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[作曲者別]
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ボサノヴァ
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お知らせ
SUMMERSALE
~8/30
7/24
Atelier ISANA-Guitars-vol.5
秋田勇魚and井本響太
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国産クラシック 中古
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製作家/商品名
:
尾野 薫 Kaoru Ono
モデル/品番 Model/No.
:
100号 ハウザー1世モデル No.297
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
645mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2018年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
楓単板 Maple
付属品 Option
:
スーパーライトケース黒
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:シャーラー
弦 高:1弦 2.6 mm/6弦 3.6 mm
[製作家情報]
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギター製作を開始。1980年にグラナダの巨匠アントニオ・マリンの弟子であるアルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)氏にスペインの伝統的な工法を学び、本格的なギター製作の道を進むことになります。その後も伝統的な製作技法にこだわり、2001年にはスペインで名工ホセ・ルイス・ロマニリョスが主宰する製作講習会にも参加。またアントニオ・マリンからも製作技術についての指導を受け、さらには来日したアルカンヘル・フェルナンデスにも製作上の貴重なアドヴァイスと激励を受けています。
尾野氏の特徴は何といってもその独自の科学的な考察に基づいた極めて理論的なスペイン伝統工法の解析と自身の楽器製作における実践であり、楽器個体それぞれの最良の鳴りを追求した結果のその透徹した見事な音響バランス、そして雑味の無い透明な美しい響きにあります。そして音響だけでなく細部にまで行き渡った精緻な造作と繊細な塗装による外観の気品はやはり比類なく、トータルクオリティにおいて現在国内最高峰と言える完成度をもった楽器を製作しています。年間製作本数は約10本程。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。
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オルフェオ取材同行記 尾野薫編はこちら
〔楽器情報〕
尾野薫製作、モデル100号ハウザータイプ 2018年美品中古の入荷です。
美しいフレイムメイプル材を横裏板に使用したモデルで、メイプル材ならではの硬質ですが角の取れた音像と、ハウザー1世のスペイン/ドイツ的な音色とが無理なく、しかも高次なレベルで融合した尾野氏らしい1本。
内部構造はサウンドホール上側に2本、下側に1本のハーモニックバー、7本の左右対称の扇状力木にそれをボトム部で受け止める2本のクロージングバー、ブリッジの真下位置にはパッチ板が貼られており、ハウザー1世セゴビアモデルの基本構造となっています。レゾナンスはGの少し上に設定。ネックは丸みのあるやや厚めのDシェイプ。糸巻はGotoh製の35G1600 タイプに交換されています。
全面セラック塗装でメイプルの軽いボディからはヴィンテージ風の木質の音が聞かれ、それがハウザー的なバランス感の中にしっかりとまとまっているところはこの製作家の至芸とも言える出来栄え。ルネサンス・バロックの上品な趣からロマンティックな楽曲での濃密な表情までを表現しうる幅広い音色を有しており、真にクラシカルな響きを備えたギターとなっています。発音の感触、各音の分離も心地よく、また弦の張りも中庸で両手も弾き易く感じます。
全体にほんのわずかな細か傷があるのみで良好な状態です。ネック、フレット、糸巻き等の演奏性に関わる部分も問題ありません。氏のラインナップの中でも珍しいメイプル仕様、希少な中古での入荷です。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 715,000 円
注文数
:
製作家/商品名
:
田邊 雅啓 Masahiro Tanabe
モデル/品番 Model/No.
