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区分 輸入クラシック オールド
製作家/商品名 ホセ・ルイス・ロマニリョス 1世 J. L. Romanillos Ⅰ演奏動画あり
品番 Number ’’CHIRIMOYA’’ #681
001_101_romanillosJL_1_03_188
弦長 Scale Length 650mm
国 Country イギリス England
製作年 Year 1988年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian rosewood
備考 Notes ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.0mm

〔製作家情報〕
1932年スペイン マドリッド生まれ。
現代最高の製作家としてギタリストそして製作家達から崇敬を集めている、まさに巨匠中の巨匠と言える名工です。スパニッシュギターの伝統に深く立脚しながらも独特な審美センスにあふれた意匠と、極めて繊細で多彩な表現力を備えた彼のギターは、クラシックギターにおける至高の逸品としての評価を不動のものにしています。
10代の頃は同地の家具製作工房で働き、1956年にイギリスに移住。移住した当初は病院で働いていましたが、1961年に純粋にプライベート用として独学でギターを製作します。1969年には名手ジュリアン・ブリームの知己を得て、彼はロマニリョスの非凡な才能をすぐに見抜き、ウィルトシャー、セムリーにある自身の敷地内に工房を作らせて製作家として独立することをすすめます。所有していた数々の名器の中でも、ロマニリョス1973年製のギターは長年ブリームのお気に入りの一本となった事は良く知られています。彼はまた大変な碩学としても知られ、名著の誉れ高い「アントニオ・デ・トーレス」を上梓するなど執筆業でも高い評価を得ているほか、その知識を活かして後進の指導にも尽力。毎年シグエンサにてギター製作の講習会を息子のリアム、ゲルハルト・オルディゲスやステファン・リーズをアシスタントにして開催していたことは彼の教育熱心な面をよく物語っています(2001年の講習会には尾野薫、田邊雅啓、中野潤、佐久間悟が参加)。

ブランドは1991年より息子のリアムが共同作業に正式に加わり、ラベルもJose Luis Romanillos&Son に変更、現在に至っています。今年2020年には、彼の講習会のアシスタントを務めていたJosep Melo氏によりロマニリョス1993年以降の製作史を総括する大著「Romanillos Guitarras The Guijosa Period 1993~2015」が上梓され、現役最大の巨匠としていままた世界的に更なる評価の高まりを見せています。

〔楽器情報〕
ホセ・ルイス・ロマニリョス1世 1988年作、‘CHIRIMOYA’ No.681 です。トーレス=ハウザーを規範としながら実に様々な構造でギターを作り続けてきた彼にとって、彼自身の言葉にもあるように一つとして同じ楽器はないと言えますが、ここでは最も敬愛するトーレスを踏襲した造りとなっています。内部構造はサウンドホール上に2本、下に1本のハーモニックバー、その間にサウンドホール高音側と低音側に1本ずつの力木、そして計7本の扇状力木が左右対称に配され、それをボトム部で受け止める2本のクロージングバーという配置。扇状力木の高音側と低音側の両端のそれぞれ一本はサウンドホール下のバーをトンネル状に貫通しサウンドホール縁まで伸びています。レゾナンスはF#と低めの設定になっています。ヘッドシェイプもトーレスを踏襲したデザイン。

低めに設定されたレゾナンスゆえの重心の低い、どっしりとした質感のある豊かな低音がまずは素晴らしく、そこにしっかりと内声としての存在感を伝える立体的な中音部と、ロマニリョスならではの透明でしかし強靭な高音が重なり全体に実に魅力的な音響を実現しています。

ボディはオリジナルのセラックにニスで、年代考慮すると弾き傷や打痕等は少なく外観的にとても良好な状態。割れ等の大きな修理履歴はありません。ネック、フレット等演奏性に関わる部分も良好です。ネックシェイプはCラウンドタイプとDシェイプタイプの中間くらいの丸みのある形状で厚みも薄めなので日本人の手でもコンパクトに感じます。糸巻きはスローン製のものに交換されています。
モデル名は果物の「チェリモヤ」のこと。カールトンケース付属。



