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国産クラシック 中古   写真をクリックするとさらに大きなカタログ写真が表示されます。
製作家/商品名 田邊 雅啓 Masahiro Tanabe
品番 Number 60号 ハウザーモデル 左用
005_02_tanabe_02_210
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2010年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
備考 Notes ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸巻き:スローン
弦 高:1弦 2.8mm/6弦 3.7mm

〔製作家情報〕
1974年群馬県生まれ。幼少の頃より音楽と工作に深い興味を持ち続け、20歳の時にクラシックギターの製作を志す。 法政大学卒業と同時に製作家の石井栄に師事し、同工房にて自作品として140本近くを製作。その後2001年に渡欧して各地の弦楽器工房を訪問した際に、スペインの名工ホセ・ルイス・ロマニリョスのマスタークラスに参加し、スペインギターの伝統的な製作方法に触れたことで自らの方向性を確信するに到ります。 帰国後に栃木県足利市に独立して工房を構え、ロマニリョスのマスタークラスで出会った尾野薫にアドバイスを受けながら製作研究に一年余を費やし、 2002年にその後の彼のメインモデルの一つとなるロマニリョスモデルを発表。 その後2004年に再度渡西した折には、同地の名工達の工房を訪ね更に見識を深め、特にアルカンヘルからは助言と共にその製作姿勢に多大な影響を受けています。 師の教えを実直に守りながらひたすらに良い音を求めるその製作態度ゆえ、年間本数がわずか5~7本限られるため、現在新作が最も待ち望まれる製作家の一人となっています。 2018年にはNHKの人気番組で工房での製作風景が放映された他、 新聞や海外のギター専門誌からの取材オファーを受けるなどメディアからも注目されている。


〔楽器情報〕
60号ハウザー1世モデルの2010年製中古、左利き用のカスタムオーダーモデルとなります。内部構造はハウザー1世セゴビアモデルの基本構造で左右対称の7本の扇状力木とそれをボトム部で受け止める2本のクロージングバー、そして駒真下位置に貼られたパッチ板という配置。レゾナンスはG#の少し下に設定。

表板はサウンドホール周辺と指板脇を中心に全体に細かなキズ有りますが、外観を損なうものではなく、10年を経過したモデルとしては相応の状態と言えるでしょう。またネック裏にも細かい傷がありますが、横裏板には殆どなく、割れ等の修理履歴もありません。ネック、フレット等の演奏性に関わる部分も問題ありません。糸巻きはスローンを装着。ネックシェイプは角をゆるかカーブさせたDシェイプタイプで厚みは普通、握った感触はむしろCシェイプのラウンドタイプに近い感覚です。

※ネックの差し込み角度が左利き用に低音から高音側に掛けての傾斜が設定されており、右利き用としての使用は若干難がございます。あらかじめご承知おきください。ラベルの年式と製作番号に英国の通貨ポンドの記号が使われていますが、此れは田邉氏が当時使用していたタイプライターに「1」がなく、代用として使用したものとのこと。



定価(税込) : お問い合わせ下さい。 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 田邊 雅啓 Masahiro Tanabe
品番 Number ロマニリョスモデル
005_02_tanabe_02_218
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2018年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
備考 Notes ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン


〔製作家情報〕
1974年群馬県生まれ。幼少の頃より音楽と工作に深い興味を持ち続け、20歳の時にクラシックギターの製作を志す。 法政大学卒業と同時に石井栄に師事して製作技法を学び、同工房にて自作品として140本近くを製作。 その後2001年に渡欧して各地の弦楽器工房を訪問すると共に、ホセ・ルイス・ロマニリョスのマスタークラスに参加し、 スペインギターの伝統的な製作方法に触れたことで自らの方向性を確信する。 帰国後に栃木県足利市に独立して工房を構え、マスタークラスで出会った尾野薫にアドバイスを受けながら製作研究に一年余を費やし、 2002年にその後の彼のメインモデルの一つとなるロマニリョスモデルを発表。 その後2004年に再度渡西した折には、同地の名工達の工房を訪ね更に見識を深め、特にアルカンヘルからは助言と共にその製作姿勢に多大な影響を受けている。 師の教えを実直に守り、ひたすらに良い音を求めるその製作態度を貫き、年間わずか5~7本前後と製作本数が限られるため、現在新作が最も待ち望まれる製作家の一人である。 どんな細部も揺るがせにしない緻密で繊細な手と、持って生まれたしなやかな感性で製作された彼の楽器は、 伝統に深く立脚しながらも新たな音響のニュアンスを感じさせる作品として高く評価され、2018年にはNHKの人気番組で工房での製作風景が放映された他、 新聞や海外のギター専門誌からの取材オファーを受けるなどメディアからも注目されている。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。

