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国産クラシック 新作   写真をクリックするとさらに大きなカタログ写真が表示されます。
製作家/商品名 中野 潤 Jun Nakano演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 90号 トーレスモデル(SE72)
005_001_nakanoJ_01_219
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2019年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド South American Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
〔製作家情報〕
1966年 長野県松本市生まれ。 1989年よりメキシコに留学した折、サンミゲルの地でギター製作家のルシオ・ヌーニョス氏と出会い、製作を志す様になりました。その後1992年より石井栄氏に師事。1996年にはスペインに留学してグラナダにてアントニオ・マリンに師事、 帰国後に独立し、松本に自らの工房を開設しました。独立後はグラナダの伝統的な工法を用いた製作を開始し、その後も再度渡欧してホセ・ルイス・ロマニリョスのマスタークラスにも参加、その折に触れたトーレスに感化を受けて製作した、精度の高いトーレスモデルの作品で、高い評価を得ています。

〔楽器情報〕
名工アントニオ・デ・トーレス SE72 モデルとされていますが、氏の他のレプリカモデル同様にオリジナルのコピーにとどまらない、非常に個性的な味わいを持ったギターとなっています。外観においてはまずトーレスモデルと言っては誰もが想起するヘッドシェイプも中野氏のオリジナルデザイン。またひときわ目を引くロゼッタは白蝶貝とメイプルによる美しい象嵌があしらわれており、ステージに於けるフォトジェニック性も追及されています。音色もスペイン伝統的なものをしっかりと踏襲し、トーレス的な素朴さも感じさせつつも実に迫力があり、やはりステージでの使用性の高さが追及されています。ブレーシングはトーレス的な左右対称の7本の扇状力木を胴底でハの字型に配置された2本に力木が受け止める構造。レゾナンスはGに設定されています。ブリッジ弦穴は3ホール仕様。糸巻きはライシェル ゴールドを搭載。

Leonardo Bravo(レオナルド・ブラーボ)演奏

*




定価(税込) : 990,000 円 販売価格(税込) :  940,500 円
注文数 :   

製作家/商品名 尾野 薫 Kaoru Ono
モデル/品番 Model/No. 80号 ロマニリョスモデルNo.324
005_001_onoK_01_221_324
弦長 Scale Length 645mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2021年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ/ヘッド:メープル
指 板:エボニー
横 板:メープル
塗 装:セラック
糸 巻:スローン(つまみ:スネークウッド)
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.0mm


[製作家情報]
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギター製作を開始。1980年にグラナダの巨匠アントニオ・マリンの弟子であるアルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)氏にスペインの伝統的な工法を学び、本格的なギター製作の道を進むことになります。その後も伝統的な製作技法にこだわり、2001年にはスペインで名工ホセ・ルイス・ロマニリョスが主宰する製作講習会にも参加。またアントニオ・マリンからも製作技術についての指導を受け、来日したアルカンヘル・フェルナンデスにも製作上の貴重なアドヴァイスと激励を受けています。尾野氏の特徴は何といってもその独自の科学的な考察に基づいた極めて理論的なスペイン伝統工法の解析と自身の楽器製作における実践であり、楽器個体それぞれの最良の鳴りを追求した結果のその透徹した見事な音響バランス、そして雑味の無い透明な美しい響きにあります。そして音響だけでなく細部にまで行き渡った精緻な造作と繊細な塗装による外観の気品はやはり比類なく、トータルクオリティにおいて現在国内最高峰と言える完成度をもった楽器を製作しています。年間製作本数は約10本程。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。


〔特徴〕
尾野氏のラインナップの中では比較的珍しいロマニリョスモデル、久々の入荷です。サウンドホール上下のハーモニックバーを垂直に貫くようにサウンドホール左右両側それぞれ2本の力木が平行に配され、扇状力木は左右対称に7本を配置、それを胴底部分でハの字型に受け止める構造で、ホセ・ルイス・ロマニリョス著「Making a Spanish Guitar」の中ではPlan1として掲載されているものと同じ。オリジナルを忠実に規範としています。レゾナンスはF#~Gに設定されています。ロゼッタなどの意匠的な細部は氏のオリジナルで、いつもながらの精緻かつ審美的センスにあふれた仕上がりは見事。裏板は良質なインディアンローズウッドのセンターに美しいバーズアイメイプルをあしらったスリーピース仕様、ヘッドプレートにもフレイムメイプルをあしらい、松の表面板、ローズウッド、メイプルの3色が気品のある調和なして実に優雅な外観となっています。