商談中 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

区分 輸入クラシック 中古
製作家/商品名 アントニオ・ラジャ・パルド Antonio Raya Pardo
品番 Number
001_102_pardoR_1_02_190
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain 
製作年 Year 1990年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
備考 Notes [製作家情報]
アントニオ・ラジャ・パルド 1950年 スペイン、アンダルシア州 ウエルバに生まれる。14歳の時にグラナダに移り、最初は織工として働きますが、当時グラナダでギター製作を志す若者たちにとってメンター的存在だったエドゥアルド・フェレール(1905~1988 ※叔父は無名時代のアンドレス・セゴビアにギターを与え、グラナダ派の祖と言われるベニート・フェレール)に短期間ですが弟子入りし、ギター製作の道に入ります。その後ホセ・ロペス・ベジード(1943~ ※マヌエル・ベジードの弟でエドゥアルド・フェレールの義理の息子でもある)にやはり短期間製作を学んだ後、1973年に自らの工房を開きます。ほとんど独学でギター造りを会得しますが、フェレール以後同地の最大の精神的支柱であり世界的名工のアントニオ・マリン・モンテロ(1933~)からの助言は彼にとってかけがえのないものであったようです。
グラナダ派の友好的なコミュニケーションの中で育まれ、じっくりと時間をかけて熟成されていったかのような彼のギターは、音響、外観、造作全てにおいて円満に現在のグラナダ派のギターを体現しており、耳に素直に馴染んでゆくかのような優しく力強い音色は多くのギターファンに愛されてきました。現在は息子のアントニオ・ラジャ・フェレール(1980~)と共に、それぞれが自身のラベルで製作を続けています。


[楽器情報]
アントニオ・ラジャ・パルド 1990年製作。この製作家らしい、耳に優しく、柔らかく角の取れた、木質の素朴な味わいとしっかりと歌う音色が魅力的な一本です。例えばアントニオ・マリンの快活さやパコ・マリンの武骨な迫力と比較するといっそう落ち着いた感触がありますが、これこそが彼の本質でしょう。内部構造はサウンドホール上下のハーモニックバーとそれぞれが間隔をたっぷりとって配された5本の左右対称の扇状力木、そして駒板の位置に沿うようにして表面板の横幅いっぱいに設置されたやや厚めのパッチ板という配置。レゾナンスはGの上に設定されています。

30年に渡りしっかりと弾き込まれており、全体に細かな弾き傷や塗装のムラ等生じている箇所がありますが、割れ等の大きな修理履歴なく年代考慮すると良好な状態。ネックはほぼストレートな状態を維持しており、フレットは少々の摩耗ありますが現状で演奏上の問題はありません。糸巻きはロジャース製を装着しておりこちらも動作状況は良好。全体はオリジナルの薄めに仕上げられたセラック塗装で、経年により滋味を増した質感が実に素晴らしい。ネックシェイプは薄めのDシェイプで日本人の手にもなじみやすく、弦の張りも中庸なので弾き易く感じます。
現在スペイン、グラナダを代表するブランドとなったベテラン、若き日の愛すべき一本です。


新入荷 定価(税込) : お問い合わせ下さい。 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

区分 輸入クラシック 中古
製作家/商品名 アントニウス・ミューラー Antonius Muller演奏動画あり
品番 Number
001_Amuller_02_205
弦長 Scale Length 650mm
国 Country ドイツ Germany
製作年 Year 2005年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
備考 Notes ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 3.6mm/6弦 4.2mm

[製作家情報]
ドイツ、ヘッセン州の豊かな自然が拡がるタウヌスの地に1960年生まれる。16歳の頃より3年間ディーター・ホッフ工房にてドラガン・ムスリンのもとギター製作を学びます。一旦兵役のため製作から離れましたが、その後は再びD.ホッフのもとで働くことになり、そこで後に共同でブランドを立ち上げることになるフランツ・ウルリッヒ・アルバートと出会います。1983年に厳しいマスターディプロマ工芸部門の試験に合格し、翌年アルバートと共にAlbert and Mullerを設立。クラシックギターのみならずアコースティックやマンドリン、古楽器に至るまでの広範なラインナップと極めて高い品質によりドイツでも指折りの手工品ブランドとして名を馳せるようになります。1990年半ばよりミュラーはより高い演奏性と完璧な音響を模索し独自の理論によるクラシックギター開発に専念するようになり、そして2007年二層構造の表面板によるギターを発表するに到ります。これはいわゆる「ダブルトップ」の構造をミュラーなりに解釈し再構成したもので、自然素材のみ(Nomex素材を使用しない)で作られます。これが大変な反響を呼び、現在ミュラーの「ダブルトップ」はコンサートギタリストを中心にマストアイテムの一つとしてなんと10年以上のウェイティンリストを抱えるまでになります。2013年には故郷ヘッセン州のアールベルゲンに工房を設立し息子のFelix とともに現在も製作を続けています。

