ギターショップアウラ
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製作家/商品名 アントニオ・マリン・モンテロ Antonio Marin Montero演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. アウラオリジナルモデル(Modelo E) No.176
001_001_amarin_1_01_220_176
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 2020年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド South American Rosewood
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
アウラオリジナルモデル

〔製作家情報〕
1933年スペイン、グラナダ生まれ。家具職人として出発し、のちに同地の製作家エドゥアルド・フェレールの工房に入り製作を学びます。同工房出身のマヌエル・ベジードとともに共同の工房を立ち上げ、まずはキャリアをスタートさせます。その後独立し製作家としての評価も高めてゆきますが、1970年代後半にある日本人発明家の紹介でブーシェとの知遇を得て、その作風を大きく変化させていきました。音響と造作の両方に於いて、その芸術的な高みに達したギターはグラナダを代表する名品として現在不動の評価を得るに至っています。また氏の人柄を慕って現在では世界中から若き才能がグラナダに集まるようになり、氏の名前を冠した国際製作コンクールが開催されるまでになりました。現在も甥のホセ・マリンらと現役で製作を続けています。スペインギター製作界最高のマエストロにして最長老の一人。

〔楽器情報〕
スペイン最長老の製作家による、清冽さをも感じさせる新作が入荷いたしました。彼にとってギターという楽器の芸術的完成度を追求してゆくとき、その最高の規範となる師そして良き友人であったロベール・ブーシェ。1970年代後半にこのフランスの巨匠との邂逅を果たして後の彼のギターは、基本的にブーシェモデルと呼ばれるものになりますが、本作はアウラの求めに応じてデザイン、使用材、ラベル等、よりブーシェギターに近い意匠と品質を備えた内容で製作されたショップオリジナルモデルです。通常のブーシェモデルと比較すると倍音が抑制され、全体の響きが凛としたスマートなものになっています。しかしながら鳴りの力強さはスペインギターの中でも傑出しており、弱音から強音までのダイナミクス、響きの持続、そして反応の速さなどは比類がありません。そしてこれぞと感じさせてくれるグラナダサウンド、どこまでも明るく、ストレスなく抜けてゆくような音響はマエストロならではの至芸といえるでしょう。各弦各音のバランスも良く、弦の張りは中庸でネック角度も弾きやすく設定されており、非常に高い演奏性も備えています。左右対称5本の扇状力木とブリッジ真下に同方向に配置された1本の力木というブーシェ特有のパターンを踏襲。レゾンナンス(ウルフトーン)はこれもオリジナルのブーシェを踏襲してかAの少し下に設定されています。糸巻きはロジャース製のブーシェタイプを使用。セラック塗装による美しい仕上がりと精緻な造作とによる気品あふれる外観もまた魅力の、まさに芸術品といえる一本。





品切れ 定価(税込) : 2,750,000 円 販売価格(税込) :  2,612,500 円

製作家/商品名 ホセ・マリン・プラスエロ Jose Marin Plazuero演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. アウラオリジナルモデル Aura Original modelNo.956
001_001_jmarin_2_01_220_956
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 2020年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
ネック:セドロ/天神:エボニー
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 3.1mm/6弦 4.1mm

〔製作家情報〕
1960年スペイン、グラナダ生まれ。伯父のアントニオ・マリン・モンテロの工房に14歳で弟子入りし、10年後の1984年に自らのラベルでギター製作を開始します。その後現在までアントニオと同じ工房で製作を続け、スペインギター屈指の名品を世に送り出す工房として国際的に高い評価を得ています。グラナダ的音色と人が口にするときに、そのイメージの中に最も円満に当てはまる作家でしょう。豪壮にして繊細、抜けるような明朗さと深淵さとを併せ持つ音色はもとより、高い造作精度と精緻極まる意匠、美しい塗装など楽器としての完成度の高さもスペイン屈指と言える素晴らしさで、様々な音楽ジャンルにおける第一線の演奏家たちを刺激し続けています。