音響面でも基音と倍音のバランスに優れた極めて透徹した響きが完成されており、全体が実にクラシカルで上品な味わいにあふれ、この点においても尾野氏の正統性を如実に表していると言えます。やや低めに設定されたレゾナンスゆえ、全体に重心が低くゆったりとした深みを感じさせ、とても心地よい響き。もちろん発音のレスポンスと音量の豊かさの面でも素晴らしく、最も充実したロマニリョスモデルの一つと言えるでしょう。ネックシェイプは厚めのDシェイプタイプ。糸巻きはスローン製を装着。


品切れ 定価(税込) : 880,000 円 販売価格(税込) :  792,000 円

製作家/商品名 尾野 薫 Kaoru Ono演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 80号 オリジナルモデル No.328
005_001_onoK_01_221_328
弦長 Scale Length 645mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2021年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.0mm

[製作家情報]
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギター製作を開始。1980年にグラナダの巨匠アントニオ・マリンの弟子であるアルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)氏にスペインの伝統的な工法を学び、本格的なギター製作の道を進むことになります。その後も伝統的な製作技法にこだわり、2001年にはスペインで名工ホセ・ルイス・ロマニリョスが主宰する製作講習会にも参加。またアントニオ・マリンからも製作技術についての指導を受け、さらには来日したアルカンヘル・フェルナンデスにも製作上の貴重なアドヴァイスと激励を受けています。

尾野氏の特徴は何といってもその独自の科学的な考察に基づいた極めて理論的なスペイン伝統工法の解析と自身の楽器製作における実践であり、楽器個体それぞれの最良の鳴りを追求した結果のその透徹した見事な音響バランス、そして雑味の無い透明な美しい響きにあります。そして音響だけでなく細部にまで行き渡った精緻な造作と繊細な塗装による外観の気品はやはり比類なく、トータルクオリティにおいて現在国内最高峰と言える完成度をもった楽器を製作しています。年間製作本数は約10本程。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。


オルフェオマガジン「日本の製作家」特集掲載号 オンラインショップ商品ページはこちら


オルフェオ取材同行記 尾野薫編はこちら


〔特徴〕
尾野薫氏製作のオリジナルモデルです。トーレス、ハウザー、ロマニリョスの構造的原理、音響のシステムを長年研究し、その上での自身の製作哲学の一つの帰結として製作されています。その音響は非常に高度なバランスを達成しており、西洋クラシック音楽の厳密な構造とも呼応しうる厳しさも併せもっています。

音色は明るめで温もりがあり、氏のもう一つの人気モデルであるハウザーモデル等と比較すると、弾き手も包まれるような音の指向性があり、スパニッシュギター的な特徴を備えたモデルと言えるでしょう。内部構造は左右対称7本の扇状力木を配置し、その両端の力木がサウンドホール下のハーモニックバーをトンネル状に通過してサウンドホールの縁まで延びています。さらにサウンドホール両脇には横板のカーブに沿うようにそれぞれ一本の短い力木、ボディボトム部分は7本の扇状力木を受け止める2本のクロージングバー、ブリッジの真下の位置にはパッチ板が貼られています。レゾナンスはF#~Gとこれまでの同モデルより若干低めの設定、重心が低く全体にどっしりとした質感のある音響。

もちろん造作の精緻さと完成の細やかさはここでも十全に表れており、その気品ある外観もまたセラック塗装の美しい質感と相まって非常な魅力となっています。ネックはDシェイプタイプでやや厚めの仕様ですが握りやすく、弦の張りも中庸なので全体に高い演奏性を備えたモデルとなっています。糸巻はスローン製を装着。








定価(税込) : 880,000 円 販売価格(税込) :  836,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 尾野 薫 Kaoru Ono
モデル/品番 Model/No. 90号 ハウザー1世モデル No.323
005_001_onoK_01_222_323
弦長 Scale Length 645mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce(プレミアム)
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:スローン
弦 高:1弦  2.8 mm/6弦 3.8 mm