[楽器情報]
アントニウス・ミュラー 2005年製 クラシックモデル 中古の入荷です。後に彼のトレードマークとなるダブルトップではなく、オーソドックスなスタイルで作られた一本。内部構造は左右対称の7本の扇状力木にボトム部でそれらを受け止める2本のクロージングバー、駒板位置に貼られたパッチ板、サウンドホール上下のハーモニックバーとその間を高音側と低音側とに一本ずつの短い力木という配置。レゾナンスはGの少し下に設定されています。
ドイツ的な硬質で程よい粘りを持った発音ですが、ハウザー3世などよりも音像はまろやかで、全体に温かみのある音色が特徴。またやはりドイツ的な特徴として、単音は低音から高音まで引き締まり自然なバランス、そして和音でのまとまりと深みと迫力、その対比が素晴らしくとても音楽的です。ネックは薄めのDシェイプ(1F厚み20.0mm)でコンパクトで押さえ易く、高い演奏性が追求されています。
割れなどの修理履歴はなく、また全体的にほんの若干の弾き傷、衣服の摩擦による少々の塗装ムラがあるのみで、15年を経た楽器としては良好な状態と言えます。表面板は経年によるほんの若干のゆがみがありますが、今後の使用には全く問題ございません。塗装はオリジナルで横裏板ラッカー、表面板がセラック。糸巻きはスローン製。20フレット仕様。ブリッジ弦穴はダブルホール仕様となっています。



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区分 輸入クラシック 中古
製作家/商品名 ロビン・グリーン Robin Green
品番 Number
002_greenR_02_180
弦長 Scale Length 650mm
国 Country カナダ Canada
製作年 Year 1980年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
備考 Notes ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:シャーラー(グランドチューン)
弦 高:1弦 2.5mm 6弦 3.7mm

〔製作家情報〕
カナダ、トロントの製作家。ドイツの名工エドガー・メンヒ(1907~1977)が1960年代後半にカナダに一時移住して製作を行っていた際、同地にてジャン・ラリビー、ウイリアム・ラスキン、サーゲ・デ・ヤンらの優れた弟子たちに製作を教えるなどし(メンヒはこのほかにも甥であるコルヤ・パンヒューゼンやドイツ時代にリヒャルト・シュミットらも教えるなどメンターとしてもかなり重要な製作家です)カナダのクラシック/アコースティックギター文化の発展に寄与した事はよく知られていますが、ロビン・グリーンもまたその一人として名を連ねています。ただしラリビーらがその後もブランドとして旺盛な製作を現在に至るまで継続させていったのに対し、ロビンは100本に満たない本数を残し、ギター製作とは別の道を歩むこととなります。そのため現在市場に出ることもごく稀なブランドですが、メンヒのドイツ的なニュアンスとは異なる、柔らかで落ち着きのある響きがユーザーに印象を残しました。

〔楽器情報〕
ロビン・グリーン製作1980年中古の入荷です。内部構造はサウンドホール上側に1本と下側に2本のバー、ほぼ平行に近い角度で配置された5本の扇状力木、駒板位置に貼られたパッチ板、更にボトム部にはハの字型(2本)ではなく1本のバーが配されており、5本の扇状力木を2本のバーが上下から閉じるような配置。さらにサウンドホールを高温側と低音側からはさむように非常に太く高さのある強固なバーがネックヒール根元部分からサウンドホール下のハーモニックバーまで伸びるように配置されており、どこかモダンなアプローチも感じさせる構造になっています。音色もまたいわゆるメンヒ/ドイツ的な物とは異なり柔らかく角の取れた音像で落ち着いた響き。レゾナンスはF#とやや低めな位置に設定されています。

表面板の低音側に一ヵ所割れ補修痕があります。表面板はラッカー再塗装が施されています。糸巻はシャーラー グランドチューンシリーズに交換。ナットは若干厚みのあるものに交換されています。ネックは厚め(1F 22.5mm)のDシェイプ。


