その教えを直接受けた甥のファウスティーノ・コンデ(1913~1988)は、弟のマリアーノ(1916~1989)、フリオ(1918~1995)とともにエステソ工房のスタッフとして製作に携わり、エステソ没後も「Viuda y Sobrinos de Domingo Esteso(エステソ未亡人とその甥たち)」のラベル名のもとでブランドを継承します。1959年にエステソ夫人が亡くなると、ラベルは「Sobrinos de Domingo Esteso / Conde Hermanos」へと変更され、この時期からコンデ・エルマノスの名がブランド名として定着していきます。
1960年代に入ると、それまでエステソの様式を踏襲していたモデルを一新し、デザインから内部構造に至るまで独自性を強めたオリジナルモデルを展開。有名な半月型にカットされた Media Luna(メディア・ルナ)ヘッド も、この頃からハイエンドモデルの象徴として採用されました。世界的な需要の高まりと相まって、名声と市場シェアを飛躍的に拡大していきます。