[製作家情報]
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギター製作を開始。1980年にグラナダの巨匠アントニオ・マリンの弟子であるアルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)氏にスペインの伝統的な工法を学び、本格的なギター製作の道を進むことになります。その後も伝統的な製作技法にこだわり、2001年にはスペインで名工ホセ・ルイス・ロマニリョスが主宰する製作講習会にも参加。またアントニオ・マリンからも製作技術についての指導を受け、さらには来日したアルカンヘル・フェルナンデスにも製作上の貴重なアドヴァイスと激励を受けています。

尾野氏の特徴は何といってもその独自の科学的な考察に基づいた極めて理論的なスペイン伝統工法の解析と自身の楽器製作における実践であり、楽器個体それぞれの最良の鳴りを追求した結果のその透徹した見事な音響バランス、そして雑味の無い透明な美しい響きにあります。そして音響だけでなく細部にまで行き渡った精緻な造作と繊細な塗装による外観の気品はやはり比類なく、トータルクオリティにおいて現在国内最高峰と言える完成度をもった楽器を製作しています。年間製作本数は約10本程。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。



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〔楽器情報〕
音響の精確性、あるべき発音、ギターとしての表現力の高さ、そして緻密で美しい全体の造作。氏の秀逸なライナップのなかでこれらを最も円満に体現するもとしてまずは筆頭に挙げられるハウザー1世モデル、2022年新作です。今作は表面板にアルカンヘル・フェルナンデス工房ストックのプレミアム松材を使用したスペシャルモデル。

ハウザー独特のストイックにコントロールされた音の指向性と粘りを持った硬質な響き、透徹とした繊細極まりない音色は今回の新作でも十全に聴くことができます。尾野氏の他のモデルにも通底していることですが、そのしっかりとした重心感覚、低音から高音への滑らかなバランスの見事さ、単音での透徹と和音における絶妙な分離、凛とした表情などはやはり比類なく、国内最高峰のクオリティを有したものであるといえるでしょう。

内部構造はサウンドホール上側に2本、下側に1本のハーモニックバー、7本の左右対称の扇状力木にそれをボトム部で受け止める2本のクロージングバー、ブリッジの真下位置にはパッチ板が貼られており、まさしくハウザー1世セゴビアモデルの基本構造となっています。レゾナンスはF#~Gに設定。ネックはやや丸みのある厚めのDシェイプ。糸巻はスローン製を装着しています。

新入荷 定価(税込) : 990,000 円 販売価格(税込) :  940,500 円
注文数 :   

製作家/商品名 尾野 薫 Kaoru Ono演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. ロマニリョスモデル カスタム Romanillos custom model No.334
005_001_onoK_01_order222
弦長 Scale Length 650
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 楓 Maple
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:黒檀
塗 装:セラック
糸 巻:ロジャース L643 Vintage Style

[製作家情報]
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギター製作を開始。1980年にグラナダの巨匠アントニオ・マリンの弟子であるアルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)氏にスペインの伝統的な工法を学び、本格的なギター製作の道を進むことになります。その後も伝統的な製作技法にこだわり、2001年にはスペインで名工ホセ・ルイス・ロマニリョスが主宰する製作講習会にも参加。またアントニオ・マリンからも製作技術についての指導を受け、さらには来日したアルカンヘル・フェルナンデスにも製作上の貴重なアドヴァイスと激励を受けています。

尾野氏の特徴は何といってもその独自の科学的な考察に基づいた極めて理論的なスペイン伝統工法の解析と自身の楽器製作における実践であり、楽器個体それぞれの最良の鳴りを追求した結果のその透徹した見事な音響バランス、そして雑味の無い透明な美しい響きにあります。そして音響だけでなく細部にまで行き渡った精緻な造作と繊細な塗装による外観の気品はやはり比類なく、トータルクオリティにおいて現在国内最高峰と言える完成度をもった楽器を製作しています。年間製作本数は約10本程。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。