:
80号 ハウザー1世モデル No.255
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2018年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース黒(ボブレン)
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.0mm/6弦 3.2mm
〔製作家情報〕
1974年群馬県生まれ。20歳の時にクラシックギターの製作を志し、法政大学卒業と同時に石井栄氏に製作を師事、同工房にて自作品として140本近くを製作。その後2001年に渡欧し、各地の弦楽器工房を訪問し実地に見識を深めてゆくなかで、スペイン、シグエンサでのホセ・ルイス・ロマニリョス製作講習会に参加したこが決定的な体験となり、スペイン伝統工法によるギター製作に自らの方向性を確信することになります。
帰国後に栃木県足利市に独立して工房を構え、さらに一年間の製作研究を経て2002年10月に彼のメインモデルの一つとなるロマニリョスモデルを発表。並々ならぬ探求心と柔軟かつ新鮮な感性を常に保ち続け、それを十全に活かしたまさに結晶と言える彼のギターは、その造作と音響的な完成度の高さで国内の若手製作家のなかでも比肩するもののないアイテムとなっています。現在年間5~6本のペースで製作。2018年にはNHKの人気番組で工房での製作風景が放映された他、2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。
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オルフェオ取材同行記 田邊雅啓編はこちら
〔楽器情報〕
田邊雅啓製作のハウザーモデル 2018年 No.255 中古良品が入荷致しました。
彼のトーレスモデルと同様に、オリジナルに音色と造作の両方において肉薄するような優れたレプリカモデルであると同時に、田邊氏の個性と批評精神もまた注ぎ込まれた見事なオマージュギターとなっています。
低音から高音までの整った粒立ちとバランスは実に心地よく、ハウザー1世が備えていたスパニッシュギター的なニュアンスもしっかりと体現されているところはさすが。それゆえ柔らかなタッチにおいてもしっかりと発音し、そして表情も繊細、もちろん力強さにおいても音量と表現において十全たるものがあり、ハウザー1世モデルとしての完成度は非常な高さを有しています。
内部構造は左右対称の7本の扇状配置力木に、その7本の先端をボトム部で受け止めるように配置された2本のクロージングバー、駒板の位置にはちょうど同じ大きさのパッチ板が貼られており、オリジナルに準拠した配置構造。レゾナンスはG~G#に設定されています。
全体はセラックニス仕上げ、シンプルな外観ながらも細部まで行き届いた精緻な造作や、目に鮮やかな緑と渋い茶を基調とした口輪デザインなどが洒脱なアクセントになり、落ち着いた上品さがあります。糸巻きはゴトー製に交換されています。割れ等の大きな修理履歴はなく、表面板サウンドホール周りとブリッジ下位置に若干の弾き傷があるほかは良好な状態。ネック、フレット等の演奏性に関わる部分も問題ございません。ネックとヘッドの接合はVジョイント方式、ネックシェイプはフラットなDシェイプに加工され、コンパクトなグリップ感となっています。
Performance video
×
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 467,500 円
製作家/商品名
:
田邊 雅啓 Masahiro Tanabe
モデル/品番 Model/No.
:
80号 カスタムモデル La Lucia No.234
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2014年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option
:
ケース別売
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:ライシェル
弦 高:1弦 2.7mm/6弦 3.7mm
〔製作家情報〕
1974年群馬県生まれ。20歳の時にクラシックギターの製作を志し、法政大学卒業と同時に石井栄氏に製作を師事、同工房にて自作品として140本近くを製作。その後2001年に渡欧し、各地の弦楽器工房を訪問し実地に見識を深めてゆくなかで、スペイン、シグエンサでのホセ・ルイス・ロマニリョス製作講習会に参加したこが決定的な体験となり、スペイン伝統工法によるギター製作に自らの方向性を確信することになります。
帰国後に栃木県足利市に独立して工房を構え、さらに一年間の製作研究を経て2002年10月に彼のメインモデルの一つとなるロマニリョスモデルを発表。並々ならぬ探求心と柔軟かつ新鮮な感性を常に保ち続け、それを十全に活かしたまさに結晶と言える彼のギターは、その造作と音響的な完成度の高さで国内の若手製作家のなかでも比肩するもののないアイテムとなっています。現在年間5~6本のペースで製作。2018年にはNHKの人気番組で工房での製作風景が放映された他、2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。