〔楽器情報〕
アウラオリジナルのショップモデル。グラナダを象徴する石榴(ザクロ)をモチーフにしたモザイクとラベルを採用し、工房ストックの中から最高級の木材を選定して使用した美しいモデルです。師であるアントニオのブーシェモデルを踏襲し、5本の扇状力木に駒下のトラヴェルスバーという配置。しかしながら音像や発音はアントニオよりもシャープで、硬質な透明感ある響きがなんとも素晴らしい。分離の良さと適度なサスティーン、豊かな音量とそのダイナミズム、鋭敏な反応など、スペインギターのエッセンスとコンサートギターの必要条件を兼ね備えた1本。限定製作品。糸巻きはスローン。







品切れ 定価(税込) : 1,760,000 円 販売価格(税込) :  1,408,000 円

製作家/商品名 ゲルハルト・オルディゲス Gerhard Oldiges演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 1931年シンプリシオモデル”La Flor” No.327
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弦長 Scale Length 650mm
国 Country ドイツ Germany
製作年 Year 2018年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 楓単板 Maple
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
ネック:セドロ/天神:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:ロジャース(ブラス)
弦 高:1弦 3.7mm/6弦 4.0mm




〔製作家情報〕
1955年ドイツ生まれ。大学卒業後にギターやリュートなど幾つかの工房で修業を重ねたのち、1985年にマイスター制度による国家試験に合格しゲゼレを取得、1986年に創設当初のLakewood Guitars のリペア部門で働くことになります。1988年にホセ・ルイス・ロマニリョスのギター製作セミナーに参加し、この名工から彼のその後の方向性を決定づけるほどの影響を受けることになります。1989年には再び国家試験に合格しマイスターの称号を得るとともに、自身の独立した工房を設立。師であり友人であるロマニリョスの薫陶を受け、トーレスを起点とするスペインの伝統的なギター、そして特にハウザー1世の製作美学に傾倒し、現在もこれらのマエストロたちのギターを規範とした、外観、音色ともに味わい深い楽器を製作しています。

〔楽器情報〕
オルディゲス自身が自らその立脚点として挙げるトーレス、マヌエル・ラミレスへと続く系譜のなかでも、とりわけフランシスコ・シンプリシオの名は、彼が製作したギターの芸術的な完成度の高さから際立った魅力を放っていたものと思われます。本作はこの名工の1931年作#327のレプリカモデルで、横裏板に美しい楓材を使用した1本。オリジナルのニュアンスに肉薄するような入魂の作品となっています。硬質ながら真綿のような感触の楓ならではの音色はたとえようのない滋味をたたえ、この上なく上品で古雅な味わいを醸し出しています。

糸巻:ロジャース ブラス





品切れ 定価(税込) : 3,080,000 円 販売価格(税込) :  2,926,000 円

製作家/商品名 ゲルハルト・オルディゲス Gerhard Oldiges
モデル/品番 Model/No. トーレスモデル ‘‘La Tanda”
001_002_oldiges_1_01_220
弦長 Scale Length 640mm
国 Country ドイツ Germany
製作年 Year 2020年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American ros
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
〔製作家情報〕
1955年ドイツ生まれ。大学卒業後にギターやリュートなど幾つかの工房で修業を重ねたのち、1985年にマイスター制度による国家試験に合格しゲゼレを取得、1986年に創設当初のLakewood Guitars のリペア部門で働くことになります。1988年にホセ・ルイス・ロマニリョスのギター製作セミナーに参加し、この名工から彼のその後の方向性を決定づけるほどの影響を受けることになります。1989年には再び国家試験に合格しマイスターの称号を得るとともに、自身の独立した工房を設立。師であり友人であるロマニリョスの薫陶を受け、トーレスを起点とするスペインの伝統的なギター、そして特にハウザー1世の製作美学に傾倒し、現在もこれらのマエストロたちのギターを規範とした、外観、音色ともに味わい深い楽器を製作しています。