〔楽器情報〕
尾野薫製作のホセ・ルイス・ロマニリョス 特別カスタムモデル です。
通常モデルの仕様をアップグレードし、表面板はアルカンヘル・フェルナンデス工房ストックのプレミアム松材、横裏板は見事な杢の楓材をセレクト。オリジナルの特徴的なヘッドシェイプやロゼッタのデザインももちろん尾野氏ならではの精緻さで美しく再現されており、芸術的なまでの気高さをまとった一本。

内部構造は、ボディ上部はサウンドホール上下(指板側とブリッジ側)に設置された計3本のハーモニックバーと、それらと直角に交わるように計4本の力木がサウンドホール高音側と低音側にそれぞれ2本ずつ平行に設置されており、ボディ下部は左右対称7本の扇状力木とそれらの先端をボトム部でハの字型に受け止める2本のクロージングバー、ブリッジの真下の位置にはブリッジプレートと同じ幅の薄いプレートが貼られているという全体の構造。これはホセ・ルイス・ロマニリョス著「Making a Spanish Guitar」の中ではPlan1として掲載されているのと同じもの。様々な力木配置を考案していたロマニリョスのなかでも、取り分けトーレス~ハウザー的美学の一つの帰結として音響的完成度の高いシステムとされるもので、オリジナルのこの緻密な計算に基づいた構造を本モデルは忠実に再現しています。

レゾナンスはF#~Gに設定され、絶妙な重心感覚が実に心地よい響き。そして全体の音響は非常に高度なバランスを達成しており、尾野氏の個性がロマニリョス的特性と見事に親和した、単なるレプリカの域を越えた1本となっています。音色は透徹としていながら温もりを感じさせ、タッチの変化に繊細に反応する音楽的表情の豊かさも比類ありません。加えて楓特有の真綿のような音の感触と、やや硬めの響きとが古雅な雰囲気を醸し出し、まさにクラシカルな気品に溢れたモデル。

糸巻きはロジャースのヴィンテージスタイル L643を装着、ナット・サドル材は現在で稀少となった象牙材を使用。ネックはヘルマン・ハウザーを参考に尾野氏オリジナルのしっかりとしたグリップ感のあるDシェイプで加工。

特別カスタムとして製作された本作は尾野氏としては珍しく名前が付けられており、今年2022年に惜しまれつつ逝去したこの稀代の巨匠への文字通りのオマージュとして、’Homenaje a J.L.Romanillos’ とラベルに書き込まれています。

提携製作家のオーダーをお考えのお客様は、下記URLよりお問い合わせ下さい。
https://www.guitarshop.jp/03custom_made2.php




品切れ 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 尾野 薫 Kaoru Ono演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 80号 ブーシェモデル No.321
005_01_onoK_01_220_321
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2020年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
[製作家情報]
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギター製作を開始。1980年にグラナダの巨匠アントニオ・マリンの弟子であるアルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)氏にスペインの伝統的な工法を学び、本格的なギター製作の道を進むことになります。その後も伝統的な製作技法にこだわり、2001年にはスペインで名工ホセ・ルイス・ロマニリョスが主宰する製作講習会にも参加。またアントニオ・マリンからも製作技術についての指導を受け、さらには来日したアルカンヘル・フェルナンデスにも製作上の貴重なアドヴァイスと激励を受けています。

尾野氏の特徴は何といってもその独自の科学的な考察に基づいた極めて理論的なスペイン伝統工法の解析と自身の楽器製作における実践であり、楽器個体それぞれの最良の鳴りを追求した結果のその透徹した見事な音響バランス、そして雑味の無い透明な美しい響きにあります。そして音響だけでなく細部にまで行き渡った精緻な造作と繊細な塗装による外観の気品はやはり比類なく、トータルクオリティにおいて現在国内最高峰と言える完成度をもった楽器を製作しています。年間製作本数は約10本程。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。

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オルフェオ取材同行記 尾野薫編はこちら


〔特徴〕
形式としてだけのレプリカではなく、オリジナルであるロベール・ブーシェ(1898~1986)の音響美学とじかに対峙し、尾野氏自身のセンスで絶妙な現代性をまとわせた見事なブーシェモデル、待望の新作です。個人的な親交のあった故稲垣稔氏の所有するブーシェをモデルとし、この稀代の名器の良き弾き手であったギタリストとの会話により深めていった理解が、このモデルの完成度の高さに大きく寄与していることは間違いないでしょう。まろやかで重厚な響きに誰もがブーシェ的な特徴を感じながらも(尾野氏自身はこれをパイプオルガン的な響きと言っていますが)、あくまでも各音は凛と引き締まり、オリジナルでももしかしたら聴くことのできないほどの透徹した、ある種の厳しさをまとっているところに、尾野氏ならではの個性が表れていると言えます。