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オルフェオ取材同行記 田邊雅啓編はこちら
〔楽器情報〕
田邊雅啓製作のカスタムモデル‘La Lucia' No.234 2014年製中古が入荷致しました。ある国内プロギタリストの求めに応じて製作されたもので、アントニオ・デ・トーレスを基本構造体としながらも、特に内部構造における細部での大胆な設定が為されています。
サウンドホール下のハーモニックバーの中心の一点に集中するように5本の扇状力木の頂点が置かれ、そこからまさに扇の形に拡がってゆくような配置。これはトーレス以前にイタリアのルイス・パノルモが採用していた力木配置を想起させるものですが、さらに特筆すべきは一番外側の力木が、駒(ブリッジプレート)のエンド部分の位置より木組みされ、ちょうどY字を逆さにしたような二股に枝分かれした特殊な構造で、これは宮大工の助言を得て採用した組み木構造とのこと。そしてボトム部分でその5本の扇状力木をしっかりと受け止める2本のクロージングバーが配置されています。レゾナンスはGの少し下に設定。
古楽器のヴィヴィッドな発音と音響にトーレス的な音色を加味したような響きで、氏の製作したモデルの中でも特殊な一本と言えるでしょう。わずかな傷ありますが年代相応のレベルで修理履歴等もなく、ネック、フレット等の演奏性に関わる部分も問題ありません。糸巻きはライシェルを装着。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 495,000 円
製作家/商品名
:
尾野 薫 Kaoru Ono
モデル/品番 Model/No.
:
100号 ハウザー1世モデル No.122
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
645mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2001年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option
:
軽量ケース付属
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.2mm
〔製作家情報〕
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギターを製作。 その類まれな工作技術と音響に対するセンスは注目を集めており、愛好家達の要望に応えて27歳の時にプロ製作家としての本格的な活動を開始。 同時期にアルベルト・ネジメ(禰寝孝次郎)に師事し、彼からスペインギターの伝統的な工法を学ぶ。 その後渡西しアルベルト・ネジメの師であるグラナダの巨匠アントニオ・マリン・モンテロに製作技法についての指導を受け、 2001年には再びスペインに渡りホセ・ルイス・ロマニリョスの製作マスターコースも受講している。 さらにはマドリッドの名工アルカンヘル・フェルナンデスが来日の折にも製作上の貴重なアドバイスと激励を受ける等、 現代の名工達の製作哲学に直に接し学びながら、スペイン伝統工法を科学的に考察し理論的に解析研究してゆく独自の方法でギターを製作。 日本でのスペイン伝統工法の受容の歴史において、アルベルト・ネジメと並ぶ重要な製作家の一人として精力的な活動を展開している。 その楽器はあくまで伝統的な造りを基本としながら、十分な遠達性、バランス、倍音の統制において比類なく、極めて透徹した美しい響きを備えた、 現在国内のギター製作における最高の成果を成し遂げたものと言える。
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オルフェオ取材同行記 尾野薫編はこちら
〔楽器情報〕
尾野薫 2001年製です。ヘッドデザインはオリジナルですが、内部構造は7本の左右対称の扇状力木にそれをボトム部で受け止めるハの字型のクロージングバー、ブリッジ位置にパッチ板を当てた配置でいわゆるハウザー1世モデルの仕様です。尾野氏の特徴と言える音響バランスはすでに十全に達成されており、経年の弾き込みにより柔らかさと深み、そして温かみが加わり、耳に心地よい響き。レゾナンスはGの少し上に設定されています。ボディが十全にストレスなく響き切る遠達性の高い発音は、この当時として国産ギターにおいては稀有なものと言えます。
表面板全体に細かな弾き傷等ありますが、オリジナルセラック塗装で割れ等の修理履歴はなく良好な状態です。表面板サウンドホール周りにスクラッチガードを装着していた箇所に若干の塗装の色味に違いが生じていますが、大きく外観を損なうものではありません。ネック、フレット、糸巻き等の演奏性に関わる部分での問題ありません。現状でもよく弾き込まれていますが、さらに変化を予感させる一本です。糸巻きはスローン製を装着。
新品定価:¥1,100,000(税込)
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 440,000 円
注文数
:
製作家/商品名
:
アルベルト・ネジメ・オーノ Alberto Nejime Ohno
モデル/品番 Model/No.