〔特徴〕
アントニオ・デ・トーレスの中でも特に伝説的な銘器として名高い「ラ・レオナ」、エルネスト・ハンネン博士の所有するその実物を仔細に調査、研究した成果を活かして製作された、トーレスモデルの逸品です。左右対称の7本の扇状力木とそれを胴底でハの字型に受け止める力木配置。ボディサイズは実際のラ・レオナよりも若干大きく造られており、弦長は640mmで設定。全面に繊細なセラック塗装が施されており、表面板はぎりぎりまで薄く加工され、レゾナンスはF#とGの間に設定されています。糸巻きはロジャースを搭載。口輪デザイン等はオリジナルを彷彿とさせるもので、全体に銘器の気品漂う、実に完成度の高いトーレスモデルとなっています。

音は小さなボディからは考えられないほどに深く、やや乾いた木質の響きが滋味をたたえると同時に、全体に凛としたみずみずしさも感じさせます。単音はクリアで濃密、和音では雑味の無い調和が聞かれ、サスティーンも絶妙な加減。指先のタッチに対する音色の変化も実に表情豊かで、スパニッシュギターの特性をしっかりとつかんだ、オルディゲスならではの至芸と言えるでしょう。ヴィンテージサウンドの再現にとどまらない、この製作家独自の音響哲学も十全に盛り込まれており、それが程よく現代的な感覚を付与しているところも、多くのギタリストに愛用される所以でしょう。全体の外観やこまかな造作もまた精緻を極める同時に審美的なセンスに溢れ、覚悟をもってこの名工の作に挑んだことがうかがえる出来栄え。

ボディサイズと短い弦長の仕様ゆえ、日本人にとっては身体的なフィット感もよく、また女性の方にもおすすめです。

Visesnutの別ブランドKITA のハードケース付属

品切れ 定価(税込) : 3,080,000 円 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 ホセ・ビヒル Jose Vigil演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. アウラオリジナルモデル Aura Original model
001_003_Jvigil_1_01_220
弦長 Scale Length 640mm
国 Country スペイン Spain 
製作年 Year 2020年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
ネック:セドロ、エボニー
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:シャーラー(グランドチューンシリーズ)
弦 高:1弦 2.9mm/6弦 3.7mm


[製作家情報]
1979年 スペイン、アストゥーリアス生まれ。音楽家の父親のもと幼いころから音楽に囲まれた環境で育ちました。家具木工の勉強をしながらもギター製作への情熱やみがたく、グラナダに最初の工房を開きます。同地の名工アントニオ・マリンやラファエル・モレーノ、ジョン・レイなどの工房に足繁く通い、彼らの貴重なアドバイスをもとに自身の製作美学を洗練させてゆきます。演奏者が音楽表現に自由に集中できることをモットーとする彼の楽器は、材の選択、製作過程における環境の整備から楽器の細部に至るまで、細心の配慮を維持して完成されており、実に高い精度を備えたものとなっています。素直でしっかりした発音、やや太めのふくらみのある響きは師であるアントニオ・マリンを思わせるところもあり、耳によく馴染みます。若さと洗練が同居しているあたりは、伝統に深い敬意を払いながらも現代的なものを志向する近年の優れた若手にみられる傾向ですが、慎ましさの中にそれが表現されているのがこの作家の大きな魅力でしょう。新時代を担う製作家として、アウラが注目する一人です。

〔楽器情報〕
アウラスタッフが直々にグラナダの工房を訪れ、製作を依頼したショップオリジナルモデルの新作が2年ぶりに入荷致しました。グラナダ的特性に彼自身の感性による洗練が施され、実に円満にスパニッシュギターの良さを楽しめる1本に仕上がっています。グラナダらしい木質の素朴で明朗な発音でストレスなく鳴り、音量も申し分ありません。師マリンに代表される豪壮さよりも、どこか慎ましい繊細さとも言うべきものが音色と音響の中にあり、音は艶をたたえ、何とも言えないロマンティックな表情に繋がっています。

今回のモデルは640mmスケールに加え、もともと薄めのネック厚に丸みのある形状で作られたネックは非常に演奏性が高く、左手のストレスを軽減しています。

表面板の松、横裏板の中南米産ローズウッドともに製作家自身の目により良材がセレクトされ、細部まで精緻な工作精度が行き届いた全面セラックによる美しい外観は非常に上品なたたずまい。