内部構造は左右対称の5本の扇状力木に駒下の位置に配されたトランスバースバーというブーシェの特徴的な配置。レゾナンスもオリジナルと同じAの少し上に設定されています。糸巻きはスローン製を装着。





定価(税込) : 880,000 円 販売価格(税込) :  836,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 田邊 雅啓 Masahiro Tanabe
モデル/品番 Model/No. 80号 トーレスモデルNo.269
005_02_tanabe_01_221_01
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2021年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 2.6mm /6弦 3.6mm

〔製作家情報〕
1974年群馬県生まれ。幼少の頃より音楽と工作に深い興味を持ち続け、20歳の時にクラシックギターの製作を志す。 法政大学卒業と同時に石井栄に師事して製作技法を学び、同工房にて自作品として140本近くを製作。 その後2001年に渡欧して各地の弦楽器工房を訪問すると共に、ホセ・ルイス・ロマニリョスのマスタークラスに参加し、 スペインギターの伝統的な製作方法に触れたことで自らの方向性を確信する。 帰国後に栃木県足利市に独立して工房を構え、マスタークラスで出会った尾野薫にアドバイスを受けながら製作研究に一年余を費やし、 2002年にその後の彼のメインモデルの一つとなるロマニリョスモデルを発表。 その後2004年に再度渡西した折には、同地の名工達の工房を訪ね更に見識を深め、特にアルカンヘルからは助言と共にその製作姿勢に多大な影響を受けている。 師の教えを実直に守り、ひたすらに良い音を求めるその製作態度を貫き、年間わずか5~7本前後と製作本数が限られるため、現在新作が最も待ち望まれる製作家の一人である。 どんな細部も揺るがせにしない緻密で繊細な手と、持って生まれたしなやかな感性で製作された彼の楽器は、 伝統に深く立脚しながらも新たな音響のニュアンスを感じさせる作品として高く評価され、2018年にはNHKの人気番組で工房での製作風景が放映された他、 新聞や海外のギター専門誌からの取材オファーを受けるなどメディアからも注目されている。

〔楽器情報〕
田邊雅啓トーレスモデル新作です。もはや彼のフラッグシップモデルとも言える非常に優れたトーレスですが、実際に規範としたのはフランスの名工ロベール・ブーシェの初期のもので、トーレス=ブーシェ タイプとも言えるモデルです。左右対称の7本の扇状配置力木で、その両外側の2本がサウンドホール下のハーモニックバーを貫通しサウンドホール縁取りまで伸びている構造。サウンドホール両側に外側に向かうように斜めに一本ずつの力木配置、ボディ下部にはハの字型にクロージングバーが配されています。レゾナンスはGに設定されています。

いつもながらオリジナルへと肉薄してゆくような密度の高い再現性もさることながら、その明晰な発音とバランス、清冽と同時に滋味を湛えた味わい深い響きと音色、タッチに鋭敏に反応する極めて繊細な表現力などは比類なく、トーレスモデルのひとつの完成形と言える一本に仕上がっています。そして現代のなかばオートマティックな発音機能を備えたギターとは全く異なり、奏者にはしかるべき指先のタッチに関する熟練が求められますが、そこから立上ってくる表情の音楽的な深さもまたこの楽器の大きな魅力の一つでしょう。今回弦高は2.6mm/3.6mmと低めに設定されとても弾き易く感じると同時に、音にも適度な柔らかさが加わっています。またオリジナルサイズに準拠した細めのナット幅(49.0mm)とフラットなDシェイプのネックは左手のグリップ感がコンパクトで、低めの弦高設定と相乗して高い演奏性を実現しています。

全体はセラックニス仕上げ、シンプルな外観ながらも細部まで行き届いた精緻な造作や、緑と茶を基調とした口輪やパーフリングのデザイン、駒板の白蝶貝の象嵌などが洒脱なアクセントになり、気品ある仕上がり。長年研究を続けている田邊氏ならでははの充実したトーレスモデルとなっています。


