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1
2
区分
:
国産クラシック 新作
製作家/商品名
:
尾野 薫 Kaoru Ono
モデル/品番 Model/No.
:
80号 オリジナルモデル No.344
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2024年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option
:
ケース別売
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.9mm/6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギターを製作。 その類まれな工作技術と音響に対するセンスは注目を集めており、愛好家達の要望に応えて27歳の時にプロ製作家としての本格的な活動を開始。 同時期にアルベルト・ネジメ(禰寝孝次郎)に師事し、彼からスペインギターの伝統的な工法を学ぶ。 その後渡西しアルベルト・ネジメの師であるグラナダの巨匠アントニオ・マリン・モンテロに製作技法についての指導を受け、 2001年には再びスペインに渡りホセ・ルイス・ロマニリョスの製作マスターコースも受講している。 さらにはマドリッドの名工アルカンヘル・フェルナンデスが来日の折にも製作上の貴重なアドバイスと激励を受ける等、 現代の名工達の製作哲学に直に接し学びながら、スペイン伝統工法を科学的に考察し理論的に解析研究してゆく独自の方法でギターを製作。 日本でのスペイン伝統工法の受容の歴史において、アルベルト・ネジメと並ぶ重要な製作家の一人として精力的な活動を展開している。 その楽器はあくまで伝統的な造りを基本としながら、十分な遠達性、バランス、倍音の統制において比類なく、極めて透徹した美しい響きを備えた、 現在国内のギター製作における最高の成果を成し遂げたものと言える。
オルフェオマガジン「日本の製作家」特集掲載号 オンラインショップ商品ページはこちら
オルフェオ取材同行記 尾野薫編はこちら
〔楽器情報〕
尾野薫製作のオリジナルモデル 2023年新作です。
トーレス、ハウザー、ロマニリョスの構造原理、音響のシステムを長年研究し、その上での自身の製作哲学の一つの帰結として製作された、極めて高密度なモデルとなっています。
内部構造はサウンドホール上側(ネック側)に2本、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバーを配し、下側のバーは高音側と低音側にそれぞれ7㎝程の広めの開口部が設けられています。扇状力木は左右対称7本、そのうち一番横板に近接した2本ずつの合計4本はサウンドホール下のハーモニックバー開口部を潜り抜けてホール縁に貼られた補強板まで到達しています。さらにサウンドホール両脇には横板のカーブに沿うようにそれぞれ一本の短い力木、ボトム部分は7本の扇状力木の先端を受け止めるようにハの字型に配置された2本のクロージングバー、ブリッジの真下の位置にはほぼ駒板と同じ面積にパッチ板が貼られています。表面板と横板の接合部に設置されるペオネス(三角型の木製ブロック)は通常同じサイズのものが間隔を空けずに設置されるところ、ここでは大小を交互に設置する方式。レゾナンスはF#の少し上に設定されています。重量は1.59kg。
例えばこの製作家の人気モデルとなっているハウザーモデルの透徹とした妥協のない音響と比較して、本作オリジナルモデルでは柔らかさと明るさ、心地よいエコー感を伴った響きなど、インティミットな感触が魅力の一本。タッチの変化に対するリニアリティに優れ、繊細さから非常な迫力までタッチに応じて湧出するそのポテンシャルも見事。音色そのものもとてもロマンティックで、スペイン的な叙情性を尾野氏なりに洗練させたような高い気品があります。やや薄めに加工された板と上記のようなペオネス配置等の効果からか、発音にはストレスが無く、その点で弾き易さを感じさせます。
造作の精緻さと完成の細やかさはやはり素晴らしく、その外観もまたセラック塗装の美しい質感と相まって非常な魅力となっています。ネックはDシェイプタイプでやや厚めの仕様ですが握りやすく、弦の張りも中庸なので全体に高い演奏性を備えたモデルとなっています。糸巻はGotoh製を装着。
定価(税込)
: 880,000 円
販売価格(税込)
: 836,000 円
注文数
:
区分
:
国産クラシック 中古
製作家/商品名
:
尾野 薫 Kaoru Ono
モデル/品番 Model/No.