内部構造は左右対称の5本の扇状力木配置でブリッジ真下位置に細く加工されたトランスヴァースバーという配置。レゾナンスはG#の少し下に設定されています。糸巻きはシャーラー製のグランドチューンシリーズ。ハードケース付き。






定価(税込) : 1,430,000 円 販売価格(税込) :  1,144,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 ホセ・ビヒル Jose Vigil
モデル/品番 Model/No. アウラオリジナルモデル Aura Original model No.118
001_003_Jvigil_1_01_222
弦長 Scale Length 640mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 楓単板 Maple
付属品 Option ハードケース
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:シャーラー・グランドチューン(スネークウッド)
弦 高:1弦 2.7mm/6弦 3.7mm

[製作家情報]
1979年 スペイン、アストゥーリアス生まれ。音楽家の父親のもと幼いころから音楽に囲まれた環境で育ちました。家具木工の勉強をしながらもギター製作への情熱やみがたく、グラナダに最初の工房を開きます。同地の名工アントニオ・マリンやラファエル・モレーノ、ジョン・レイなどの工房に足繁く通い、彼らの貴重なアドバイスをもとに自身の製作美学を洗練させてゆきます。演奏者が音楽表現に自由に集中できることをモットーとする彼の楽器は、材の選択、製作過程における環境の整備から楽器の細部に至るまで、細心の配慮を維持して完成されており、実に高い精度を備えたものとなっています。素直でしっかりした発音、やや太めのふくらみのある響きは師であるアントニオ・マリンを思わせるところもあり、耳によく馴染みます。若さと洗練が同居しているあたりは、伝統に深い敬意を払いながらも現代的なものを志向する近年の優れた若手にみられる傾向ですが、慎ましさの中にそれが表現されているのがこの作家の大きな魅力でしょう。新時代を担う製作家として、アウラが注目する一人です。

〔楽器情報〕
ホセ・ビヒル製作のアウラショップオリジナルモデル、横裏板に実に美しいフレイムメイプルを使用した新作が入荷致しました。
軽めのボディで木がじかに響くようなヴィヴィッドな発音はいかにもグラナダ的な感性を感じさせるとともに、音量も申し分ありません。加えてどこか慎ましく、ヨーロッパ的な洗練も同時に備わったところはこの製作家の他にはない個性と言えるでしょう。メイプル特有の角の取れた音像は真綿のような感触があり、それがこのブランドの本質的な明朗さと実によく親和して、自然にチャーミングとさえ言える音色を備えるにいたっています。

内部構造はサウンドホール上に2本、下側に1本のハーモニックバー、左右対称5本の扇状力木と、駒板真下位置には非常に薄く加工されたトランスヴァースバーがほぼ横板いっぱいにわたって設置されているという構造。トランスヴァースバーは1~3mmほどの低さで加工されているので5本の扇状力木はその上を乗り越えてボディボトム部まで伸びています(師のアントニオ・マリンやこの構造のオリジナルであるロベール・ブーシェは1cm前後の高さがあり扇状力木はこのバーを貫通する構造になっています)。レゾナンスはG~G#に設定されています。

640mmスケールでネックは薄めのCシェイプ加工が施されており、左手のグリップ感はとてもコンパクトな印象。ショートスケールなので弦の張りは比較的柔らかめなので両手共にストレスなく弾けます。

糸巻きはシャーラー製のグランドチューンシリーズ。ハードケース付き。

新入荷 定価(税込) : 1,430,000 円 販売価格(税込) :  1,144,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 パブロ・サンチェス・オテロ Pablo Sanchez Otero
モデル/品番 Model/No. model Torres 7strings ’Aurora’ No.35
001_003_PSotero_1_01_222
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian rosewood
付属品 Option ハードケース
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:フステーロ(トーレス7弦用)

