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製作家/商品名 マルセロ・バルベロ・イーホ Marcelo Barbero Hijo
モデル/品番 Model/No. パラ・カサ・アルカンヘル Para Casa Arcangel Fernande
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弦長 Scale Length 656mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 1978年
表板 Top 松 Solid Spruce
横裏板 Back & Sides インディアンローズウッド Solid Indian Rosewood
付属品 Option ハードケース
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板 セラック
   :横裏板 セラック
糸 巻:ロジャース
弦 高:1弦 2.7mm /6弦 3.7mm


〔製作家情報〕
マルセロ・バルベロ・イーホ Marcelo Barbero Hijo 1943年マドリッド生まれ。父は20世紀前半のスペインを代表する名工の一人マルセロ・バルベロ1世(1904~1956)。わずか13歳の時に父バルベロ一世が他界したあと、その弟子であったアルカンヘル・フェルナンデス(1931~)が1957年に自身の工房を開き、バルベロ・イーホは徒弟としてアルカンヘルの工房に入ることになります。アルカンヘルは最初彼をあえてホセ・ラミレス3世の工房に修行に出し、このスペイン最大のブランドで製作の基礎を学んだ彼は、1960年の17歳の年にはすでに最初のギターを製作するまでに技術を磨いていきます。その後アルカンヘル工房に戻り、師と共にまさに職人ならではの実直さと探求心で製作に打ち込みます。「アルカンヘル・フェルナンデス工房品」のラベルを貼って出荷されたそのギターは実質バルベロ・イーホ本人による完全手工品であり、師アルカンヘルに勝るとも劣らない非常なクオリティを有したものとしてコアなギターファンに愛されました。1990年代後半からは自身のオリジナルラベルでの製作も並行して行い、ますます洗練と充実の高まりを見せていた彼でしたが、2005年1月に早すぎる死を迎えてしまいます。渋くやや硬質な粘りを持ったその音色は師アルカンヘル、さらには父バルベロ1世にまでつながるスペインギター最良の伝統を感じさせ、特に晩年に近づくほどに評価の高まりを見せるその楽器は、まさにスペインギター随一の逸品としての評価を不動のものとしています。


〔楽器情報〕
マルセロ・バルベロ・イーホ 製作 Para Casa Arcangel Fernandez(アルカンヘル・フェルナンデス工房品)ラベルによる1978年製 Used クラシックモデルです。製作家 江崎秀行氏による全面セラックニスによる再塗装、カナダの高級糸巻ブランドRodgers のフステーロモデルへの換装、さらには内部構造におけるカスタマイズ(部品の付加)など、音響に関連する部分へのそれなりのアクションを経ているため、オリジナルとはまた異なるニュアンスを持つ楽器へとリモデルされた、興味深い一本となっています。

オリジナルの仕様からして若干ながら珍しいとも言えるのはその力木配置で、サウンドホール上下に各一本のハーモニックバーとサウンドホール周りの補強プレート(ちょうどロゼッタと同じ面積)、そして扇状力木は左右対称7本、ボトム部でこれらの下端を受け止めるように逆ハの字型に配置された2本のハーモニックバー、駒板位置には横幅を駒板よりも広くとった補強プレートという設計。アルカンヘル工房の場合、扇状力木は駒板の幅に収まるように表面板中央に寄り添うように5本(フラメンコ)または6本(クラシック、高音側に1本が加わる)が設置され、外側に行くほどに短くなり、さらにボトム部のクロージングバーは扇状力木の下端を受けとめる位置というよりは、扇状力木のいちばん外側に加えられたというように逆「ハ」の字の間が大きく空いた配置になっていることが特徴となっています。そのため7本という数の力木とオーソドックスなクロージングバーの配置関係は、もちろんアルカンヘル自身も含め採用されることはあったものの、やや珍しいと言える設計。レゾナンスはF# の少し上に設定されています。

上述の「部品の付加」は駒板位置の補強プレートの低音側上下に一枚ずつ、直径2~3cm×高さ3mmほどの木製の円形ブロックが貼り付けられていることで、音響特性の改良を意図しているものと思われます(同様の発想は桜井正毅のギターにも見られます)。

江崎氏によるセラック再塗装は氏自身のハイスペックモデルにも見られるのと同様に全くムラのない高度な仕上がりで、新作のような艶やかさを湛えています。

上記の仕様による効果からか、撥弦における強い粘りとどっしりとした重心感覚、ストイックで高密度な音像といったバルベロ・イーホ的なキャラクターは、素直で明朗な、つやつやと磨きをかけたようなフレッシュな音色へと変化しており、全体の音響設計もややフラットな、手元でのバランス感が際立ったものとなっています。

全体は上記セラック再塗装によりほぼ新品同様レベルのきれいな状態です(表面板の駒板下1弦位置には弦とび跡を補修したあとが見られますがさほどに目立ちません。ネック、フレットも良好です。ネック形状はほんのわずかに厚めのDシェイプ、弦高値は2.7/3.7mm(1弦/6弦 12フレット)でサドル余剰は0.5~1.0mm となっています。糸巻きは出荷時にはスペイン製のFustero が装着されていたと思われますが、現在はRodgersのFusteroデザインのものに換装されており、こちらも機能的に問題なく良好です。


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