:
ハウザー1世モデル Hauser model No.176
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2007年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
ローズウッド単板 Indian rosewood
付属品 Option
:
ハードケース
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 2.7mm/6弦 3.9mm
〔製作家情報〕
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギターを製作。 その類まれな工作技術と音響に対するセンスは注目を集めており、愛好家達の要望に応えて27歳の時にプロ製作家としての本格的な活動を開始。 同時期にアルベルト・ネジメ(禰寝孝次郎)に師事し、彼からスペインギターの伝統的な工法を学ぶ。 その後渡西しアルベルト・ネジメの師であるグラナダの巨匠アントニオ・マリン・モンテロに製作技法についての指導を受け、 2001年には再びスペインに渡りホセ・ルイス・ロマニリョスの製作マスターコースも受講している。 さらにはマドリッドの名工アルカンヘル・フェルナンデスが来日の折にも製作上の貴重なアドバイスと激励を受ける等、 現代の名工達の製作哲学に直に接し学びながら、スペイン伝統工法を科学的に考察し理論的に解析研究してゆく独自の方法でギターを製作。 日本でのスペイン伝統工法の受容の歴史において、アルベルト・ネジメと並ぶ重要な製作家の一人として精力的な活動を展開している。 その楽器はあくまで伝統的な造りを基本としながら、十分な遠達性、バランス、倍音の統制において比類なく、極めて透徹した美しい響きを備えた、 現在国内のギター製作における最高の成果を成し遂げたものと言える。
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〔楽器情報〕
尾野薫製作ハウザー1世モデル 2007年製Usedが入荷致しました。
自身のオリジナルモデルのほか、アントニオ・デ・トーレス、ロベール・ブーシェ、ホセ・ルイス・ロマニリョスなどの極めて高度なレプリカシリーズも好評な氏のラインナップの中でもとりわけ人気の高いヘルマン・ハウザーモデル。準拠しているのはもちろんハウザー1世による名品「セゴビアモデル」1937年製ですが、尾野氏はここでオリジナルのエッセンスに最大限の敬意を払いながら、自身の音響哲学を絶妙にミックスさせ、彼ならではの見事なハウザーに仕上げています。
内部構造はサウンドホール上側に2本(一本はバーというよりもプレートに近い形状)、下側に1本のハーモニックバー、7本の左右対称の扇状力木とそれらの先端をボトム部で受け止める2本のハ字型のクロージングバー、そしてブリッジ位置には駒板と同じ大きさの薄いパッチ板が貼られており、ハウザー1世セゴビアモデルの基本構造となっています。表板と横板の接合部分はペオネス(三角型のウッドブロック)が間隔を空けて設置されており、これは尾野氏のオリジナルになります。レゾナンスはGの少し下に設定。
いかにもハウザーらしい心地よい粘りと反発感を伴った発音で、響きには雑味がなく、基音と倍音の配分バランスが絶妙に設定された響きは尾野氏ならではの至芸と言えるでしょう。凛とした艶やかな高音から充実した中低音を経て重厚な低音へと至る、その重心感覚とバランスは見事なもので、単音では音が粒立ち、和音ではそれぞれの音がしっかりとした遠近感を持って響きます。この特性は例えばポリフォニックな楽曲の演奏においては各声部のキャラクターを明確化するのに最適で、やはり西洋クラシック音楽において十全な効果を発揮します。音色は指先のほんの微妙な変化にも寄り添い、渋めな音色ながらも表情は実に豊かで多彩。そのためオリジナルのハウザー同様にしかるべきタッチのコントロールが要求されますが、フィットした時の音楽的充実度は比類がないといえるほど。
経年変化で飴色に変化した表面板はヴィンテージ風な味わいを醸し出し、ロゼッタやヘッドインレイの渋い意匠が全体に気品を付与しています。割れなどの大きな修理履歴はありませんが、十分に弾き込まれてきているため、表面板はサウンドホールの高音側や指板脇などに多く傷がみられます。横裏板は比較的きれいな状態ですが若干の衣服の摩擦跡などがあります。ネック、フレット、糸巻き等の演奏性に関わる部分も問題ありません。ネックはDシェイプでスクエアに近い形状に加工されておりしっかりとしたグリップ感。弦高値は2.7/3.9mm(1弦/6弦 12フレット)でサドルには2mmほどの余剰がありますのでお好みに応じてさらに低く設定することも可能です。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: お問い合わせ下さい。
区分
:
国産クラシック 中古
製作家/商品名
:
尾野 薫 Kaoru Ono
モデル/品番 Model/No.