:
90号 ブーシェモデル
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2019年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option
:
軽量ケース付属
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸巻き:スローン
〔製作家情報〕
1952年生まれ。1979年にスペインに留学し、グラナダの名工アントニオ・マリンにギター製作を師事。2年に及ぶその期間中彼はほとんど家族の一員のようにして製作を共にし、単に技法の習得だけではなくその土地の文化風土や人間性をも吸収しながらスペインの伝統工法を学んでいます。帰国後に発表した彼の楽器は、感性的な領域にまで深くスペインのニュアンスを染み込ませた逸品として、国内では初めての本格的なスパニッシュギターと評価されるようになります。1988年にはチェコスロバキア・クツナホラ国際ギター製作コンクールにてグランプリを受賞し、国際的にもその実力は高く評価されるようになります。他の追従を許さぬ美しく気品のある外観の仕上がりと、重厚かつ濃密で艶やかな音色と十分な遠達性を備えた作風は近年益々円熟味を加え、師のアントニオ・マリン同様にマニア垂涎の楽器として、現在その評価は不動のものとなっています。また製作と同時に後進の指導や執筆活動にも尽力し、 第一回アマチュアギター製作コンテスト審査員、スペインにて第7回コリアギター講習会参加、ギター製作家in八郷審査員をつとめるなどのほか、雑誌<現代ギター>に「君もギタービルダー」を連載、愛好家からの大きな反響を得て「スペイン式クラシックギター製作法」として書籍化されています。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。
〔楽器情報〕
アルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)製作の90号ブーシェモデル 2019年中古です。いわゆる完全なレプリカではなく、師であるアントニオ・マリンのブーシェモデルを通過してそこにさらに禰寝氏独自の工夫を加えたもので、彼の個性に溢れた素晴らしい一本に仕上がっています。美しいココボロ材を横裏板に使用し、重厚な気品を漂わせた全体の外観がいつもながらに見事。内部構造はオリジナルブーシェを踏襲し、5本の左右対称な扇状力木配置となっており、そのうち両端の2本がサウンドホール下のハーモニックバーをトンネル状に貫通してサウンドホール縁まで伸びています。そしてブリッジ真下位置にはブーシェ的なトランスヴァースバー、また逆にオリジナルブーシェにはないハノ字型のクロージングバーはややブリッジに近い位置で設定されており、レゾナンスはBフラットの少し下に設定。ネック形状はやや厚めのDシェイプタイプ。糸巻はスローン製を装着しています。20フレット仕様。全面セラック塗装。
硬めのたっぷりとした重厚な響きは比類なく、豪放とさえ言いたくなるような非常な迫力で鳴ります。しかしながら同時に各音の分離は明確で音楽的表情も実に繊細で豊か、弾き手のインスピレーションを喚起する、ギターならではの多彩な表現を楽しめます。
表面板全体に細かな弾き傷やスクラッチあとがありますが、総じて浅いもので外観を損なうものではありません。指板の4F付近に小さな凹みがありますが演奏上の支障はありません、またネック、フレット等の演奏性にかかかわる部分の問題もございません。良好な状態の中古になります。
Performance video
×
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: お問い合わせ下さい。
製作家/商品名
:
桜井 正毅 Masaki Sakurai
モデル/品番 Model/No.