新入荷 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

区分 輸入クラシック 中古
製作家/商品名 カズオ サトー Kazuo Sato演奏動画あり
品番 Number Special No.1010
002_kazuoS_02_220
弦長 Scale Length 650mm
国 Country ドイツ Germany
製作年 Year 2020年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
備考 Notes ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:アレッシー
弦 高:1弦 3mm/6弦 4mm

〔製作家情報〕
1946年東京生まれ。1965年から故野辺邦治氏に師事してギター製作の技術を習得。その後イギリスに渡り、1971年より同国の名工デビッド・ホセ・ルビオの工房でリュートとギター製作の研鑽をつむようになります。この時期彼はルビオラベルの工房品の製作も任されるようになり、KSのイニシャルスタンプを押して出荷することを許されます。1974年にベルギーのブラッセル郊外に居を移し独立工房を起ち上げ、さらに1976年にはドイツに工房を移し製作を継続、現在に到っています。独立後の1970年代から1990年代はルビオ的な要素を基盤としたオーソドックスな良品を製作していましたが、2000年前後からモダンギターの要素を彼なりに咀嚼した新しいタイプのモデルを製作し始め、飛躍的に音量を増したそのギターはおもにコンサートギタリストから広い支持を集めています。現在は息子のヒデオ氏も製作に加わり、父親同様に優れたコンサートギターの製作家として認知を広めています。

〔楽器情報〕
カズオ・サトーのハイエンドモデルとなるSpecial 日本ではまだ珍しいモデル 2020年製の美品中古が入荷致しました。有名なPrestigeモデルのさらに上位機種になります。表面板は薄く加工され、レゾナンスはF#と低めに設定。重心が低く、たっぷりとした響きで音色は乾いており、音色的な傾向はPrestige 的な要素と多く共通するところがあります。反応が早く、音量も非常にので右手のストレスはほとんどありません。ネックは薄めのD-シェイプで加工されており握ったときの感触も良く、左手の演奏性も良好です。

表面板の内部構造は9本の扇状力木と4本の薄く細いハーモニックバーとがほぼ碁盤の目に近い形で交差して配置されており、ラディアル構造を採用していたPrestige モデルとは構造の点で大きく異なりますが、やはりモダンギターへの傾向が垣間見える仕様となっています。
表面板のサウンドホール高音側に若干のスクラッチ痕がございますが、その他はとても良好な状態。糸巻はアレッシーを装着。



新入荷 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

区分 輸入クラシック 中古
製作家/商品名 ルカ・ワルドナー Luca Waldner
品番 Number トーレスモデル No.72
002_Lwaldner_1_02_202
弦長 Scale Length 645mm
国 Country イタリア Italy
製作年 Year 2002年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
備考 Notes ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 3.8mm/6弦 3.8mm

〔製作家情報〕
イタリア、ポンテ・イン・ヴァルテッリーナに工房を構える製作家。12歳からギターの演奏を始め、カステルフランコ・ヴェネト音楽院では同国の名ギタリスト、ステファノ・グロンドーナに3年間学んでいます。音楽院卒業後はギタリスト、そして教師として活動を始めますが、同時にギター製作の道を歩み始め、やがて完全に製作家として独立するようになります。師グロンドーナの影響からか、マヌエル・ラミレス、サントス・エルナンデス、エンリケ・ガルシアやシンプリシオら大戦前のスペインの名工達に非常な興味を向け、彼らの実作を多数研究する機会を得ますが、やがてアントニオ・デ・トーレスのギターを知り、それ以後これを自身の全ての基準として、その方向性を確信するに至ります。これまでにおよそ20本ものトーレスギターを修理、研究し、その伝統スタイルを基本として自身の製作を行っています。工法の技術的な面での現代化などは積極的に進めながら、単なる過去の名器のレプリカではなく、「トータルにオリジナルなギター」として新鮮な魅力を放つ彼の楽器は、師グロンドーナをはじめ多くのギタリストの称賛を得ています。