:
ハウザー1世モデル Hauser model No.300
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
645mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2018年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option
:
ソフトケース
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
1953年生まれ。中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギターを製作。 その類まれな工作技術と音響に対するセンスは注目を集めており、愛好家達の要望に応えて27歳の時にプロ製作家としての本格的な活動を開始。 同時期にアルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)に師事し、彼からスペインギターの伝統的な工法を学びます。 その後渡西しアルベルト・ネジメの師であるグラナダの巨匠アントニオ・マリン・モンテロに製作技法についての指導を受け、 2001年には再びスペインに渡りホセ・ルイス・ロマニリョスの製作マスターコースも受講しています。 さらにはマドリッドの名工アルカンヘル・フェルナンデスが来日の折にも製作上の貴重なアドバイスと激励を受ける等、 現代の名工達の製作哲学に直に接し学びながら、スペイン伝統工法を科学的に考察し理論的に解析研究してゆく独自の方法でギターを製作。 日本でのスペイン伝統工法の受容の歴史において、アルベルト・ネジメと並ぶ重要な製作家の一人として精力的な活動を展開しています。 その楽器はあくまで伝統的な造りを基本としながら、十分な遠達性、バランス、倍音の統制において比類なく、極めて透徹した美しい響きを備えた、 現在国内のギター製作における最高の成果を成し遂げたものとして高い評価を得ています。
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[楽器情報]
尾野薫製作のハウザー1世モデル 2018年製 No.300 Used美品の入荷です。自身のオリジナルモデルのほか、トーレス、ブーシェ、ロマニリョスなどのオマージュモデルを製作している氏ですが、通底しているのはその完璧ともいえる音響設計で、それぞれの特徴をしっかりと掴みながら高次において洗練させ、一気に解像度を増した様な鮮烈ともいえる音だと言えます。そのような尾野氏の嗜好と最も親和性が高いと言えるのはやはりハウザーであるとまずは言うことができるでしょう。絶妙な倍音のコントロールによる音像の洗練、低音から高音までの整ったバランス、適切な重心設定(レゾナンスの設定)、そしてクラシカルな表現力と、セゴビアの言葉を引用するまでもなくクラシックギター製作におけるメルクマールとなったギターを、卓越した技術で造り切ったまさに達意のハウザーモデルです。
表面板力木構造はもちろんハウザー1世作のセゴビアモデルに準拠。サウンドホール上側(ネック側)に2本
(うち一本はプレートに近い薄い形状)、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、同じくホールの両脇には薄いプレートで補強されており、ボディ下部は左右対称7本の扇状力木とこれらの先端をボトム部で受け止めるようにハの字型に配置された2本のクロージングバー、駒板の位置にはほぼ同じ面積の補強プレートが貼られている(扇状力木はこのプレートの上を通過するように設置されている)という全体の配置。レゾナンス設定はGの少し上。
上述のようなハウザー的音響が十全に備わっており、尾野氏にしかできないであろう洗練を経て着地された響きはなんとも心地よい。撥弦の瞬間に充実した音が現れ、密度を保ったままきれいに終止してゆくそのサスティーンも素晴らしい。どちらかと言えばストイックな表情のなかに繊細なニュアンスの変化を聴かせるところなどはいかにもクラシカルな表現にふさわしいと言えるでしょう。
全面セラック塗装仕上げによる出荷時のオリジナルスペック。割れなどの大きな修理履歴はなく、表面板のサウンドホール付近と指板脇、ブリッジ下部分などにほんのわずかに微細な傷があるのみでとても良い状態です。裏板の、演奏時に胸の当たる部分はネック、フレット、糸巻等演奏性に関わる部分も良好です。ネックシェイプはやや厚めのDシェイプで好みは分かれるところですがとてもフィット感のよい形状。弦高値は3.0/4.0㎜(1弦/6弦 12フレット)でサドルには2㎜の余剰がありますのでさらに低くすることも可能です。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: お問い合わせ下さい。
区分
:
国産クラシック 新作
製作家/商品名
:
栗山大輔 Daisuke Kuriyama
モデル/品番 Model/No.