:
マエストロ RF MAESTRO RF
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2005年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース黒
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:カシュー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.9mm/6弦 4.7mm
〔製作家情報〕
1944年東京生まれ。1967年上智大学電気電子工学科卒業と同時に、河野ギター製作所に入社し研鑽を積みます。1988年には第4回パリ国際ギター製作コンクールで第1位を獲得しました。その時受賞したモデルと同デザインのものがPC(Paris Competition)モデルとして氏の現在のラインナップの中でも特に人気の一本となっています。
河野賢氏が1998年に亡くなった後は工房を引継ぎ、河野ギターを「桜井・河野」ラベルとして継承しながら、同時に自身のブランド桜井正毅としても精力的に現在も製作を続けています。工作精度が高く、良材を使用した美しい外観はこのブランドの特徴ですが、特に日本人の体格や好みにあった抜群の演奏性と安定感は海外でも絶大な人気を博し、師の河野同様に世界的な名声を獲得しています。
〔楽器情報〕
このブランドの最上位機種 マエストロ-RF の別仕様モデル、状態良好の中古が入荷致しました。
いわゆるレイズドフィンガーボード仕様で12~19フレット部分の表面板を斜めに薄く加工して指板が持ち上がったような形にすることにより、特に12フレット以降の演奏性を向上させること、そしてハイポジションでもクリアーでつやのある音と音量の獲得を意図したモデルです。RFのデザインについては厳密に言えばアメリカの製作家トマス・ハンフリーによって先に実践されていますが(ミレニアムモデルとして知られているもの)、桜井氏のものは内部構造に河野ブランドから続く独自の工夫が見られます。
表面板内部はサウンドホール上に1本、同じく下に2本のハーモニックバー、そしてその下側に木目と同じ方向に等間隔で平行に7本の(扇状)力木が左右対称に配され、その7本の先端を全てボトム部で受け止める1本のハーモニックバー。ブリッジの位置にはちょうど駒板と同じ幅のパッチ板が横幅いっぱいに貼られており、更にその少し下側にももう一本の短いバーが7本の扇状力木のうちセンターの3本と交差するように配置されている構造で、これは河野賢の定型をほぼ踏襲した形となっており、後年のRFモデルとも異なるものとなっています。レゾナンスはGの少し下に設定。
全体に弾き傷等はほんの若干のみで、表面板ブリッジ下1弦側に弦とび跡ありますが割れ等の大きな修理履歴なく、全てオリジナル仕様の良好な状態です。特別仕様のためヘッドシェイプはカタログ掲載のものとは異なりFleta のデザインを想起させるものに変更されています。糸巻はGotoh 510シリーズ マットプレート、白蝶貝ボタン仕様。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 495,000 円
注文数
:
製作家/商品名
:
桜井 正毅 Masaki Sakurai
モデル/品番 Model/No.
:
Concert-J B0527
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2006年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース黒
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:カシュー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.4mm/6弦 4.2mm
〔製作家情報〕
1944年東京生まれ。1967年上智大学電気電子工学科卒業と同時に、河野ギター製作所に入社し研鑽を積みます。1988年には第4回パリ国際ギター製作コンクールで第1位を獲得しました。その時受賞したモデルと同デザインのものがPC(Paris Competition)モデルとして氏の現在のラインナップの中でも特に人気の一本となっています。
河野賢氏が1998年に亡くなった後は工房を引継ぎ、河野ギターを「桜井・河野」ラベルとして継承しながら、同時に自身のブランド桜井正毅としても精力的に現在も製作を続けています。工作精度が高く、良材を使用した美しい外観はこのブランドの特徴ですが、特に日本人の体格や好みにあった抜群の演奏性と安定感は海外でも絶大な人気を博し、師の河野同様に世界的な名声を獲得しています。
〔楽器情報〕
桜井正毅ブランドのラインナップの中ではConcert-Rと並び導入モデルとして位置づけられているものですが、使用材、工作の仕上げから音と演奏性に至るまでブランドのポリシーが行き届いたギター。豊かな鳴り、フィット感の良いネックシェイプ(Dシェイプ)、そして奏者のタッチへの対応範囲が広い発音など、あらゆるギターーユーザーにとっての絶妙の着地点となった演奏性のクオリティはやはり見事なもので、初心者から上級者にまで円満におすすめ出来るギターとなっています。
内部構造は横幅いっぱいに渡されたハーモニックバーがサウンドホール上側に1本、同じく下側に2本、さらにボトム部にも1本が配置されており、また表面板中央部分のみをコントロールするように短いバーも2本設置、そしてそれらとは垂直になるように、表面板の木目に沿って配置された計7本の力木、ブリッジの位置にはちょうど駒板と同じ幅の1枚のプレートが横幅いっぱいに渡って貼られています。力木とバーはそれぞれほぼ等間隔になるように配置されているため、全体としてほぼ碁盤の目になるような配置関係で、これは河野賢以来の基本パターンを踏襲していると言えます。レゾナンスはGの少し上に設定されています。
表面板の特にサウンドホール周辺を中心に弾き傷、打痕、スクラッチ痕はやや多めにありますが割れ等の大きな修理履歴はなく、ネック、フレット等の演奏性に関わる部分も問題ありません。
☆
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 198,000 円
注文数
:
製作家/商品名
:
荒井 勝巳 Katsumi Arai
モデル/品番 Model/No.