〔製作家情報〕
1986年 スペイン北西部のガリシア州の美しい港湾都市ア・コルーニャに生まれる。
もともとは建築を学んでいましたが、机上での製図に終始する作業に飽き足らず、木にじかに触れることから生まれる仕事への興味が次第に増してゆきます。加えて音楽とその構造に対する深い関心は抑えがたくなり、何年か家具製作とデザインを学んだあと、2009年にバルセロナでJean Pierre Sardin のサマーコースでギター製作を受講。これを機に楽器製作を生業とする事を決心します。その後2009~2011年の2年間、美術工芸学校の古楽器製作のコースでヴァイオリンとルネサンスリュートの製作を学びます。そしてその間の2010~2012年の夏、シグエンサでの名工ホセ・ルイス・ロマニリョスの講習会に参加。そこでビウエラとスペイン伝統のギター製作法を、また楽器の修復技術についてのレクチャーを受講、彼にとって決定的な影響を受けることになりました。

その後スペインからイギリス、ノッティンガムシャーのニューアーク=オン=トレントに居を移し、同国のAdrian Lucas, James Listerらからもギターの製作を学びます。さらに2013年には居をベルギーのAmberesに移し、同地のLa Escuele Internacional de Luteria de Amberes(ILSA)にて楽器修復の学科を終了後、同校にて教鞭を執る傍ら本格的に製作活動を展開します。現在は工房を生まれ故郷であるスペイン、コルーニャに移し製作を継続。師ロマニリョスから受け継いだ、細部まで妥協を許さない繊細な造作、洒脱な意匠、トーレスを基本とするスペイン伝統工法に立脚した音色の魅力等は現在のスペインの若手の中でも静かに異彩を放っており、国内外で近年評価の高まりを見せています。

トーレスモデルをメインとするクラシックモデルの他、極めて個性的なデザインのブズーキ、マンドリン、ウクレレ、アコースティックギター等も製作。


〔カスタムモデルについて〕
カタログ掲載の通常ラインナップの他、クライアントの求めに応じてのカスタムモデルも柔軟に対応致します。

本モデルはカスタマーの依頼で製作された7弦クラシックギター。

ボディシェイプはマドリッドの名工、故マルセリーノ・ロペスのトーレス‛La Leona’モデルを規範とし、その他はロゼッタ、ヘッドシェイプその他細部の意匠に至るまでパブロ・オテロ氏による当モデルだけの完全オリジナルデザインで製作。糸巻きは老舗フステーロの威厳あるトーレスタイプの7弦用カスタムモデルを装着。全体に繊細で艶やかなセラックニスで仕上げられ、クラシックとモダンが融合したような美しいギターに仕上がっています。

アウラでは海外製作家のカスタムモデルご注文も承っております。
ご要望になるべく沿う形での完成を目指し、サイズや形状のご希望はもちろん、木材の選定からご相談させて頂きます。

自分だけの一本をお求めの方、気になる製作家で好みの仕様で作ってみたいという方、ぜひお気軽にお声を掛けて下さい。


品切れ 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 ショーン・ハンコック Sean Hancock演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. ハウザー1世モデル Hauser I Model
001_004_hancock_1_01_221
弦長 Scale Length 650mm
国 Country オーストラリア Australia
製作年 Year 2021年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:ルブナー
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 3.8mm


[製作家情報]
1981年クイーンズランド(オーストラリア)生まれ。デンマークの木材加工業の血筋を引く父キム・ハンコックから11歳の時より製作を学ぶ。1997年16歳の時に彼の楽器がNestle Australia開催のネスカフェ・ビッグ・ブレークで1位を獲得し、これを機に本格的に製作の道を歩むことを決意、その後、Griffith大学にてプロダクトデザインを学びながら製作技術にもさらに磨きをかけてゆきます。
1999年のアメリカ旅行中に多くの名器にじかに触れる機会を得、特にヘルマン・ハウザーのギターに深い感銘を受けた彼は、セゴビアが使用したハウザーI世1937年製のレプリカモデル製作を開始します。そして2007年にはスペインでホセ・ロマニリョス主宰のマスタークラスにも参加し、スペインの伝統工法についての研鑚を積んでいます。
現在父親のキム、兄のデインとともにHancock Guitarsとして工房を構えています。工房でのそれぞれの嗜好を活かしたラインナップはアーチトップ、アコースティック、ウクレレなどにも及び、あくまでハンドメイドにこだわった高品質なブランドとしてオーストラリア国内にて高い人気を獲得しています。