:
90号 サントスモデル No.109
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2024年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option
:
ケース別売
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.7mm/6弦 3.7mm
〔製作家情報〕
1981年生まれ。東京造形大学在学中に独学でギター製作を始めます。卒業後の2003年大手楽器店に入社し修理部門として10年以上従事し、そこで多くの国内外の名器を実地に研究する機会を得たことが、現在の彼の類まれなバランス感覚に支えられた音色への感性を育んだと言えるでしょう。在籍中に製作家の尾野薫を紹介され、2010年より尾野氏の工房にて直接指導を受けるようになります。その後独立し年間6~8本程のペースで極めて精緻な造作による上質なギターを製作。トーレス、ドミンゴ・エステソ、マルセロ・バルベロ1世モデル等のスペインの伝統工法に立脚した彼の楽器はどれも古き良きスパニッシュギターの味わいと響きが素直に体現されており、現在多くのジャンルのユーザーに愛されるブランドとなっています。2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。
オルフェオマガジン「日本の製作家」特集掲載号 オンラインショップ商品ページはこちら
オルフェオ取材同行記 栗山大輔、清水優一、禰寝碧海編はこちら
〔楽器情報〕
栗山大輔製作 サントス・エルナンデスモデル No.109 新作の入荷です。この稀代の名工の数多くの実作に接しているはずの氏が、とりわけ名品だと確言するギター文化館所蔵の1924年製サントス・エルナンデスにほぼ準拠したモデル。すでにエステソやバルベロ1世のオマージュモデルなどでも瞠目すべき仕事を見せてきた氏の、現在の充実ぶりを感じさせる佳品となっています。
表面板力木構造はサウンドホール上下(ネック側とブリッジ側)に1本ずつのハーモニックバー、ネック脚近くに寄棟屋根型に成形された補強プレート、ボディ下部は左右対称7本の扇状力木とボトム部でそれらの先端を受け止めるようにハの字に配置された2本のクロージングバーという全体の構造。レゾナンスはEの少し下という低い位置に設定されています。
箱(ボディ)の奥底から鳴ってくるような発音ですが、無駄なリバーブ感はなく引き締まった音が自然な奥行きを伴いながら立ち現れてくる感触。全体に板は薄めの加工がされていますが硬度があり、レスポンスの生々しさと音密度の高さが両立しています。この硬度の高い表板を選択することで厚みをぎりぎりまで抑え、上記のような発音特性を持たせることはサントスのほかにもスペインでは例えばバルベロ1世やアルカンヘル・フェルナンデスなどにもみられる特徴であり、サントスは表面板の選択においてこれを条件としていた可能性もあります。十分に粘りを持ったコクのある音は旋律に自然なうねりとシャープさを生み出し、各音の粒立ちには深い彫りがあります。表情はロマンティックですが決して甘すぎず、サントスならではの独特の気品。そのどこか洗練された野性ともいうべきオリジナルの特徴を十全につかみながら、栗山氏の卓越したバランス感覚の中に無理なく着地させた一本となっています。
セラック塗装での繊細な仕上げで、やや飴色がかった表面板はヴィンテージ的な味わいも醸し出しており、モデルにふさわしい外観。ネックはやや厚めのDシェイプ。弦高値は2.7/3.7mm(1弦/6弦 12フレット)で、サドルには1.5mmほどの余剰がありますのでさらに低く設定することも可能です。
定価(税込)
: 990,000 円
販売価格(税込)
: 940,500 円
区分
:
国産クラシック オールド
製作家/商品名
:
中出 敏彦 Toshihiko Nakade
モデル/品番 Model/No.
:
No.1000A
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
655mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
1971年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース
備考 Notes
:
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:カシュー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.2mm
〔製作家情報〕
1932年東京生まれ。ジャパンヴィンテージの筆頭格として河野賢と共に名の挙がる中出阪蔵(1906~1993)の次男。父の教えのもと16歳よりヴァイオリンとギターの製作を開始し、5年後にはギター製作に専心するようになります。1960年には自身の独立した工房を開設し、オリジナルラベルでの製作を開始。その後1968年にはスペインに渡り、マドリッドの製作家エルナンデス・イ・アグアドの工房に入門。この名工からの影響が決定的となり、自身のその後の製作哲学を明確に方向づけられることとなります。外観的な意匠や楽器構造、音色的な特徴においてその影響は如実に表れており、そこに氏独自の個性を注ぎ込んだ楽器はその勇壮な鳴りと豊かな表情とで人気を博します。