:
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
653mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2002年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース黒
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.0mm 余剰:ほぼなし
〔製作家情報〕
1941年茨城県潮来市に生まれる。横尾幸弘氏に師事しギター演奏を学ぶ。横尾氏の紹介で、1962年より黒沢常三郎氏の門下に入りクラシックギター制作を師事、1964年には田崎守男氏の元でクラシックギター制作を学ぶ。1968年独立し、埼玉県戸田市で制作活動を始める。現在は同県加須市に移住し工房を構え製作を続けている。
〔楽器情報〕
荒井勝巳 2002年製中古が入荷致しました。表面板に弾き傷は見られますが、裏板はほぼ無傷に近い状態です。その他は割れ等の履歴はありません。フレット交換履歴あり。ネック裏に凹みが少しありますが演奏上の問題はありません。
☆
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 220,000 円
注文数
:
製作家/商品名
:
朝倉 宏泰 Hiroyasu Asakura
モデル/品番 Model/No.
:
サイモン・マーティーモデル Simon Marty model
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2013年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド/マホガニー South American Rosewood/
付属品 Option
:
HISCOX ハードケース
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:シャートラー
弦 高:1弦 3.2mm/6弦 4.5mm
〔製作家情報〕
埼玉県所沢市に工房を構える製作家。2001年より約4年の間、福岡良兼氏に師事。現代ギター社主催ギター製作コンクール 2010年第2位、2014年第1位を獲得しています。G.スモールマン、S.マーティ、ジョン・ギルバート等の影響を受けた、主としてモダンタイプのギターを製作しており、日本ではまだ珍しいこのジャンルに特化した製作活動を行うルシアーとして近年評価の高まりを見せています。笹久保伸、萩野谷英成ら若手気鋭のギタリストが彼のギターを愛用しています。
〔楽器情報〕
朝倉宏康製作のサイモン・マーティモデル 2013年製中古が入荷致しました。オーストラリアではグレッグ・スモールマンのラティスブレーシング構造によるギターとは別に、もう一つの大きな流れとして製作家のサイモン・マーティが考案したラディアルブレーシング構造のギターが有名ですが、本作は文字通りそのS.マーティによるラディアル構造を踏襲したモデル。ラディアルの名の通り、表面板のブリッジ部を中心にして力木を放射状に配置した構造で、音量の増大、速いレスポンスが得られます。
ブリッジ位置を中心にしてサウンドホール側に向かって5本、ボトム方向に5本、駒板と同じ向きに高音側と低音側にそれぞれ1本ずつの計12本の力木が配置されており、高音側と低音側とでアシンメトリな配置関係になっています。レゾナンスはG~G#に設定。
朝倉氏が製作コンクールで1位を受賞した頃の製作で、工法的に凝っていて製作に手間と難しさがともなうモダンギターをしっかりと作り上げています。力木配置の他にも12フレット以降の演奏性を追求したレイズドフィンガーボード、右肘の安定性に寄与したアームレストの設置、アーチ加工が施された裏板、骨材によるサドルではなく各弦を金属の円柱の上で支えるピンブリッジシステム(これはアメリカの製作家ジョン・ギルバートのギターで有名)などを採用し、それぞれが高度な仕上がり。最大の特徴とされる音量と反応性も不足なく、弦高は高めながら弾き易さを感じさせます。修理履歴はなく、表面板は全体に少々のキズ、塗装のウェザーチェックなどがありますが年代相応のレベル。ネック、フレットなど演奏性に関わる部分の問題もございません。また外観的にもインパクトの強い木材をこのんで使用する朝倉氏だけに、本作での赤みの強い中南米産ローズウッドも印象的。糸巻きはスイスのブランドSchertler製の単式タイプを装着。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 550,000 円
注文数
:
製作家/商品名
:
川田 一高 Kawada Ikkoh
モデル/品番 Model/No.