〔楽器情報〕
田邊雅啓 ホセ・ロマニリョスモデル 2018年製作の中古が入荷致しました。
内部構造はサウンドホール上下のハーモニックバーを垂直に貫くようにサウンドホール左右両側それぞれ2本の力木が平行に配され、扇状力木は左右対称に7本を配置、それを胴底部分でハの字型に受け止めるクロージングバーに駒板の丁度真下の位置にはパッチ板が貼られているという配置で、ホセ・ルイス・ロマニリョス著「Making a Spanish Guitar」の中ではPlan1として掲載されているものと同じ。オリジナルを忠実に規範としています。レゾナンスはF#の少し上に設定されています。重心の低い、堂々とそして凛とした低音の響き、しっかりと内声を浮き立たせる中低音、透明でやはり凛とした美しい高音それぞれのバランスが生み出す音響が大変に魅力的で、ロマニリョスにつつましく華やかな表情を加味したかのような田邊氏ならではの味わいが素晴らしい一本です。鳴りの豊かさ、ストレスのない発音も心地よく、弦の張りも中庸なので両手共に余計な力を入れずに弾ける感覚があります。ネックシェイプは通常の厚みで加工されたDシェイプ。

表面板の特にサウンドホール周辺に長めやや深いスクラッチ傷、またネック裏も演奏時の親指のスクラッチ痕が多くあります。横裏板は演奏時の衣服の摩擦傷が若干あります。割れ等の修理履歴はなく、ネック、フレット、糸巻き等の演奏性に関わる部分での問題もございません。


品切れ 定価(税込) : お問い合わせ下さい。 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 尾野 薫 Kaoru Ono
品番 Number 100号 ハウザー1世モデル No.122
005_03_OnoK_02_201
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2001年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
備考 Notes 〔製作家情報〕
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギターを製作。 その類まれな工作技術と音響に対するセンスは注目を集めており、愛好家達の要望に応えて27歳の時にプロ製作家としての本格的な活動を開始。 同時期にアルベルト・ネジメ(禰寝孝次郎)に師事し、彼からスペインギターの伝統的な工法を学ぶ。 その後渡西しアルベルト・ネジメの師であるグラナダの巨匠アントニオ・マリン・モンテロに製作技法についての指導を受け、 2001年には再びスペインに渡りホセ・ルイス・ロマニリョスの製作マスターコースも受講している。 さらにはマドリッドの名工アルカンヘル・フェルナンデスが来日の折にも製作上の貴重なアドバイスと激励を受ける等、 現代の名工達の製作哲学に直に接し学びながら、スペイン伝統工法を科学的に考察し理論的に解析研究してゆく独自の方法でギターを製作。 日本でのスペイン伝統工法の受容の歴史において、アルベルト・ネジメと並ぶ重要な製作家の一人として精力的な活動を展開している。 その楽器はあくまで伝統的な造りを基本としながら、十分な遠達性、バランス、倍音の統制において比類なく、極めて透徹した美しい響きを備えた、 現在国内のギター製作における最高の成果を成し遂げたものと言える。

〔楽器情報〕
尾野薫 2001年製です。ヘッドデザインはオリジナルですが、内部構造は7本の左右対称の扇状力木にそれをボトム部で受け止めるハの字型のクロージングバー、ブリッジ位置にパッチ板を当てた配置でいわゆるハウザー1世モデルの仕様です。尾野氏の特徴と言える音響バランスはすでに十全に達成されており、経年の弾き込みにより柔らかさと深み、そして温かみが加わり、耳に心地よい響き。レゾナンスはGの少し上に設定されています。ボディが十全にストレスなく響き切る遠達性の高い発音は、この当時として国産ギターにおいては稀有なものと言えます。