〔楽器情報〕
ルカ・ワルドナー製作の2002年製トーレスモデル中古です。表面板の内部構造は左右対称7本の扇状力木、サウンドホール上下に一本ずつのハーモニックバー、ボトム部で扇状力木を受け止めるように配された2本のクロージングバーという配置。そしてこの7本の扇状力木のうち、一番高音側と低音側に配された各2本はサウンドホール下のハーモニックバーをトンネル状に貫通してサウンドホール縁まで伸びています。レゾナンスはEで設定されています。全体に薄めの加工されたとても軽いボディに仕上げられており、木質でやや硬めの乾いたヴィンテージ風の響きが魅力的。

黒を基調とした特徴的な大きな口輪、そしてパーフリング等のデザインがまた古風な味わいを醸し出しており、丁寧なセラックニスによる仕上げと相乗し気品あるたたずまい。裏板のボトム近くに製作時のものと思われる1~3センチほどの干割れ補修跡がありますがその他は大きな修理履歴はありません。薄い加工のため表面板は若干のたわみがありますが、現状で使用には問題ありません。サウンドホール低音側などに弾き傷、また全体に年代相応にスクラッチ痕や衣服の摩擦跡等があります。ネック、フレット、ナット、サドル等の演奏性に関わる部分は良好な状態、ネック形状はDシェイプで薄めに加工されています。糸巻はスローン製のリーフデザインを装着。

新入荷 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

区分 国産クラシック 新作
製作家/商品名 尾野 薫 Kaoru Ono
品番 Number 80号 オリジナルモデル No.328
005_001_onoK_01_221_328
弦長 Scale Length 645mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2021年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
備考 Notes ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.0mm

[製作家情報]
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギター製作を開始。1980年にグラナダの巨匠アントニオ・マリンの弟子であるアルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)氏にスペインの伝統的な工法を学び、本格的なギター製作の道を進むことになります。その後も伝統的な製作技法にこだわり、2001年にはスペインで名工ホセ・ルイス・ロマニリョスが主宰する製作講習会にも参加。またアントニオ・マリンからも製作技術についての指導を受け、来日したアルカンヘル・フェルナンデスにも製作上の貴重なアドヴァイスと激励を受けています。尾野氏の特徴は何といってもその独自の科学的な考察に基づいた極めて理論的なスペイン伝統工法の解析と自身の楽器製作における実践であり、楽器個体それぞれの最良の鳴りを追求した結果のその透徹した見事な音響バランス、そして雑味の無い透明な美しい響きにあります。そして音響だけでなく細部にまで行き渡った精緻な造作と繊細な塗装による外観の気品はやはり比類なく、トータルクオリティにおいて現在国内最高峰と言える完成度をもった楽器を製作しています。年間製作本数は約10本程。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。

〔特徴〕
尾野薫氏製作のオリジナルモデルです。トーレス、ハウザー、ロマニリョスの構造的原理、音響のシステムを長年研究し、その上での自身の製作哲学の一つの帰結として製作されています。その音響は非常に高度なバランスを達成しており、西洋クラシック音楽の厳密な構造とも呼応しうる厳しさも併せもっています。

音色は明るめで温もりがあり、氏のもう一つの人気モデルであるハウザーモデル等と比較すると、弾き手も包まれるような音の指向性があり、スパニッシュギター的な特徴を備えたモデルと言えるでしょう。内部構造は左右対称7本の扇状力木を配置し、その両端の力木がサウンドホール下のハーモニックバーをトンネル状に通過してサウンドホールの縁まで延びています。さらにサウンドホール両脇には横板のカーブに沿うようにそれぞれ一本の短い力木、ボディボトム部分は7本の扇状力木を受け止める2本のクロージングバー、ブリッジの真下の位置にはパッチ板が貼られています。レゾナンスはF#~Gとこれまでの同モデルより若干低めの設定、重心が低く全体にどっしりとした質感のある音響。

もちろん造作の精緻さと完成の細やかさはここでも十全に表れており、その気品ある外観もまたセラック塗装の美しい質感と相まって非常な魅力となっています。ネックはDシェイプタイプでやや厚めの仕様ですが握りやすく、弦の張りも中庸なので全体に高い演奏性を備えたモデルとなっています。糸巻はスローン製を装着。





新入荷 定価(税込) : 880,000 円 販売価格(税込) :  836,000 円
注文数 :   

区分 国産クラシック 中古
製作家/商品名 尾野 薫 Kaoru Ono
品番 Number 120号 ハウザーモデル No.159
005_001_onoK_02_205_159
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2005年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
備考 Notes ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 2.8mm 6弦 3.8mm