80歳を越えた後も製作は衰えず、中級者用のすぐれたミドルクラスから、国内製作家としては最高値となる250万を越えるハイスペックモデルまで、一貫して細かな部分まで手の行き届いた高品質を維持して出荷を続けてきた、そのブランドとしての気位の高さはやはり敬服に値するものでしょう。邦人製作家の最長老として、近年は限定的ながらも製作を続けていましたが、豊富なストックを誇っていた木材を全て使い終わったところで製作を引退。スペイン的なニュアンスを感じさせる国内ブランドの代表格としての地位を揺るぎないもにしてきた氏のギターは、近年は父阪蔵氏と並び、海外でも人気の高まっているアイテムとなっています。同じギター製作家(現在は引退)の中出輝明氏は兄、中出幸雄氏は弟、また中出六太郎氏は叔父になります。
〔楽器情報〕
中出敏彦1971年製作のNo.1000Aモデル Usedの入荷です。当時のこのブランドの上位機種の一つで、横裏板は中南米ローズウッド、ヘッドは師アグアドの影響を如実に受けたデザインで凝った細工のもの。スペインでの修行から帰国して間もないころの作ですが、音においても既に後年の彼のギターを特徴づける要素が十全に備わっています。
しっかりした音圧で、倍音が豊かに響き、体感的に包まれるような明るい鳴り。スペインそのものとは言えないまでも、彼自身の経験から醸成したであろうスペイン的イメージに着地させており、それがこの楽器に充実したアイデンティティを付与しています。加えておそらくは経年の弾き込みによるものか、単音には(特にアポヤンドで弾いたときなどは)たっぷりとしたコクがあり、豊かに歌うところが魅力的。
表面板力木配置はサウンドホール上下(ネック側とブリッジ側)に各1本のハーモニックバー、そのうち下側のほうのバーの中央部分を起点として高音側横板の下部ふくらみ部分に向かって斜めに下りてゆくもう一本のバー(トレブルバー)、扇状力木は等間隔に7本、それらの先端をボトム部で受けとめるように2本のクロージングバーがハの字型に配置されており、またちょうど駒板の位置にはほぼ同じ面積に補強プレートが貼られているという構造。扇状力木の本数と配置など若干異なる部分はありますが、これは師であるアグアドのギターを基本としているものと言えます。レゾナンスはG#の少し上に設定されています。
表面板のブリッジ下1弦側と6弦側とに1か所ずつボトムまでの割れ補修歴があります。また同じく表面板の高音側下部ふくらみ部分に数センチの割れ補修歴があります。これらは3か所とのも内側よりパッチ補強が施されております。その他やや深めの搔き傷、打痕、弾きキズが数か所あります。横裏板は衣服等による細かな摩擦あとや部分的な変色など見られますが大きな傷はありません。ネック、フレット、糸巻など演奏性にかかかわる部分も良好です。ネックシェイプは厚めのDシェイプ。弦高値は3.0/4.2mm(1弦/6弦 12フレット)、サドルには2.0~3.0mmの余剰があります。全体はカシュー塗装による仕上げで、経年により塗装表面には細かなウェザーチェックが入っていますが継続しての使用には現時点で問題ありません。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 165,000 円
注文数
:
区分
:
国産クラシック オールド
製作家/商品名
:
中出 敏彦 Toshihiko Nakade
モデル/品番 Model/No.
:
Master 35
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
630mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2013年
表板 Top
:
スプルース単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
ローズウッド単板 Indian rosewood
付属品 Option
:
軽量ケース
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:カシュー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.2mm/6弦 3.3mm
〔製作家情報〕
1932年東京生まれ。ジャパンヴィンテージの筆頭格として河野賢と共に名の挙がる中出阪蔵(1906~1993)の次男。父の教えのもと16歳よりヴァイオリンとギターの製作を開始し、5年後にはギター製作に専心するようになります。1960年には自身の独立した工房を開設し、オリジナルラベルでの製作を開始。その後1968年にはスペインに渡り、マドリッドの製作家エルナンデス・イ・アグアドの工房に入門。この名工からの影響が決定的となり、自身のその後の製作哲学を明確に方向づけられることとなります。外観的な意匠や楽器構造、音色的な特徴においてその影響は如実に表れており、そこに氏独自の個性を注ぎ込んだ楽器はその勇壮な鳴りと豊かな表情とで人気を博します。
80歳を越えた後も製作は衰えず、中級者用のすぐれたミドルクラスから、国内製作家としては最高値となる250万を越えるハイスペックモデルまで、一貫して細かな部分まで手の行き届いた高品質を維持して出荷を続けてきた、そのブランドとしての気位の高さはやはり敬服に値するものでしょう。邦人製作家の最長老として、近年は限定的ながらも製作を続けていましたが、豊富なストックを誇っていた木材を全て使い終わったところで製作を引退。スペイン的なニュアンスを感じさせる国内ブランドの代表格としての地位を揺るぎないもにしてきた氏のギターは、近年は父阪蔵氏と並び、海外でも人気の高まっているアイテムとなっています。同じギター製作家(現在は引退)の中出輝明氏は兄、中出幸雄氏は弟、また中出六太郎氏は叔父になります。
〔楽器情報〕