表面板全体に細かな弾き傷等ありますが、オリジナルセラック塗装で割れ等の修理履歴はなく良好な状態です。表面板サウンドホール周りにスクラッチガードを装着していた箇所に若干の塗装の色味に違いが生じていますが、大きく外観を損なうものではありません。ネック、フレット、糸巻き等の演奏性に関わる部分での問題ありません。現状でもよく弾き込まれていますが、さらに変化を予感させる一本です。糸巻きはスローン製を装着。

新品定価:¥1,100,000(税込)

定価(税込) : お問い合わせ下さい。 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 アルベルト・ネジメ・オーノ Alberto Nejime Ohno演奏動画あり
品番 Number 90号 ブーシェモデル
005_04_nejime1_02_219
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2019年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
備考 Notes ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸巻き:スローン


〔製作家情報〕
1952年生まれ。1979年にスペインに留学し、グラナダの名工アントニオ・マリンにギター製作を師事。2年に及ぶその期間中彼はほとんど家族の一員のようにして製作を共にし、単に技法の習得だけではなくその土地の文化風土や人間性をも吸収しながらスペインの伝統工法を学んでいます。帰国後に発表した彼の楽器は、感性的な領域にまで深くスペインのニュアンスを染み込ませた逸品として、国内では初めての本格的なスパニッシュギターと評価されるようになります。1988年にはチェコスロバキア・クツナホラ国際ギター製作コンクールにてグランプリを受賞し、国際的にもその実力は高く評価されるようになります。他の追従を許さぬ美しく気品のある外観の仕上がりと、重厚かつ濃密で艶やかな音色と十分な遠達性を備えた作風は近年益々円熟味を加え、師のアントニオ・マリン同様にマニア垂涎の楽器として、現在その評価は不動のものとなっています。また製作と同時に後進の指導や執筆活動にも尽力し、 第一回アマチュアギター製作コンテスト審査員、スペインにて第7回コリアギター講習会参加、ギター製作家in八郷審査員をつとめるなどのほか、雑誌<現代ギター>に「君もギタービルダー」を連載、愛好家からの大きな反響を得て「スペイン式クラシックギター製作法」として書籍化されています。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。

〔楽器情報〕
アルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)製作の90号ブーシェモデル 2019年中古です。いわゆる完全なレプリカではなく、師であるアントニオ・マリンのブーシェモデルを通過してそこにさらに禰寝氏独自の工夫を加えたもので、彼の個性に溢れた素晴らしい一本に仕上がっています。美しいココボロ材を横裏板に使用し、重厚な気品を漂わせた全体の外観がいつもながらに見事。内部構造はオリジナルブーシェを踏襲し、5本の左右対称な扇状力木配置となっており、そのうち両端の2本がサウンドホール下のハーモニックバーをトンネル状に貫通してサウンドホール縁まで伸びています。そしてブリッジ真下位置にはブーシェ的なトランスヴァースバー、また逆にオリジナルブーシェにはないハノ字型のクロージングバーはややブリッジに近い位置で設定されており、レゾナンスはBフラットの少し下に設定。ネック形状はやや厚めのDシェイプタイプ。糸巻はスローン製を装着しています。20フレット仕様。全面セラック塗装。

硬めのたっぷりとした重厚な響きは比類なく、豪放とさえ言いたくなるような非常な迫力で鳴ります。しかしながら同時に各音の分離は明確で音楽的表情も実に繊細で豊か、弾き手のインスピレーションを喚起する、ギターならではの多彩な表現を楽しめます。

表面板全体に細かな弾き傷やスクラッチあとがありますが、総じて浅いもので外観を損なうものではありません。指板の4F付近に小さな凹みがありますが演奏上の支障はありません、またネック、フレット等の演奏性にかかかわる部分の問題もございません。良好な状態の中古になります。



品切れ 定価(税込) : お問い合わせ下さい。 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 アルベルト・ネジメ・オーノ Alberto Nejime Ohno
品番 Number 80号 オリジナルモデル
005_04_nejimeA2_02_220
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2020年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides ブビンガ単板 Bubinga
備考 Notes ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸巻き:スローン(つまみ:スネークウッド)
弦 高:1弦 3.1mm/6弦 4.1mm