[製作家情報]
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギター製作を開始。1980年にグラナダの巨匠アントニオ・マリンの弟子であるアルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)氏にスペインの伝統的な工法を学び、本格的なギター製作の道を進むことになります。その後も伝統的な製作技法にこだわり、2001年にはスペインで名工ホセ・ルイス・ロマニリョスが主宰する製作講習会にも参加。またアントニオ・マリンからも製作技術についての指導を受け、来日したアルカンヘル・フェルナンデスにも製作上の貴重なアドヴァイスと激励を受けています。尾野氏の特徴は何といってもその独自の科学的な考察に基づいた極めて理論的なスペイン伝統工法の解析と自身の楽器製作における実践であり、楽器個体それぞれの最良の鳴りを追求した結果のその透徹した見事な音響バランス、そして雑味の無い透明な美しい響きにあります。そして音響だけでなく細部にまで行き渡った精緻な造作と繊細な塗装による外観の気品はやはり比類なく、トータルクオリティにおいて現在国内最高峰と言える完成度をもった楽器を製作しています。年間製作本数は約10本程。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。


[楽器情報]
尾野薫 製作 2005年製ハウザーモデル中古 状態良好の1本が入荷致しました。
非常に良質で美しいブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)を横裏板に使用したハイスペックモデルで、赤とブラウンを基調としたロゼッタなど外観も洒脱な1本。内部構造は7本の左右対称の扇状力木にそれをボトム部で受け止めるハの字型のクロージングバー、ブリッジ位置にパッチ板を当てた配置でいわゆるハウザー1世のセゴビアモデルと同じ仕様になります。16年前の製作となりますが、尾野氏の特徴と言える音響バランスはすでに十全に達成されており、製作家の資質とハウザーとの親和性もあって実に魅力的な1本に仕上がっています。全体に適度な粘りをもったクリアな発音、密度があり同時に透明感を感じさせる高音、鍵盤楽器のそれのように力強く凛とした低音など、ハウザーモデルとしての必要な要素をしっかりと備えた響きはやはり国内でも随一の完成度と言えるでしょう。

表面板に若干細かな弾き傷等ありますが、横裏板、ネック裏はほぼ無傷。オリジナルセラック塗装で割れ等の修理履歴はなくとても良好な状態です。ネック、フレット、糸巻き等の演奏性に関わる部分での問題もありません。現状でもほどよく弾き込まれていますが、さらに変化を予感させる一本です。1弦側20F仕様。糸巻きはスローン製を装着。

新入荷 定価(税込) : お問い合わせ下さい。 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

区分 国産クラシック 中古
製作家/商品名 禰寝 碧海 Nejime Marin
品番 Number 60号 ブーシェモデル
005_04_nejime2_02_219
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2019年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian rosewood
備考 Notes ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.7mm 6弦 4.0mm

〔製作家情報〕
禰寝碧海(ネジメ マリン)1986年生まれ。アルベルト・ネジメ・オーノの名称でギター製作を行っている禰寝孝次郎氏の息子。父、孝次郎氏の影響下のもと幼少より音楽と工作に興味を持ち、2009年自由学園を卒業後本格的にギター製作の道を進むことを決意します。何度かの訪西の後、2012年9月には長期間グラナダに滞在し、父の師匠でもある名工アントニオ・マリン・モンテロに師事。スペインの伝統工法に立脚した製作法で、そこに瑞々しく個性的な音響的特性を盛り込んだ彼の楽器は、実に新鮮な感覚にあふれたものとなっており、1本として同じものがありません。また造作と塗装の精度の高さと美しい仕上がりも父と師匠とに劣らぬ素晴らしいもので、外観のこの上ない凛とした気品に結実しています。

海外でも高い評価を得ており、2017年にはグラナダの国際ギターフェスティバルの製作コンクールで入賞しています。現在は年に5~6本前後のペースで製作。左記のグラナダ製作コンクール入賞モデルの他、2種のアウラオリジナルモデル、そしてダニエル・フレドリッシュモデルなどがあり、それぞれが個性的な特徴を備え、ギターファンからの評価も益々の高まりを見せています。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。