品切れ 定価(税込) : 880,000 円 販売価格(税込) :  836,000 円

製作家/商品名 佐久間 悟 Satoru Sakuma
モデル/品番 Model/No. 80号 ブーシェモデル No.86 
005_03_sakuma_01_220_86
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:後藤
弦 高:1弦 2.8 mm/6弦 4 mm

[製作家情報]
1973年 長野県上田市生まれ。現在も同地の工房にて製作を続けています。関西外国語大学スペイン語学科在学中より楽器製作に興味を持ち、20歳の頃に同じ長野県に工房がある製作家 石井栄氏に指導を仰ぎます。卒業後も会社勤めをしながら独自に製作を継続。2001年には渡西しスペインのシグエンサにて名工ホセ・ルイス・ロマニリョスの講習会に参加し直接指導を受けます。また同じ講習会にアシスタントとして参加していたゲルハルト・オルディゲスらにもアドバイスを受け、彼らの伝統工法による徹底した製作姿勢に触発され、自身の方向性を確信。帰国後本格的に製作を開始し、現在に至るまでそのスペイン伝統工法を規範として製作を続けています。

彼の楽器はオリジナルでもレプリカモデルにおいても一貫して角の取れたふくよかな音像と木の響きをダイレクトに感じさせるような素朴な音色とを備えており、それは彼の音色嗜好を如実に表すとともに、特に日本人の好みにフィットする独特の感触があります。プロアマ問わず近年ますますその評価と人気を高めている製作家の一人。


〔楽器情報〕 
佐久間悟 製作 ブーシェモデル新作です。もとは顧客の求めに応じて受注カスタムの形で製作したことから始まり、現在はこのブランドのレギュラーモデルとして定番化しているブーシェ。製作家自ら1973年製のロベール・ブーシェのオリジナルを仔細に研究検分し、その音色的な特性も再現することに注力したといいます。そのオリジナルに準拠した5本の扇状力木配置に駒下部分のトランスヴァースバーという構造(扇情力木が駒下バーを貫通する部分は佐久間氏のオリジナルの処理が施されています)は、本作では7本の扇状力木配置が採用されており、ブーシェ最晩年の様式に近付けたものとなっています。レゾナンスはGの少し上に設定。

ブーシェの魅力とは音色に他ならないと言い切る製作家が、自らの音色嗜好をそこに投影させ、他に聞くことのできない個性的なブーシェモデルを作り上げています。軽いボディから立ち上がる、ふわりと広がるようなまろやかな響きながらしっかりと芯を感じさせ、やや翳を感じさせる音色はやはり独特の魅力を持っています。ネックはかなり薄めに加工されたCシェイプで左手の握りはコンパクトな感触、発音のレスポンスが心地よく、両手の演奏性にストレスを感じさせません。全面セラック塗装仕様。糸巻きはGotoh製510モデルを装着。

品切れ 定価(税込) : 880,000 円 販売価格(税込) :  836,000 円

製作家/商品名 佐久間 悟 Satoru Sakuma
モデル/品番 Model/No. 80号 ロマニリョスモデル  No.87
005_03_sakuma_01_220_87
弦長 Scale Length 640mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:後藤
弦 高:1弦 2.9mm/6弦 4mm

[製作家情報]
1973年 長野県上田市生まれ。現在も同地の工房にて製作を続けています。関西外国語大学スペイン語学科在学中より楽器製作に興味を持ち、20歳の頃に同じ長野県に工房がある製作家 石井栄氏に指導を仰ぎます。卒業後も会社勤めをしながら独自に製作を継続。2001年には渡西しスペインのシグエンサにて名工ホセ・ルイス・ロマニリョスの講習会に参加し直接指導を受けます。また同じ講習会にアシスタントとして参加していたゲルハルト・オルディゲスらにもアドバイスを受け、彼らの伝統工法による徹底した製作姿勢に触発され、自身の方向性を確信。帰国後本格的に製作を開始し、現在に至るまでそのスペイン伝統工法を規範として製作を続けています。

