、良好な状態です。
ネックは良好で弦高弾き易く調整されています。
音はバルベロ・イーホらしく引き締まり低音も重厚に良く鳴っています。







定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 マルセロ・バルベロ・イーホ Marcelo Barbero Hijo
モデル/品番 Model/No. アウラオリジナルモデル #35
001_021_barberohijo_2_03_199
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 1999年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド South American Rosewood
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:フステロ
弦 高:1弦 2.8mm/6弦 3.7mm



〔製作家情報〕
1943年マドリッド生まれ。父は20世紀前半のスペインを代表する名工の一人マルセロ・バルベロ1世(1904~1956)。13歳の時に父バルベロ一世が他界し、最初はホセ・ラミレス3世の工房で修行していましたが、バルベロ1世の弟子であったアルカンヘル・フェルナンデスが自身の工房を開き、1957年にそこへ徒弟として入ることになります。「アルカンヘル・フェルナンデス工房品」のラベルを貼って出荷されたそのギターは実質バルベロ・イーホ本人による完全手工品であり、師アルカンヘルに勝るとも劣らない非常なクオリティを有したものとしてコアなギターファンに愛されました。1990年代後半からは自身のオリジナルラベルでの製作も並行して行い、ますます洗練と充実の高まりを見せていた彼でしたが、2005年1月に早すぎる死を迎えてしまいます。渋くやや硬質な粘りを持ったその音色は師アルカンヘル、さらには父バルベロ1世にまでつながるスペインギター最良の伝統を感じさせ、特に晩年に近づくほどに評価の高まりを見せるその楽器は、まさにスペインギター随一の逸品としての評価を不動のものとしています。


〔楽器情報〕
マルセロ・バルベロ・イーホ オリジナルラベルによる1999年製中古です。
内部構造はちょうどセンターに配された力木を中心に高音側に3本、低音側に2本の計6本の扇状配置にそれを胴底でハの字に配された2本の力木が受け止める構造で、駒下位置にはパッチ板が貼られています。これはアルカンヘル工房のクラシックモデルではスタンダードな配置。レゾナンスはG~G#で設定されています。

ヘッドシェイプは工房モデルとは異なり、父バルベロ1世~アルカンヘルと引き継がれた特徴的な形状を踏襲し、ラベルもオリジナルデザインによるものを使用。シリアルNo.35は同モデルでの製作通し番号となります。横裏板にはこのモデルのために特別に材が選定され、スペイン随一の良材ストックを誇る工房ならではの極めて良質な中南米産ローズウッドが使われています。

その製作キャリアの全般で素晴らしい仕事をしてきた彼ですが、特に1990年代後半から晩年に至る彼のギターはその音楽的表現力の深化という点で素晴らしく、渋く素朴な音色は滋味と力強さを内包しており、良質なマドリッドサウンドの伝統をを体現していると言えるでしょう。発音には師アルカンヘル譲りの独特の粘りがありますがレスポンス早く心地よく、豊かな音量も申し分ありません。
ボディ全体にセラックでの上塗り処理が施されております。表面板の特に高音側、サウンドホールから指板脇に掛けてこまかな浅い弾き傷が多くあります。ネック、フレット、糸巻き等の演奏性に関わる部分は全く問題なく、全体に良好な状態です。





新入荷 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 エドガー・メンヒ 1世 Edgar Monch I
モデル/品番 Model/No.
001_Emonch_2_02_165
弦長 Scale Length 650mm
国 Country ドイツ Germany
製作年 Year 1965年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ライシェル
弦 高:1弦 2.8mm/6弦 3.8mm 余剰:1~1.5mm

[製作家情報]
エドガー・メンヒ(1907~1977)ドイツ、ライプツィヒ生まれ。父親はヴァイオリニスト、母親はロシア人のピアニストという音楽一家でした。幼少期をロシアで過ごし、ポーランドの工科大学で学んだあとプラハの工場で技術職として働くようになりますが、同時に音楽学校でヴァイオリンの勉強も続けていました。第二次大戦中にイギリスのドイツ人捕虜収容所でポーランド人のヴァイオリン職人と知り合い、彼から初めてギター作りを学びます。これがきっかけになり終戦後の1947年に釈放された時にはギター職人として身を立てることを決意、ミュンヘンに工房を開きます。スペインギターを最高の規範としていた彼はこの頃にマドリッドの名工マルセロ・バルベロ1世と短い期間ですが交流があり、その後の、特に彼の初期作品に深く影響を残しています。1950年代に入るとそのクオリティは飛躍的に上がり、同国の名工ヘルマン・ハウザーとも比較されるほどの評価を得るようになります(この時期ハウザー2世と共同作業をしていたこともあります)。1965年にカナダ、トロントに移住、同地では自らの製作のほか教育にも尽力し、ジャン・ラリビーやウイリアム・ラスキンら現在カナダでの重要なブランドとなる製作を育てたことでも知られています。1970年代初頭にドイツに帰国しフライブルグに工房開いて製作を続けます。ドイツではコルヤ・パンヒューゼンやリヒャルト・シュミットなどのやはり優秀な弟子達を育てており、職人としての高い自負を感じさせる優れてドイツ的な完成度の高さはカナダでの彼のフォロワー達も含め全てに通底しているところは。彼のメンターとしての高い資質の証左となるでしょう。しかし彼の息子が不幸な事故で1977年に命を落としてしまったわずか数カ月後にあとを追うように自らもこの世を去ります。

若き日のジュリアン・ブリームとジョン・ウィリアムスが彼のギターを愛用しており、ブリームはレコード録音にも使用しています。工房の移転と時期を合わせるように彼の作風も変化してゆきますが、特にバルベロ1世、ハウザー的な要素を独自に洗練し昇華していったミュンヘン時代の作品は高い評価を集めています。

[楽器情報]
エドガー・メンヒ 1965年 ミュンヘンラベルの1本が入荷致しました。カナダへの移住直前の作かと思われますが、彼が傾倒していたスパニッシュギターへの嗜好を如実に感じさせつつ、そこにドイツ的な洗練を施したようなメンヒらしい一本となっています。内部構造はサウンドホール上下のハーモニックバー、左右対称5本の扇状力木、そのうち高音側と低音側それぞれの一番外側に配された力木をボディボトム部分で斜めに受け止めるように設置されたクロージングバーという配置。5本の扇状力木は表面板の中央に寄り添うように配されており、これは彼が影響を受けたバルベロ1世の典型的な力木配置を踏襲しています。レゾナンスはF#~Gに設定されています。音色はドイツらしい硬質でストイックな響きですが、低めに設定されたレゾナンスゆえの深く重厚な低音と木質感のある響きが心地よく、また発音もストレスが無いので気持ちよく弾けます。

表面板の指板脇6弦側に割れ補修履歴、またサウンドホール縁からボトムに向かっての2か所の割れ補修履歴、その他スクラッチ傷は年代相応にあります。裏板塗装は経年変化により若干の白濁が生じています。ネックは厳密に言うとほんの若干の順反りですが設定としては基準範囲内。フレット若干の摩耗有りますがこちらも演奏上の問題は現状ではありません。糸巻はオリジナルのライシェルを装着。 


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