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トップ > ギターカテゴリー > 国産フラメンコ 中古
国産フラメンコ 中古   写真をクリックするとさらに大きなカタログ写真が表示されます。
製作家/商品名 松井 啓泰 Hiroyasu Matsui
モデル/品番 Model/No. M-40
005_matsuiH_01_216
弦長 Scale Length 652mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2016年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option ハードケース 黒
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:後藤
弦 高:1弦 1.9mm/6弦  2.5 mm

〔製作家情報〕
1981年生まれ。製作家の松井邦義(1950~)は父にあたる。早くからギターに興味を持ち、父の指導を受けて楽器製作を開始。2013年より自身のラベルによるモデルを発表。スペインヴィンテージに傾倒した父親の影響を受けて、自身もそうした先人たちに範をとったギターを製作している。またこちらも父親譲りの細かなところまで手の行き届いた端正な造りは、日本のユーザーの嗜好と合致し、リーズナブルな価格設定と併せて人気のブランドとなっています。

〔楽器情報〕
松井啓泰 M-40 2016年製 美品中古の入荷です。とても上質な材が選定されており、特に横裏板のマダガスカルローズウッドはこの価格帯のモデルとしては極めてハイグレードなものを使用しています。内部構造は表面板中央に寄り添うように配された左右対称5本の扇状力木とボトム部でそれを受けとめる2本のクロージングバー、駒板位置には横幅いっぱいに渡ってパッチ板が貼り付けられているという配置で、サントス・エルナンデスやマルセロ・バルベロといったスペインの名工たちの影響が垣間見える。レゾナンスはGの少し上に設定されています。

表面板はセラック、横裏板はカシュー塗装仕上げとなっており、木の質感が感じられるほどに薄く繊細な感触。響きはすっきりしていながら芯があり、音量も不足ありません。表面板はセパレートタイプのゴルペ板が装着されており、フラメンコとして使用されていたため弦高もギリギリまで低く設定、加えてCラウンドタイプのネックはグリップ感が良く左手がとても押さえやすく感じます。

全体にほぼ無傷に近い新品同様ともいえる状態。ネック、フレット等の状態も問題なく、中古として非常に良品となっています。


定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  275,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 禰寝 碧海 Marin Nejime
モデル/品番 Model/No. フラメンコ オリジナルモデル
012_04_nejime2_02_218
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 JAPAN
製作年 Year 2018年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides シープレス単板 cypress
付属品 Option スーパーライトケース 黒
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.1mm/6弦 3.1mm

〔製作家情報〕
禰寝碧海(ネジメ マリン)1986年生まれ。アルベルト・ネジメ・オーノの名称でギター製作を行っている禰寝孝次郎氏の息子。父、孝次郎氏の影響下のもと幼少より音楽と工作に興味を持ち、2009年自由学園を卒業後本格的にギター製作の道を進むことを決意します。何度かの訪西の後、2012年9月には長期間グラナダに滞在し、父の師匠でもある名工アントニオ・マリン・モンテロに師事。スペインの伝統工法に立脚した製作法で、そこに瑞々しく個性的な音響的特性を盛り込んだ彼の楽器は、実に新鮮な感覚にあふれたものとなっており、1本として同じものがありません。また造作と塗装の精度の高さと美しい仕上がりも父と師匠とに劣らぬ素晴らしいもので、外観のこの上ない凛とした気品に結実しています。

海外でも高い評価を得ており、2017年にはグラナダの国際ギターフェスティバルの製作コンクールで入賞。現在は年に5~6本前後のペースで製作。左記のグラナダ製作コンクール入賞モデルの他、オリジナルモデル、そしてダニエル・フレドリッシュモデルなどがあり、それぞれが個性的な特徴を備え、ギターファンからの評価も益々の高まりを見せています。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。
オルフェオマガジン「日本の製作家」特集掲載号 オンラインショップ商品ページはこちら