〔製作家情報〕
1952年生まれ。1979年にスペインに留学し、グラナダの名工アントニオ・マリンにギター製作を師事。2年に及ぶその期間中彼はほとんど家族の一員のようにして製作を共にし、単に技法の習得だけではなくその土地の文化風土や人間性をも吸収しながらスペインの伝統工法を学んでいます。帰国後に発表した彼の楽器は、感性的な領域にまで深くスペインのニュアンスを染み込ませた逸品として、国内では初めての本格的なスパニッシュギターと評価されるようになります。1988年にはチェコスロバキア・クツナホラ国際ギター製作コンクールにてグランプリを受賞し、国際的にもその実力は高く評価されるようになります。他の追従を許さぬ美しく気品のある外観の仕上がりと、重厚かつ濃密で艶やかな音色と十分な遠達性を備えた作風は近年益々円熟味を加え、師のアントニオ・マリン同様にマニア垂涎の楽器として、現在その評価は不動のものとなっています。また製作と同時に後進の指導や執筆活動にも尽力し、 第一回アマチュアギター製作コンテスト審査員、スペインにて第7回コリアギター講習会参加、ギター製作家in八郷審査員をつとめるなどのほか、雑誌<現代ギター>に「君もギタービルダー」を連載、愛好家からの大きな反響を得て「スペイン式クラシックギター製作法」として書籍化されています。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。

〔特徴〕
アルベルト・ネジメ・オーノ製作のアウラショップオリジナルモデル2020年中古です。太めに加工された7本の左右対称な扇状力木配置となっており、駒真下部分に横に配置されるいわゆるトラヴェルソバーはなく、ハノ字型のクロージングバーがボトム部ではなく駒板に近い位置に配置されるなど、師であるアントニオ・マリンのブーシェモデルとは異なるコンセプトで作られています。レゾナンスはAに設定されています。

この製作家ならではの硬めのたっぷりとした重厚な響きはやはり比類なく、音楽的な表情も実に豊か。響きは重厚ながら各音は粒立ちがはっきりとして、やや乾いた抜けるような明るい発音はやはりグラナダの影響を思わせる非常な魅力を備えています。ネックデザインはDシェイプタイプでフラットな形状で作られており、適切な弦高など奏者がストレスを感じることなく演奏ができるような設定となっているのも嬉しいところ。当店オリジナルモデルとして最高級の表面板と、横裏板材にはこのブランドとしては珍しく、特徴的な木目で桃色をしたブヒンガ材を使用しており、セラックニス仕上げによりその対比がとても個性的な美しさを際立たせています。

表面板に若干の細かな弾き傷があるほかは全体に非常に綺麗な状態です。音もまだ若く、今後もかなり弾き込んでゆける個体です。糸巻きはスローン製を装着。20フレット仕様。

定価(税込) : お問い合わせ下さい。 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 久保 津奈夫 Tsunao Kubo
品番 Number 60号 No.55
005_06_kubo_02_213
弦長 Scale Length 630mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2013年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
備考 Notes ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 3.8mm

〔製作家情報〕
高校時代よりギターの演奏に親しみ、20歳の時ギター製作家を志し、池袋の工房にて野上三郎氏に師事。その後1979年に独立、アントニオ・マリンの弟子のアルベルト・ネジメ氏より製作上の貴重なアドバイスを得えて、郷里長野にて製作を開始しました。以後も理想の楽器を求め、世界中の名器を研究し続けています。その積年の研鑽は、スパニッシュギターの伝統をその土台としながら、製作家独自の世界観を感じさせる、滋味豊かな音色と、それをそのまま姿にしたような繊細で渋い外観を備えたギターとして結実。現在年間製作本数は3本前後という寡作家。

〔楽器情報〕
トーレスモデル 630mmスケール仕様、2013年製中古です。温かみのある渋めな音色で繊細な表情も備えており、また630mmスケールながら十分に深く力強く響きます。トーレスモデルとなっていますが、実際には製作家独自の意匠が施されたものとなっており、特に口輪とヘッドのデザインとその細工は精緻を極めると同時に彼の卓越した審美センスが表れ、外観全体の落ち着いた品格に寄与しています。製作家独自の調合によるセラック塗装もまた実に美しい質感を備え、まるで上質なアンティーク家具さえも思わせるようなほのかな飴色。氏は自身のラインナップをトーレスモデルで統一していますが、その仕様はデザイン、力木配置など1本ごとに異なり、それぞれが実は個性の異なる仕上がりとなっているところも魅力でしょう。本作は7本の左右対称の扇状力木で、センターの1本を除いて高音側低音側のそれぞれ3本がサウンドホール下のハーモニックバーを貫通しサウンドホールの両側に貼られたプレート板に到達するように延伸しており、逆側のボディボトム部はハの字型のクロージングバーを配置し7本を受け止める形。ネックは普通の厚みのフラットなD-シェイプタイプ。レゾナンスはG~G#の少し下に設定されています。糸巻きはスローン製を装着しています。