中出敏彦製作 Master 35 2013年製 630㎜ 仕様 Usedの入荷です。このブランドとしてはエントリーに位置づけられるモデルですが、材、造作そして音の完成度においてやはり敏彦氏ならではの高いクオリティを有しており、とてもリーズナブルな一本です。630mmスケールの「デメリット」(小さめなボディサイズゆえの響きへの影響など)をほとんど感じさせない充実した音圧で、倍音が豊かに鳴り、包まれるような音響はこのブランドならでは。同時に発音の反応性など楽曲演奏における機能的な面でも不足はなく、まずは円満におすすめできるエントリーモデルとなっています。
表面板力木配置はサウンドホール上下(ネック側とブリッジ側)に各2本のハーモニックバーが設置されており、このうち一番ブリッジ寄りの1本は低音側から高音側に向かってわずかに下がってゆくように斜めに設置されています。扇状力木は左右対称7本で、ボトム部でそれらの先端を受け止めるように2本のクロージングバーがハの字型に配置され、駒板位置にはほぼ同じ面積を薄い補強プレートが貼られているという構造。このブランドの上位モデルで採用されているアグアド的な配置とは異なり、特にサウンドホール下の2本のハーモニックバーの配置関係はイグナシオ・フレタのものを想起させます(ただしフレタは扇状力木が9本設置されています)。レゾナンスはG#~Aに設定されています。
全体はカシュ―塗装による仕上げでオリジナルのまま。表面板の指板脇やサウンドホールまわり、ブリッジ下などにわずかに傷ありますが軽微なもので、横裏板もわずかに数か所の打痕と衣服等による細かな摩擦のほかは綺麗な状態を維持しています。割れなどの大きな修理履歴もありません。ネック、フレット、糸巻など演奏性にかかかわる部分も良好です。ネックシェイプは薄くフラットな仕上げのDシェイプ。弦高値は2.2/3.3mm(1弦/6弦 12フレット)とかなり低めの設定。サドルには1.5~2.0mmの余剰があります。重量は軽めで1.45㎏となっています。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 198,000 円
注文数
:
区分
:
国産クラシック 新作
製作家/商品名
:
西野 春平 Shunpei Nishino
モデル/品番 Model/No.
:
35号 ハウザーモデル
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2024年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
インディアン・ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option
:
ケース別売
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.8mm/6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
1947年茨城県の日立市生まれ。10代よりギターの製作を始め、1964年17歳の時に黒澤常三郎の工房に弟子として入門。1969年には独立して所沢に工房を設立。以来、その製作キャリア初期より傾倒していたハウザー1世ギターを研究した成果を活かし、音響バランスに優れたギターを作り続けています。国内の製作家としてはいち早くエレガットの製作にも着手するほか、その類まれな工作精度からアコースティックギターの分野からもオファーが相次ぎ、少数ながらこちらも良質なモデルを製作。しかしながら氏の特徴と美学が最もあらわれているのはのはなんといってもハウザーモデルと言えるでしょう。その造作の美しさ、艶やかな音色、音響の見事なバランスはハウザーの名前に恥じない仕上がりをどの個体でも常に維持しており、使用材もまたこの価格帯では申し分のないグレード。コストパフォーマンスの点でも国内屈指と言ってもよいブランドです。
〔楽器情報〕
西野春平の定番のハウザーモデル 35号、弦長650mm 松/インディアンローズウッド仕様 2024年の新作が入荷いたしました。
60年近い製作キャリアを持つこのベテラン製作家の、高品質を維持し続けるそのブランドポテンシャルは本当に見事。今作もまたハウザーの音色や構造に対する深い敬意が如実に表れた、そして外観のたたずまいにおいてもしっかりとオリジナルのニュアンスを感じさせる一本に仕上がっています。エントリーからミドルクラスの弾き手にも無理なくフィットする、その音響と演奏性おける絶妙な着地はこのブランドならでは。やや硬質で密度の高いすっきりとした響き、瑞々しさをたたえた音色で、各音の整った粒立ちと反応の速さ、和音でのバランス、ピッチの正確さに至るまで申し分ありません。使用材も高いクオリティのものがセレクトされており、トータルでまさにコストパフォーマンスに優れた一本となっています。
基本デザインはもちろんヘルマン・ハウザー一世作の「セゴビアモデル」にほぼ準拠しています。表面板力木構造はサウンドホール上側(ネック側)に1枚の補強プレートと1本のハーモニックバー、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とこれらの先端をボトム部で受け止める2本のV字型に配されたクロージングバー、駒板の位置には薄い補強プレート板が貼り付けられているという全体の構造。レゾナンスはGの少し下に設定されています。弦高は2.8/4.0㎜(1弦/6弦 12フレット)、サドル余剰は2.0~3.0mmありますのでお好みに応じて弦高調整が可能です。ネックはやや薄めのDシェイプでコンパクトなグリップ感、弦の張りも中庸なので左手のストレスがなく弾きやすく感じます。
定価(税込)
: 385,000 円
販売価格(税込)
: 365,750 円
注文数
:
区分
:
国産クラシック 新作
製作家/商品名
:
西野 春平 Shunpei Nishino
モデル/品番 Model/No.