オルフェオ取材同行記 栗山大輔、清水優一、禰寝碧海編はこちら


〔楽器情報〕
禰寝碧海 2018年製作のフラメンコ ブランカ(白)オリジナルモデルUsed の入荷です。
松材かと見紛うばかり の非常に目の詰まった、完全な柾目のシープレスを使用しており(碧海氏いわくスパニッシュシープレスではなく北米産のものとのこと)、このブランドならではの繊細な意匠、艶やかな質感のセラックニスで仕上げられた外観は慎ましくも端然として、これがまずはこの楽器の非常な魅力となっています。

発音の反応から終止までの音密度が維持されており、指と音とがほとんど完全にシンクロするかのようで、弾くだけで自然にドライブ感とうねりを生み出してゆきます。スタッカートやマルカートにおける瞬発力、音量のダイナミズムと迫力なども不足ありません。

いかにもフラメンコ的な輪郭のはっきりした音像ですが、一つ一つの音には柔らかな質感があり、明るすぎず落ち着いた表情。グラナダ的な清冽な響きとは異なるこの音色におけるキャラクターが十全にフラメンコ的な身振りの中に立ち現れると何とも独特の佇まいとなり、どこか無国籍的なニュアンスさえ包含していることは碧海氏の巧まざる個性と言えるものでしょう。

内部構造はサウンドホール上下1本ずつのハーモニックバーと、左右対称5本のほぼ平行に近い角度で配置された扇状力木、ボトム部にはハの字型に配された2本のクロージングバーという全体の構造。レゾナンスはG♯の少し下で、重心をあまり低くしない設定。

割れなどの修理履歴は無く、数か所に浅く細かなスクラッチや打痕等があるのみで綺麗な状態です。ネックは真っ直ぐでフレットも適正値を維持しています。ネックは薄めのCシェイプ、弦高は2.1/3.1mm(1弦/6弦 12フレット上)で設定されていますがサドルに1.0~1.5mmの余剰ありますのでさらに弦高を低く設定することも可能です。糸巻きは後藤製を装着しておりこちらも機能性に問題ありません。


新入荷 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 アリア ARIA
モデル/品番 Model/No. AC-150F
012_ARIA_02_AC150
弦長 Scale Length 652mm
国 Country 日本 JAPAN
製作年 Year
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides シープレス単板 Cypress
付属品 Option ギグ・バッグ(ARIA ABC300CF BK)
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:ヴァンゲント
弦 高:1弦 2.8mm/6弦 3.5mm

[ブランド情報]
1956年創業の荒井貿易株式会社(ARAI & CO., INC)による自社ブランド。1960年よりアコースティック、クラシックを中心に展開を始め、ビギナー~ミドルクラスのモデルラインナップに特化して製品を開発。クラシックでは本場スペイン製シリーズも並行してカタログ化しており、ビギナークラスにスパニッシュギターの品質を浸透させた功績は大きいと言えます。その後もスペインを中心とする海外製作家の高級手工モデルの輸入と紹介にも努め、日本でのギター文化の素地を作り上げました。

[楽器情報]
Aria AC150F フラメンコモデル中古の入荷です。スペイン製のAria concertシリーズの一本で、当時20万で販売されていたモデル。表面板松、横裏板シープレスのオール単板仕様。明るく、ストレスのない解放的な音で機能的にも弾きやすく(ネックシェイプは薄めのDシェイプ)、フラメンコのニュアンスも不足なく備わっており入門用としておすすめの一本です。

程よく弾き込まれており、表面板は大小の打痕が散在し、指板脇高音側には割れ履歴があります(ボディ内側のちょうど割れの部分は補強板やネック脚で固定されており、現状で問題はありません)。また裏板は数か所の打痕等ありますが、楽器全体的にはフラメンコモデルの中古としてはきれいな状態です。横板低音側の下部ふくらみのところにおそらく衝撃による3センチほどの亀裂が見られますが、実際に割れには至っておらず現状そのままでのお渡しとなります。ネックはやや順反りですが問題のないレベル。フレットは適正値を維持しています。弦高は現在値で2.8/3.5mm(1弦/6弦 12フレット上)ですが、サドルに2mmほどの調整余地がありますのでさらに低く設定することも可能です。前オーナーによりゴルペ板は2重に貼られています。糸巻きはオランダのヴァンゲント製。ARIA ABC300CF ギグバッグ付属。   