表面板低音側 指板脇部分から表面板ボトム部まで一直線に生じた割れを補修しておりますが、こちらは大変に丁寧で適切な処置が施されており一見したところでは判別できないほどです。 その他は全体に傷はほんのわずかで、ネック、フレット等の演奏性に関わる部分の問題も全く御座いません。

新入荷 定価(税込) : お問い合わせ下さい。 販売価格(税込) :  308,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 桜井・河野 Sakurai Kohno
品番 Number Special
005_10_sakuraiK_02_204
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2004年
表板 Top 松単板 spruce
裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
備考 Notes ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:カシュー
糸 巻:ゴトー
ナット、サドル:象牙
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.0mm


〔製作家情報〕
1926年茨城県水戸に生まれる。
1948年3月東京高等工芸学校木材工芸科(現千葉大学建築科)卒業と同時にギター製作を開始。1960年5月スペインに渡りギター製作を学ぶ。1967年9月ベルギーに於ける国際ギターコンクールで金メダル受賞。
日本における高級ギター製作のパイオニア的存在であり、当時も今も非常にファンの多い国内ブランドです。高い工作精度による美しい外観、弾き易く常に安定感があり、また何よりも日本人の嗜好に音色と演奏性の両面で合致したギターは、海外からも国産ブランドの筆頭として高い評価を得ています。

1998年に亡くなった後は桜井正毅氏が工房を引継ぎ、河野ギターを「桜井・河野」ラベルとして継承しながら、同時に自身のブランド桜井正毅としても精力的に現在も製作を続けています。

〔楽器情報〕
桜井・河野ラベルによるモデル Special 2004年製の中古が入荷致しました。師である河野ブランドのコンセプトを踏襲しながら、より現代のギターマーケット需要に適応し、理論的にも更に高度に洗練させて構築したようなモデル。特に1980年代以降の河野ギターの特徴である、右手タッチのミートポイントの広さとストレスのない発音、そして広い指向性をもった豊かな音量は十全に継承され、物理的な弾き易さもあいまってあらゆるジャンルのプレイヤーにも対応できる演奏性を確立しています。

内部構造は河野賢が確立した構造理論をさらに推し進め、より複雑なものになっています。基本的に表面板の木目に対しほぼ平行の方向と直角に交わる方向とに設置された力木とバーとで成り立っており、全体的に四角形を基本とした幾何学模様的な配置ですが、若干高音側と低音側とで配置に変化を持たせてそれぞれの音響的特性を追求したものになっています。レゾナンスはGに設定されています。ペオネスは表板裏板とも蛇腹タイプのものを使用。

全体的に細かなスクラッチ傷、打痕、摩擦痕などありますが年代相応のレベルと言えます。ボディ内部の裏板とネックヒールとの接着部分に接着補修履歴があります。その他はフレット、ネック、糸巻き等演奏性に関わる部分での問題はなく全体的に良好な状態。塗装はオリジナルのカシュー仕様。糸巻きはゴトー製を装着しています。当時河野ブランド推奨の純正ハードケース付き。



新入荷 定価(税込) : お問い合わせ下さい。 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 荒井 勝巳 Katsumi Arai
品番 Number
005_araiK_02_177
弦長 Scale Length 660mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 1977年
表板 Top 杉単板 Ceder
裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian rosewood
備考 Notes ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:カシュー/セラック
糸 巻:ゴトー(40mm)
弦 高:1弦 2.9mm/6弦 3.1mm


〔製作家情報〕
1941年茨城県潮来市に生まれる。横尾幸弘氏に師事しギター演奏を学ぶ。横尾氏の紹介で、1962年より黒沢常三郎氏の門下に入りクラシックギター制作を師事、1964年には田崎守男氏の元でクラシックギター制作を学ぶ。1968年独立し、埼玉県戸田市で制作活動を始める。現在は同県加須市に移住し工房を構え製作を続けている。

