ギターショップアウラ
ようこそ ゲスト さま
会員登録 ログイン カート お気に入り
英語版カタログ
ギターサロン
アウラ音楽院
アクセス
お問い合わせ
トップ > ギターカテゴリー > 国産クラシック 新作
国産クラシック 新作   写真をクリックするとさらに大きなカタログ写真が表示されます。
製作家/商品名 久保 津奈夫 Tsunao Kubo演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 60号 トーレスモデル
005_06_kubo_01_219
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2023年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.0mm

〔製作家情報〕
高校時代よりギターの演奏に親しみ、20歳の時ギター製作家を志し、池袋の工房にて野上三郎氏に師事。その後1979年に独立、アントニオ・マリンの弟子のアルベルト・ネジメ氏より製作上の貴重なアドバイスを得えて、郷里長野にて製作を開始しました。以後も理想の楽器を求め、世界中の名器を研究し続けています。その積年の研鑽は、スパニッシュギターの伝統をその土台としながら、製作家独自の世界観を感じさせる、滋味豊かな音色と、それをそのまま姿にしたような繊細で渋い外観を備えたギターとして結実。現在年間製作本数は3本前後という寡作家。

〔楽器情報〕
トーレスモデル 。温かみのある渋めな音色で繊細な表情も備えており、コンサートギターとしても十全にその力を発揮できる1本です。トーレスモデルとなっていますが、実際には製作家独自の意匠が施されたものとなっており、特に口輪とヘッドのデザインとその細工は精緻を極めると同時に彼の卓越した審美センスが表れ、外観全体の落ち着いた品格に寄与しています。製作家独自の調合によるセラック塗装もまた実に美しい質感を備え、まるで上質なアンティーク家具さえも思わせるようなほのかな飴色。氏は自身のラインナップをトーレスモデルで統一していますが、その仕様はデザインだけでなく、内部構造の力木配置でも1本ごとに変えており、時には製作家独自に工夫を加えるなどし、それぞれが実は個性の異なる仕上がりとなっているところも魅力でしょう。ネックは普通の厚みのフラットなD-シェイプタイプ。レゾナンスはG#の僅かに下に設定されています。

*




定価(税込) : 660,000 円 販売価格(税込) :  627,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 長崎 祐一  Yuichi Nagasaki
モデル/品番 Model/No. 35号 サントスモデル No.35185
005_07_nagasaki_01_221_35
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2021年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian rosewood
付属品 Option 軽量ケース
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸巻き:ゴトー
弦 高:1弦 3.2mm/6弦 4.1mm

〔製作家情報〕
1962年生まれ。1985年日本ギター音楽学校製作科を卒業し、2000年には全日本ギターコンクール製作部門の特別金賞を受賞。
翌年には全日本ギターコンクール製作部門最優秀賞を受賞し、製作家としての地歩を着実に固め、その後現在に至るまで静岡県の工房で精力的に製作を続けています。トーレスやサントス・エルナンデスなど、セラックニス仕上げによる伝統的なスタイルのモデルをメインラインナップとし、素朴で穏やかなたたずまいのギターはコストパフォーマンスの良さも相まって人気を集めています。2008年に日本弦楽器製作者協会入会。


〔楽器紹介〕
長崎祐一氏製作の2021年最新作です。スペインの名工サントス・エルナンデス(1874~1943)のモデルに準拠しており、全面セラック塗装による素朴な味わいを備えたギターとなっています。豪壮さや華やかさというよりもむしろこの落ち着いた滋味が魅力と言え、しかしながら音量や発音のレスポンス、表情の変化などは不足なく、この価格帯の手工ギターとしては申し分のない仕上がり。内部構造は左右対称7本の扇状力木にボトム部のハの字型のクロージングバーという構造。レゾナンスはG#に設定されています。ネックシェイプはCシェイプのラウンドタイプ。糸巻きはGotoh製を装着。MAC150(緑色)ケース付属。

定価(税込) : 385,000 円 販売価格(税込) :  365,750 円
注文数 :   

製作家/商品名 清水 優一 Yuichi Shimizu演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 70号 ハウザー1世モデル No.20
005_08_shimizu_01_222_70
弦長 Scale Length 635mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板:セラックニス /横裏板:セラックニス
糸 巻:スローン
弦 高:1弦  2.7 mm/6弦  3.6 mm