[楽器情報]
ショーン・ハンコックの定番モデルで、オリジナルへの深い敬意と愛情、そして真摯な探求心によって製作された愛すべきハウザー1世モデルです。全体は極めて繊細なセラック塗装で美しく仕上げられており、やや硬めの適度な粘りをもった響きはハウザーモデルに相応しく実に心地よい響き。演奏性も日本人の感触にフィットしており、ネックはCシェイプで薄めに加工されて握りやすく、弦の張りも中庸、発音の反応も申し分ないもので両手ともにストレスなく弾ける感覚があります。

内部構造は左右対称7本の扇状力木を胴底でハの字型のクロージングバーが受け止め、駒板真下位置にはプレートが貼られたオーソドックスなハウザースタイル。レゾナンスはF#~Gに設定されています。又棹とヘッドの接合には、ハウザーやロマニリョスが用いた手間のかかるVジョイントを採用。無駄な装飾のない素朴な外観ながら、駒板とヘッドプレートに使われた中南米ローズウッド材や、ボディのライニングにメイプル材を使用しさりげなく上品な味わいも演出しているところも魅力的なポイント。

海外製作家の上質な手工品としてはリーズナブルな価格も嬉しいところ。本国以外での知名度は限定的なものとなっていますが、コンスタントに需要を拡大している若手製作家の一人です。





定価(税込) : 1,320,000 円 販売価格(税込) :  1,056,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 ペール・ハルグレン Per Hallgren演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. オリジナルモデル #281
001_HallgrenP_01_221
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スウェーデン Sweden
製作年 Year 2021年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian rosewood
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸巻き:シェラー
弦 高:1弦 3.2.0mm/6弦 3.8mm

[製作家情報]
ペール・ハルグレンPer Hallgren スウェーデンの製作家。1986年より製作を始める。当時スウェーデンでは楽器製作に関する公的な教育機関がなく、ペール氏曰く「あまり上質ではない」ギターメーカーから情報をえるのがやっとというような環境であったため、ほぼ製作ガイドブックなどを頼りに独学で製作を学んでいました。1990年代にカーディフ大学のベルナール・リチャードソン博士の知遇を得て、特にギターの音響学に就いての博士の膨大な研究成果を実地に学ぶ機会を得たことが、彼の最大の契機となります。もともとスペインのトーレスから始まる伝統的な工法に深く傾倒していた彼ですが、そこに現代のテクノロジーを用いて科学的なアプローチを試み、同時に同国のすぐれたギタリストたちの交流と頻繁な意見交換とを行い、彼独自の感覚であるべき音として帰結させたそのギターは、ヨーロッパのメインストリームで連綿と続いてきた伝統が北欧の地でまったく新しい方法で一気に洗練されたかのような新しさをまとったものとなっています。精緻を極めた造作と洒落た意匠、セラックニスの見事な仕上げはどれも特筆すべきもので、デザインにはか彼が愛するスペインギターの巨匠たちへのオマージュと同時に、北欧独自の歴史的な意匠などが盛り込まれ、非常に美しいものになっています。

スウェーデン国外にはこれまで出荷されたことがなく、ヨーロッパにおいても「知られざる名工」となっていた彼ですが、同国のギタリスト、イヨラン・セルシェルが近年コンサートギターとして使用し、またMartin Fogel氏やPer-Olov Kindgren氏などのギタリストたちが彼のギターを称賛していることからようやくその名が注目を集め始めています。今回の新作はもちろん本邦初入荷。