:
35号 ハウザーモデル 630mm
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
630mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2024年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
インディアン・ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option
:
ケース別売
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.5mm/6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
1947年茨城県の日立市生まれ。10代よりギターの製作を始め、1964年17歳の時に黒澤常三郎の工房に弟子として入門。1969年には独立して所沢に工房を設立。以来、その製作キャリア初期より傾倒していたハウザー1世ギターを研究した成果を活かし、音響バランスに優れたギターを作り続けています。国内の製作家としてはいち早くエレガットの製作にも着手するほか、その類まれな工作精度からアコースティックギターの分野からもオファーが相次ぎ、少数ながらこちらも良質なモデルを製作。しかしながら氏の特徴と美学が最もあらわれているのはのはなんといってもハウザーモデルと言えるでしょう。その造作の美しさ、艶やかな音色、音響の見事なバランスはハウザーの名前に恥じない仕上がりをどの個体でも常に維持しており、使用材もまたこの価格帯では申し分のないグレード。コストパフォーマンスの点でも国内屈指と言ってもよいブランドです。
〔楽器情報〕
西野春平製作 ハウザーモデル35号 松/インディアンローズウッド 630mm仕様 2024年の新作が入荷いたしました。
氏のハウザーの音色や構造に対する深い敬意が如実に表れた、そして外観のたたずまいにおいてもしっかりとオリジナルのニュアンスを感じさせる一本に仕上がっています。630mmのショートスケールでボディもわずかに小ぶりですが音響的なデメリットは全くなく、このモデルならではの響きが楽しめます。
エントリーからミドルクラスの弾き手にも無理なくフィットする、その音響と演奏性おける絶妙な着地はこのブランドならでは。やや硬質で密度の高い響きはいかにもハウザーで、各音の整った粒立ちと反応の速さ、和音でのバランス、ピッチの正確さに至るまで申し分ありません。しかしながらローズウッド仕様の本作では太くふっくらとした感触が音に付加されており、オリジナルが持つ厳しいまでの透徹さとはまた異なる、どこか柔和で優しいニュアンスが生まれています。
基本デザインはもちろんヘルマン・ハウザー一世作の「セゴビアモデル」にほぼ準拠しています。表面板力木構造はサウンドホール上側(ネック側)に1枚の補強プレートと1本のハーモニックバー、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とこれらの先端をボトム部で受け止める2本のV字型に配されたクロージングバー、駒板の位置には薄い補強プレート板が貼り付けられているという全体の構造。レゾナンスはG~G#のちょうど中間に設定されています。弦高は2.5/4.0㎜(1弦/6弦 12フレット)、サドル余剰は1.5~2.5mmありますのでお好みに応じて弦高調整が可能です。ネックはやや薄めのDシェイプでコンパクトなグリップ感、弦の張りも中庸なので左手のストレスがなく弾きやすく感じます。高音側20フレット仕様。
定価(税込)
: 385,000 円
販売価格(税込)
: 365,750 円
注文数
:
区分
:
国産クラシック 新作
製作家/商品名
:
西野 春平 Shunpei Nishino
モデル/品番 Model/No.