碧海氏の特徴はグラナダ的な明朗さを独自の感性で一気に現代に引き寄せたような洗練の新鮮さがあり、同時に非常にロマンティックな音色を持っているという、非常に稀有なもので、その工作精度の高さと相まって、近年ますますの注目を集める存在となっている。

〔楽器情報〕
禰寝碧海 2019年製作のブーシェモデル中古です。文字通りフランスの名工ロベール・ブーシェの特徴的な構造に準拠したモデルですが、そこに彼自身の創意が盛り込まれたものとなっておりオリジナル性の高いモデルとなっています。左右対称の5本の扇状力木が表面板のセンター部分に寄り添うように配置され、それらがちょうど駒板の位置に横幅いっぱいに設置されたバー(トラヴェルソバー)を貫通しボトムまで伸びる構造。しかしながらそこにブーシェオリジナルには見られない2本のクロージングバーが5本の扇状力木のうち2番目と4番目を受け止めるように、しかもトラヴェルソバーのすぐ下に配置されています。一番外側の2本(1番目と5番目)の力木はサウンドホール下のハーモニックバーに設けられた開口部を通過してサウンドホール縁まで延伸しています。レゾナンスはG#~Aに設定。

父である禰寝孝次郎ゆずりの艶のある美しいセラック仕上げで、グラナダ的意匠を思わせる端正なロゼッタや優美ささえ感じさせるヘッドシェイプなど、全体に慎ましく凛としたたたずまいはこの製作家ならでは。表面板サウンドホール周りに若干の弾き傷有りますがいずれも浅く、目を近づけてそれとわかる程度のものです。その他ネック、フレット、糸巻きなど演奏性関わる部分は問題ございません。




新入荷 定価(税込) : お問い合わせ下さい。 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

区分 国産クラシック 中古
製作家/商品名 久保 津奈夫 Tsunao Kubo
品番 Number 60号 No.55
005_06_kubo_02_213
弦長 Scale Length 630mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2013年
表板 Top 松単板 Spruce
裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
備考 Notes ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 3.8mm

〔製作家情報〕
高校時代よりギターの演奏に親しみ、20歳の時ギター製作家を志し、池袋の工房にて野上三郎氏に師事。その後1979年に独立、アントニオ・マリンの弟子のアルベルト・ネジメ氏より製作上の貴重なアドバイスを得えて、郷里長野にて製作を開始しました。以後も理想の楽器を求め、世界中の名器を研究し続けています。その積年の研鑽は、スパニッシュギターの伝統をその土台としながら、製作家独自の世界観を感じさせる、滋味豊かな音色と、それをそのまま姿にしたような繊細で渋い外観を備えたギターとして結実。現在年間製作本数は3本前後という寡作家。

〔楽器情報〕
トーレスモデル 630mmスケール仕様、2013年製中古です。温かみのある渋めな音色で繊細な表情も備えており、また630mmスケールながら十分に深く力強く響きます。トーレスモデルとなっていますが、実際には製作家独自の意匠が施されたものとなっており、特に口輪とヘッドのデザインとその細工は精緻を極めると同時に彼の卓越した審美センスが表れ、外観全体の落ち着いた品格に寄与しています。製作家独自の調合によるセラック塗装もまた実に美しい質感を備え、まるで上質なアンティーク家具さえも思わせるようなほのかな飴色。氏は自身のラインナップをトーレスモデルで統一していますが、その仕様はデザイン、力木配置など1本ごとに異なり、それぞれが実は個性の異なる仕上がりとなっているところも魅力でしょう。本作は7本の左右対称の扇状力木で、センターの1本を除いて高音側低音側のそれぞれ3本がサウンドホール下のハーモニックバーを貫通しサウンドホールの両側に貼られたプレート板に到達するように延伸しており、逆側のボディボトム部はハの字型のクロージングバーを配置し7本を受け止める形。ネックは普通の厚みのフラットなD-シェイプタイプ。レゾナンスはG~G#の少し下に設定されています。糸巻きはスローン製を装着しています。

表面板低音側 指板脇部分から表面板ボトム部まで一直線に生じた割れを補修しておりますが、こちらは大変に丁寧で適切な処置が施されており一見したところでは判別できないほどです。 その他は全体に傷はほんのわずかで、ネック、フレット等の演奏性に関わる部分の問題も全く御座いません。

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