[楽器情報]
ペール・ハルグレン クラシックオリジナルモデル 松/インディアン・ローズウッド仕様 2021年新作です。
北欧スウェーデンという地の独自の音響感覚と製作家自身が収集したデータによる確かな数学的アプローチ、そして音楽表現と演奏との関係性の追求が実に独特な音響となって結実した一本。透徹として明快な響きはスペイン的なものとは明らかに異なるニュアンスをもち、ダイナミクスの振幅は非常に広くそして奏者のタッチにしっかりと寄り添うように反応するところは、近年の音量重視のモダンギターとは一線を画すところでしょう。内部構造も基本的にスペイン伝統工法をベースとした扇状力木配置。しかしそのそれぞれの配置関係は独特のもので、それぞれの間隔、角度、長さが微妙に異なる上、サウンドホール下のハーモニックバーの微妙な傾斜、ボトム部のクロージングバーが高音側に一本のみ配されしかも着地点がボトム中央ではなく低音側にやや寄った位置になっているなど全体に細かに計算された左右非対称の配置。更には裏板のバーに関しても通常の3本のバーの他、ラディアル状(放射状)配置された力木が別に設置されており、その一部がバーをトンネル状に貫通し交差しています。レゾナンスはG#の少し下に設定されています。

全面セラック塗装の極めて美しい仕上げで、ロゼッタは北欧の伝統的な意匠をモチーフにしたものだとのこと。ネックはややラウンドがかかったDシェイプタイプ。糸巻きはドイツの高級糸巻きシェラー社製を装着。HISCOX ハードケース付属。





定価(税込) : 2,200,000 円 販売価格(税込) :  1,760,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 アンドレア・タッキ Andrea Tacchi
モデル/品番 Model/No. Omaggio alla scuola Spanola#419
001_TacchiA_01_221
弦長 Scale Length 650mm
国 Country イタリア Italy
製作年 Year 2021年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides シープレス単板 Cypress
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:アレッシ(オリジナルモデル)
弦 高:1弦 3.11mm/6弦 4.1mm


[製作家情報] 
1956年イタリア、フィレンツェに生まれる。現代イタリアを代表する製作家。
この歴史ある街で多種多様な職人達の優れた仕事と作品とに間近に接しながら過ごした彼は、幼い頃より想像力が豊かで工作技術に長けていました。15歳には最初のギターを製作し、その後アルゼンチン人の製作家 Ricardo Brané との出会いがきっかけで、大学で機械工学を学ぶかたわら、本格的にギター製作を自らの生業とすることを決意。しかし程なくしてBrané が若くしてこの世を去り、師を失った彼は自ら探求を始めます。そしてまず彼の敬愛する同時代の製作家達を、スペイン、フランス、イギリスそしてアメリカにまで及んで訪れ、ホセ・ロマニリョス、フレタ、ラミレスⅢ世といったまさに第一線のルシアー達より製作に就いての貴重なアドバイスを受け、議論し、見識を深めてゆきます。特にフランスの伝説的な名工ロベール・ブーシェ(1896~1986)とダニエル・フレドリッシュ(1932~2021)の二人からは製作の実用的な助言だけでなく、ギター製作に適した工具や治具の作り方、そして楽器作りにおいていかにインスピレーションとイマジネーションがその芸術性に寄与していくかを学び、その美学は現在も彼の重要な基礎となっています。

1985年にはフランスのカストレで開催された’Concours International des Facteurs de Guitare’において「芸術性」で1位、「音響」で2位を獲得し、これをきっかけにイタリアの新しい世代を担う製作家として世に認められるようになります。1989年には彼のオリジナルとして最重要モデルとなる “Coclea”を発表。極めて緻密な幾何学的、数学的なアプローチと伝統的な工法、そして彼の音楽芸術への深い造詣と嗜好が融合したものとしてイタリアのみならず現代のギターの中でも非常に特殊な位置づけがされているモデルとなっています。さらに飽くなき探求を続ける彼はその後アントニオ・デ・トーレス(1817~1892)の最晩年のギターにおける工法上の秘密をやはり科学的なアプローチを経て突きとめ、その研究をもとにまたしても非常に個性的なモデル“Thucea”を作り上げます。表面板の中央にヨーロピアンスプルース、その両外側にウェスタンレッドシダーという比重の異なる木材を合わせた4ピース仕様は響板としての振動効率を最大限に上げ、発音と遠達性の両方で未聞の成果を上げたものとなりました。また彼のもう一つの重要なラインナップとして、敬愛する偉大な先人達へのOmaggio(オマージュ)シリーズがあり、エンリケ・ガルシア、フランシスコ・シンプリシオそしてロベール・ブーシェのモデルが発表されており、そのレプリカとしての枠を超えた極めて高い完成度ゆえ、ギターファンからは垂涎のマストアイテムとなっています。