:
50号 ハウザーモデル
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2024年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option
:
ケース別売
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.3mm/6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
1947年茨城県の日立市生まれ。10代よりギターの製作を始め、1964年17歳の時に黒澤常三郎の工房に弟子として入門。1969年には独立して所沢に工房を設立。以来、その製作キャリア初期より傾倒していたハウザー1世ギターを研究した成果を活かし、音響バランスに優れたギターを作り続けています。国内の製作家としてはいち早くエレガットの製作にも着手するほか、その類まれな工作精度からアコースティックギターの分野からもオファーが相次ぎ、少数ながらこちらも良質なモデルを製作。しかしながら氏の特徴と美学が最もあらわれているのはのはなんといってもハウザーモデルと言えるでしょう。その造作の美しさ、艶やかな音色、音響の見事なバランスはハウザーの名前に恥じない仕上がりをどの個体でも常に維持しており、使用材もまたこの価格帯では申し分のないグレード。コストパフォーマンスの点でも国内屈指と言ってもよいブランドです。
〔楽器情報〕
西野春平製作 定番のハウザーモデル 50号 表面板が松、横裏板は中南米産ローズウッド仕様、同じモデルでインディアンローズウッドを使用した35号の上級スペックとなる1本、2024年新作です。
このベテラン製作家ならではの絶妙な中庸ともいうべき着地点が見極められており、音と造り、そして演奏性において日本人の好みに十全にフィットしたモデルです。オリジナルほどの強い粘りはないもののハウザーらしいやや硬質な発音と、おそらくは中南米産ローズの特性による透明感がそこに加わり、全体に瑞々しい響き。たっぷりとふくらみを持った低音から高音のクリアネスに至る音響バランスがいかにもハウザーらしく、各音の整った粒立ちと分離、タッチとシンクロするような反応の速さ、ピッチの正確さに至るまで申し分ありません。表情もまたドイツ的なストイック感触ながら十分な振幅があり、クラシカルな多様な表現において不足がありません。
基本デザインはもちろんヘルマン・ハウザー一世作の「セゴビアモデル」にほぼ準拠しています。表面板力木構造はサウンドホール上側(ネック側)に1枚の補強プレートと1本のハーモニックバー、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とこれらの先端をボトム部で受け止める2本のV字型に配されたクロージングバー、駒板の位置には薄い補強プレート板が貼り付けられているという全体の構造。レゾナンスはGの少し下に設定されています。弦高は2.3/4.0㎜(1弦/6弦 12フレット)、サドル余剰は1.5~3.5mmありますのでお好みに応じて弦高調整が可能です。ネックはやや薄めのDシェイプでコンパクトなグリップ感、弦の張りも中庸で左手のストレスがなく弾きやすく感じます。
定価(税込)
: 550,000 円
販売価格(税込)
: 522,500 円
注文数
:
区分
:
国産クラシック 中古
製作家/商品名
:
西野 春平 Shunpei Nishino
モデル/品番 Model/No.
:
ハウザーモデル
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
640mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2020年
表板 Top
:
松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
ローズウッド単板 Indian rosewood
付属品 Option
:
軽量ケース
備考 Notes
:
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.3mm/6弦 3.3mm
〔製作家情報〕
1947年茨城県の日立市生まれ。10代よりギターの製作を始め、1964年17歳の時に黒澤常三郎の工房に弟子として入門。1969年には独立して所沢に工房を設立。以来、その製作キャリア初期より傾倒していたハウザー1世ギターを研究した成果を活かし、音響バランスに優れたギターを作り続けている。国内の製作家としてはいち早くエレガットの製作にも着手するほか、その類まれな工作精度からアコースティックギターの分野からもオファーが相次ぎ、少数ながらこちらも良質なモデルを製作している。しかしながら氏の特徴と美学が最もあらわれているのはのはなんといってもハウザーモデルであり、その造作の美しさ、艶やかな音色、音響の見事なバランスはハウザーの名前に恥じない仕上がりを常に維持している。使用材もまたこの価格帯では申し分のないグレードで、コストパフォーマンスの点でも国内屈指と言ってもよいブランドである。
〔楽器情報〕
西野春平製作のハウザーモデル 35号、弦長640mm Used良品の入荷です。外観のデザイン、力木構造ともにヘルマン・ハウザー1世の有名な「セゴビアモデル」に準拠したモデルで、使用材と仕上がり、音響バランスから表現力、弾き易さに至るまで不足することのないまさしくコストパフォーマンスに優れた一本。衣服等による軽微な摩擦あとのほかは目立った傷はなく、割れ等の大きな修理履歴もありません。ネック、フレットなどの演奏性に関わる部分も良好です。指板は低音側から高音側に向かって弦高が低くなってゆくように傾斜しており、640mmスケールであることとも相乗して左手のコンパクトな演奏性が追及されています。弦高は現在値で2.3/3.3mmと低めの設定、また指板は1弦側が20フレット仕様になっています。
表面板力木構造はサウンドホール上側(ネック側)に2本、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とそれらの先端をボトム部で受け止める2本のV字型に配置されたクロージングバー、駒板位置には薄い補強プレートが貼り付けられているという全体の配置。レゾナンスはG#の少し下に設定されています。
程よい硬さと粘りのある発音で、雑味のない艶やかな音色が魅力的。バランスも整っており、ハウザーらしい気品と力強さが備わったモデルです。
定価(税込)
: 385,000 円
販売価格(税込)
: 220,000 円
注文数
:
11~14件目/合計27件 2ページ目/合計2ページ
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