:
WM No.1202
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2005年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース黒
備考 Notes
:
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:フステーロ
弦 高:1弦 3.5 mm/6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
1948年高知市生まれ。1963年に同地の製作家 田村満氏にギター演奏の手ほどきを受け、同級生の今井博水(のちに製作家として独立)らとギタークラブを結成。1966年高校卒業後に本格的にギター製作を田村満氏に師事、1974年に独立し自らの工房を開設して以来、同地高知市で現在も製作を続けています。
自身のオリジナルモデルの他、ハウザー1世モデル、ブーシェモデル、また表面板力木にワッフル構造を採用した現代的なスタイルでも製作。師の影響もあってかどのモデルでもレスポンスの速さと鳴りの豊かさが特徴であり、また工作精度の高さも特筆すべき点となっています。コンサートギタリストからの信頼も厚く同じ高知県出身の宇高靖人(ex-いちむじん)が愛用しているほか、何人ものプロギタリストが所有しています。
〔楽器情報〕
川田一高製作のモデル W.M 2005年 No.1202 中古良品の入荷です。
この製作家らしい、心地よい発音のレスポンスと明朗でしっかりとした鳴りを備えた一本。ボディシェイプはイグナシオ・フレタのギターを想起させるものがありますが、内部構造は彼が長年取り組んでいるロベール・ブーシェの特徴的構造を独自に発展させたようなものとなっており、完全なオリジナル。
左右対称7本の扇状力木と、その先端をボトム部で受け止める2本のハの字型のクロージングバー。そして駒板位置にはあの有名なトランスヴァースバーが横幅いっぱいに渡って設置され、7本の扇状力木と交差しているのですが、高音側と低音側とでバーの形状を変えて加工されており、川田氏自身の工夫が盛り込まれています。さらにはそのトランスヴァースバーよりもボトム寄りの位置に(駒板とエンドブロックの間)もう一本の短い細いバーが7本の扇状力木のうち真ん中の3本とだけ交差するように設置されています。サウンドホール下に設置されたハーモニックバーには高音側低音側にそれぞれ開口部が設けられ、扇状力木の両端のそれぞれ一本がその下をくぐりぬけてサウンドホール縁まで延伸しており、やはりブーシェ的な配置構造を踏襲しています。レゾナンスはGに設定されています。
表面板向かって右下の膨らみの部分に割れ補修履歴、指板両脇に割れ補修履歴がありますがそれぞれとても丁寧な処置がされており、外観からはほとんど判別できないレベルです。サウンドホール周りとブリッジ下付近に細かな傷、裏板はわずかに衣服の摩擦あとや、演奏時に右ひじを当てる部分に若干の色むらなどがありますが、いずれも外観を損なうほどではありません。ネックは良好な状態、フレットは1~3フレットでほんの若干の摩耗が見られますが、現状で全く問題ございません。指板はほんの少しラウンド加工が施されており、グリップのフィット感に寄与しています。ネック形状は薄めのDシェイプ。糸巻きはフステーロのフレタタイプ。
☆
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 220,000 円
注文数
:
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