彼のギターは、それがスペインやフランスのギターへのオマージュである場合においても、独特な位相による遠近感の際立った発音と、聴く人を安心させる温かみのある音色、奥行きがありながらもしっかりと引き締まった音響などが特徴で、弾き手のインスピレーションを誘発する魅力が溢れたものになっています。そして隅々まで愛情がゆきわたった精緻な造作と意匠のセンス、そのトータルな外観としての気品はやはり比類なく、現代の最上のギターブランドの一つと言えるでしょう。

現在も旺盛に製作を続け、イタリアを中心にベテランから若手まで世界中のプロフェッショナルギタリストに彼のギターはに愛用されています。


[楽器情報] 
アンドレア・タッキ 2021年製作 「オマージュ」シリーズ最新作、限定モデルです。
ラベルには“Omaggio alla scuola Spagnol”と記されており、これは彼が心から敬愛してやまないトーレス、ヴィセンテ・アリアス、エンリケ・ガルシア、フランシスコ・シンプリシオ、マヌエル・ラミレス、サントス・エルナンデス、ドミンゴ・エステソ、モデスト・ボレゲーロ、ホセ・ラミレス等々、スペインの名工たちへの文字通りのオマージュであり、それらの偉大な名前の最後に自らを置く彼の深い矜持と覚悟、そして彼の音楽とギターへの愛情そのものの表明として作られたモデルであることを示しています。表面板は彼の“Thucea”モデルを想起させる4ピース仕様で裏板はシープレスの3ピース仕様。美しいプロポーションを持ったやや小ぶりなボディはアリアスのギターを参考にしたとのこと。糸巻はタッキ氏自身の監修によるAllesiの特注モデルで古雅な様式を追求しており、特徴的なロゼッタは伝統的なエジプト文様とトーレスの意匠から想を得たもの、そして目を奪われるようなセラックの深みのある艶やかな仕上げにより、全体に比類のない気品を漂わせています。

内部構造はサウンドホール上側に2本、下側にスキャロップド加工された1本のハーモニックバー、そしてその下に5本のそれぞれ高さの異なる扇状力木が左右対称に配され、ボトム部にはクロージングバーは無く、駒の真下の位置には薄いプレートが貼られています。その薄いプレートに直角に交わるように、別の10㎝にも満たない小さな一本の力木が、5本の扇状力木の中央の一本のすぐ横に配置されています。レゾナンスはGの少し上に設定されています。

音響は彼ならではの非常に密度の濃い艶やかな音色が、純粋なスペインギターとはまた違った趣をもって深い奥行きで鳴り、その表情は温かく何ともロマンティック。シープレス材を使用したことにより木質感が絶妙に加味されており、それがクラシカルな雰囲気に寄与しています。発音のレスポンスにもやはりこのブランド独特の膨らみ方があり、音量はとても豊か。弦の張りは中庸で、ネックはやや薄めのDシェイプで加工されており、握りはコンパクトで撥弦が楽な印象があります。

ラベルにはもう一つ、“IL Morino”と直筆で書かれており、これはタッキ氏自身の幼少の頃のニックネームであったそう。ギター製作に憧れる自らの心の中の少年を刻印したこのモデルは、実は彼自身のプライベート用として1本だけ製作されたもの。数年前に日本を訪れた時の感動と感謝から、今回タッキ氏よりオファーを頂き、ご本人の日本への深い愛情のしるしとして、この貴重な一本を当店でご紹介できる運びとなりました。

HISCOX ハードケース、ブランドオリジナルクロス、ブランドオリジナルアームカバー付属。




品切れ 定価(税込) : 2,750,000 円 販売価格(税込) :  2,200,000 円


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