〔楽器情報〕
1977年製作。印象的な濃い赤色をした表面板はおそらくウェスタンレッドセダー材を使用。内部構造はサウンドホール下のハーモニックバー中央から高音側に斜めに伸びるもう一本のバー、6本の扇状力木は表面板のセンター部分に配置された一本を境に高音側に2本、低音側に3本、ボトム部のハノ字型のクロージングバー、駒板と同じ位置にプレートが貼られているという全体の配置で、アグアドの構造を想起させるもの。レゾナンスはG#に設定されています。660mmスケールで杉材仕様の楽器というと迫力のある艶やかな響きを想像させますが、当器はむしろ響きは慎ましく、音色も渋めで角の取れた音像で、全体に落ち着いた印象。ネックシェイプはかなりフラットに加工されたDシェイプタイプでがっしりとした握り心地。

割れ等の大きな修理履歴はなく、年代考慮すると傷も少なめです。ネック、フレット等演奏性に関わる部分も問題ありません。表面板は件年の変化で微妙な凹凸がやや見られます。軽量ケース(セミハードケース)付属。

定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  198,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 本間 廣明 Hiroaki Honma
品番 Number No.12076
005_honmaH_02_219
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2019年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
備考 Notes ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸巻き:シャートラー
弦 高:1弦 2.6mm/6弦 3.7mm

〔製作家情報〕
1949年生まれ。1971年に中出敏彦の工房に弟子入りし製作の基礎を学ぶ。その後1977年に河野ギター製作所に入所、同所で仕上げ部門を担当する。1年後の
1978年よりフランスに渡り、3年間を古楽器工房にてギター製作を学ぶ。1999年から10年間大手楽器店でリペアマンとして従事、楽器製作も並行して続けながら、古今の名品を数多く修繕する機会を得る。現在は独立し東京の工房にてギター製作を続けている。伝統的なスパニッシュスタイルのギターからラティス構造のモダンなタイプのモデルまで、リペアマンとしての経験を活かした幅広いラインナップを展開している。

〔楽器情報〕
本間廣明製作の2019年製カスタムモデル中古です。ラティス(格子状)構造のブレーシングによるギターで、指板は高音側だけレイズド仕様、ボディ下部の低音側にはアームレストを装着したいわゆるモダンタイプのモデルとなっています。3本×3本で合計6本の格子状力木に加え、サウンドホール高音側からボディのボトム部まで真直ぐに、格子を貫くように伸びるもう一本の力木が配置されています。本家のオーストラリア製のギターのような重く加工されたボディではなく、音量は豊かですが響きはオーソドックスな印象。レゾナンスはF#の下に設定されています。ネックはかなりフラットに加工されたDシェイプタイプ、20F仕様、ゴルペ板装着、スイスのブランド、シャートラー社製の単式型糸巻を装着しています。

横板ネックヒール部分とくびれ部分に補修履歴あり。表板ブリッジ下とブリッジ横高音側に塗装補修跡があります。

ラベルには1987年と記載してありますが、これは裏板の加工年を表すもので完成はカスタムオーダーで2019年となります。

定価(税込) : お問い合わせ下さい。 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 一柳 一雄 Kazuo Ichiyanagi
品番 Number No.30
005_ichiyanagiK_02_191
弦長 Scale Length 652mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 1991年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
備考 Notes 〔製作家情報〕
1941年生まれ。青年期にいくつかの楽器メーカーや製作者の所で働き、27歳の時独立し自らのラベルでの製作を開始。その後は名古屋郊外に構えた工房で50年余に渡り、マヌエル・ラミレス、ヘルマン・ハウザー、ホセ・ルイス・ロマニリョス等の名器の研究をもとに製作を続けています。

〔楽器情報〕
1991年製作のNo.30 美品中古の入荷です。一柳氏の実直な姿勢が円満に体現された仕上がりで、音量、音色、演奏性、外観の仕上がり全てにおいて不足がありません。温かみのあるふくよかな響きは弾き易さと相まって心地よく、初心者にもお勧めしたい一本。製作から30年が経過していますが、ブリッジ下の弦交換時の物と思われる細かなキズとサウンドホール付近に若干見られる細かな弾き傷のほかは大変に綺麗に保たれており、まさに美品といえる状態です。糸巻はGotoh製。ハードケース付属。

定価(税込) : お問い合わせ下さい。 販売価格(税込) :  187,000 円
注文数 :   


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