彼の楽器はオリジナルでもレプリカモデルにおいても一貫して角の取れたふくよかな音像と木の響きをダイレクトに感じさせるような素朴な音色とを備えており、それは彼の音色嗜好を如実に表すとともに、特に日本人の好みにフィットする独特の感触があります。プロアマ問わず近年ますますその評価と人気を高めている製作家の一人。


[楽器情報]
ブーシェモデルと並び佐久間悟の定番モデルとなっているロマニリョスモデルです。1970年代のロマニリョスギターを土台とし、口輪やヘッドデザイン等の意匠も踏襲していますが、やはり全体に佐久間氏の個性がしっかりと出たモデルとなっています。オリジナルの透徹した響きをしっかりと見極めながらも、本作の魅力は木質の素朴ともいえる明朗な音色と、演奏する指に吸いつくように発音する、その粘りと各音の分離の良さでしょう。軽めのボディは十全に鳴り、音色は耳に柔らかくしかし芯があり、日本人の嗜好ともしっかりと合致した音作り。

内部構造はサウンドホール上に2本、同下に1本のハーモニックバー、7本の左右対称の扇状力木とその先端をボトム部で受け止める2本のクージングバーという配置を採用。表面板と横板との接合には通常のペオネスを使用。レゾナンスはGの少し上に設定されています。ネックは薄めに加工されたCシェイプで非常にコンパクトな感触です。ロマニリョスと言えばその個性的な意匠を施した外観が特徴ですが、ここでは特にスプルースの明るい色と赤茶色基調のロゼッタとの対照が鮮やか。木の質感が感じられる薄いセラックニスとの相性もあり魅力的な外観となっています。

品切れ 定価(税込) : 880,000 円 販売価格(税込) :  836,000 円

製作家/商品名 禰寝 碧海  Marin Nejime
モデル/品番 Model/No. ネジメ・マリン 60号 フレドリッシュモデル
005_04_nejime2_01_219_F60
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2019年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
〔製作家情報〕
1986年生まれ。父である禰寝孝次郎の下でギター製作を学ぶ。幼少より音楽と工作に興味を持ち、 2009年自由学園を卒業後ギター製作に専心することを決意して何度かの訪西の後、 2012年9月より父の師匠でもあるアントニオ・マリン・モンテロに師事するために長期間グラナダに在住。「伝統」の重みへの深い敬意と飽くなき探求心、 そこへ個性を注ぎ込むことを躊躇しない若々しい冒険心とを併せ持った作風は、一作毎に新たな領域を切り拓いていると言っても過言ではなく、 近年ますますその評価が高まっている。 スペインギターの伝統的なニュアンスを色濃く感じさせる濃密でロマンティックな響きながらも、 どこかストイックな澄明さも同居しているところが彼のギターならではの新しさと個性である。またその外観は極めて美しく、 塗装技術においては斯界屈指とも言える父孝次郎とアントニオ・マリンの薫陶を受けた彼だけに、その完成度の高さは比類がない。 2017年にはグラナダで開催された国際ギターフェスティバルでのアントニオ・マリン・ギター製作コンクールに入賞。 同フェスティバルに参加していた名手ぺぺ・ロメロが彼のギターを激賞するなど、海外での今後の活躍も楽しみな若手の一人である。

〔楽器情報〕
ダニエル・フレドリッシュモデル。この現代フランス製作界きっての碩学による高度に完成されたギターへの、深い敬意と強い挑戦の意思を表しながら見事に自身のモデルとして昇華した素晴らしいモデルです。内部構造はフレドリッシュの基本的な力木配置を忠実になぞり、また音響においてもその硬質で粘りのある発音はまさにオリジナルを彷彿とさせています。各音は濃密で実にバランスよく粒だっており、右手の弾弦に吸い付いてくるような反応とサスティーン感が小気味よく、また和音の分離も申し分ありません。加えてフレドリッシュモデルの符牒ともいえるヘッドシェイプとその造作は、オリジナルを模したとはいえ独自の審美センスさえも感じさせるものとなっており、全体のバランスの中に優雅に溶け込んでいます。レゾナンス(ウルフトーン)はGに設定。糸巻きはフステロ フレタタイプを装着しています。


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品切れ 定価(税込) : 660,000 円 販売価格(税込) :  627,000 円


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