新入荷 定価(税込) : 165,000 円 販売価格(税込) :  66,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 中山 昇 Noboru Nakayama
モデル/品番 Model/No.
012_NakayamaN_02_209
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2009年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides シカモア単板 Sycamore
付属品 Option セミハードケース
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 3.0mm

[楽器情報]
ジャパンヴィンテージの最重要ブランドとされる中出阪蔵(1906~1933)の工房に入りスタッフとして製作を学んだ中山昇のフラメンコギター 2009年製Usedの入荷です。表面板松、横裏板シカモア材のオール単板仕様。ラベルには160の数字がスタンプされていますがモデル名かシリアルNo.かどうかは不明。左右対称7本の扇状力木と2本のクロージングバーそして駒板の位置にパッチ板が貼られているオーソドックスな設計で、ボディは軽く、ネックの角度と演奏性、発音の乾いた感触など、入門用フラメンコとしてまずは不足のない仕上がりとなっています。師匠譲りともいえる中低音から低音のふっくらとした響きはもしかしたらフラメンコとしては柔らかすぎる向きもありますが、独特の魅力があります。

表面板ゴルペの縁部分などサウンドホール周りに特に弾き傷等はありますが、その他は年代相応なレベルです。割れなどの大きな修理履歴はなくネック、フレット、糸巻等の演奏性に関わる部分も問題ありません。ネックシェイプは普通の厚みのDシェイプ。ボディレゾナンスはE~Fとなっています。

品切れ 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  55,000 円

製作家/商品名 横尾 真人 Mahito Yokoo
モデル/品番 Model/No. No.30 Flamenco DT
012_yokooM_02_215
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2015年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides シープレス単板 Cypress
付属品 Option ハードケース
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:カシュ―
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 3.0mm

[製作家情報]
横尾真人は1975年埼玉県生まれ、父親は同じくギター製作家であった横尾俊佑(1946~2023)。高等技術専門学校の木工工芸科で学んだあと、1997年より父の下でギター製作の修行を始めます。2002年には世界的名工のホセ・ルイス・ロマニリョスが主宰する製作講習会に参加するため渡西、本場スペインの工法を学び帰国後も研鑽を積んだのち2008年より自身のラベルでオリジナルのギター製作を開始、現在に至ります。

[楽器情報]
横尾真人製作のNo.30 フラメンコモデル 2015年製Usedの入荷です。同じNo.30でのクラシックモデルと並んでこのブランドのフラッグシップモデルとして認知されてきたギターです。発売当時30万という手工品としてはリーズナブルな価格設定ながら、フラメンコとしての音響と機能性において不足のない仕上がり。内部構造はサウンドホール上側に長短2本、下側には1本のハーモニックバー、左右対称5本の扇状力木に2本のクロージングバー(ボトム部でお互いの頂点が完全に接して閉じている)。十分な音量、やや乾いた明るい音色、素早い音の反応性などフラメンコにふさわしい響きを有しており、通常の厚みのDシェイプネックに弦高の設定も適正なので演奏性も問題ありません。ただしややエコー感のある響きはこのジャンルのユーザーには好みが分かれるところですが、それゆえにこそ南米音楽など他ジャンルのギタリストによる使用率も高いモデルとなっています。

表面板ゴルペ板上のスクラッチ傷のほかは全体に小さな傷が数か所のみの良好な状態。割れ等の修理履歴もなく、ネック、フレット、糸巻等の演奏性に関わる部分も問題ありません。ナットは合成樹脂製のものに交換されています。

定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  154,000 円
注文数 :   


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