〔製作家情報〕                               
1980年東京都府中市生まれ。16歳の時に茶位幸信のギター製作教室に参加し、その後氏が校長を務めるフェルナンデスギター・エンジニアスクールに入学。 在学中に河野ギター製作所の桜井正毅に手紙を書き、これがきっかけとなり2000年に同製作所に入社、製作技法を学ぶと共にギターと音楽についての見識を深めていきました。 2013年の退社後すぐにその探究心の赴くままスペイン各地を廻り、ホセ・ルイス・ロマニリョス、マヌエル・カセレス、アントニオ・マリン・モンテロ、イグナシオ・フレタら名工たちの工房を訪れます。そして帰国後は禰寝孝次郎、尾野薫からのアドバイスや指導を受けながら、満を持して自身のラベルによる製作を開始。様々なジャンルの音楽と文化に対する知的好奇心、そして常に広く柔軟な視野を持ちながら、スペインギターの真髄に迫ろうとするその真摯な姿勢は一貫しており、彼の楽器はもはや端倪すべからざる高みに達していると言えます。現在は年間5本前後のペースで製作。 そのクラシカルで透徹した響きとじっくりと綿密に造り込まれた美しい仕上がりとで、こだわりを持つユーザーから高い評価を得ています。彼が河野ギター製作所時代に製作した作品をレゲエミュージック界の巨匠アール・チナ・スミスが長年愛用していることが国内のギターマガジン誌上で大きく取り上げられ、新たなファン層を拡大していることは記憶に新しい。2020年にはフランスCamino Verde社出版のOrfeo Magazine No.15 にインタビュー記事が掲載され、国内外での評価もさらに高まりを見せている若手の一人です。

オルフェオマガジン「日本の製作家」特集掲載号 オンラインショップ商品ページはこちら

オルフェオ取材同行記 栗山大輔、清水優一、禰寝碧海編はこちら

〔楽器情報〕
清水優一 製作ハウザー1世モデル 2022年新作が入荷致しました。
ここ数年における彼のギターは、その入荷ごとにその時点での到達点を如実に示すと同時に、レプリカモデルとしての極めて高度な達成がなされたもので、どれも実に素晴らしい仕上がりになっています。今回入荷したハウザーモデルもまたオリジナルのエッセンスをしっかりと見極めつつ、そこに日本人である彼の音響嗜好をさりげなく加味した、構築美と洒脱さが同居したなんとも素敵な一本に仕上がっています。

内部構造はヘルマン・ハウザー1世1937年製のセゴビアモデルに準拠して、サウンドホール上側(ネック側)に2本、下側(ブリッジ側)に2本のハーモニックバーを配し、サウンドホールの高音側と低音側にはそれぞれ一枚ずつの幅2センチほどの補強板が上述のハーモニックバーどうしをつなぐように貼り付けられています。くびれより下のボディ下部は左右対称の7本の繊細な扇状力木にボトム部でそれら7本の先端を受け止めるようにハの字型に設置された2本のクロージングバー、そしてブリッジ位置にちょうど駒板の大きさに沿うように貼られたプレート板という全体の表面板構造。また表板と横板との接合部にはペオネス(三角形型の木製のブロック)が間隔をあけて設置されています(通常スパニッシュギターでは密接して設置される)。レゾナンスはF#の僅かに下に設定。

やや低めに設定されたレゾナンスゆえのどっしりとした重心感覚に支えられた全体のクリアな音響が心地よく、ハウザーらしい粘りのある発音や、高音~中低音~低音のそれぞれが互いにポリフォニックに響きあう独特の立体感はやはり素晴らしい。箱がふくよかに鳴っている感覚で、透徹としていながらも全体にwarmな雰囲気。今回の作では塗装が飴色のセラック仕上げとなっており、これがVintage風の味わいを外観の雰囲気に付加しています。そして全体の美しい仕上げと造作の精緻さはロマニリョスモデルと同様に大変に高度で、工芸品としてのクオリティもまた特筆したいモデルとなっています。


製作風景写真は、こちら





品切れ 定価(税込) : 770,000 円 販売価格(税込) :  731,500 円

製作家/商品名 星 光治 Mitsuharu Hoshi
モデル/品番 Model/No. 30号 M.バルベロ1世モデル No.25
005_09_HoshiM_01_221_25
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2021年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3mm/6弦 4mm

〔製作家情報〕
楽器演奏と共に名器を収集し、趣味とし楽器製作も開始。その後尾野薫氏の下、本格的なギター製作を基礎から学ぶ。寡作ながらスペイン伝統工法での製作を行っています。

〔楽器情報〕
尾野薫のような厳格さとは一線を画し、弾く人を安心させる柔らかな感触が印象的。しかしながら各音はしっかりと不足なく引き締まっており、その絶妙なバランスがこの楽器をチャーミングとさえいえるような魅力的なものにしています。コストパフォーマンスも抜群の愛すべきギター。
年間製作本数2本、オールセラックニス仕上げの貴重な楽器です。マルセロ・バルベロ1世モデル。


品切れ 定価(税込) : 330,000 円 販売価格(税込) :  313,500 円

製作家/商品名 西野 春平 Shunpei Nishino演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 35号 ハウザーモデル 640mm
005_12_nishinoS_01_222_640
弦長 Scale Length 640mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸巻き:ゴトー
弦 高:1弦 2.4mm/6弦 3.6mm

〔製作家情報〕
1947年茨城県の日立市生まれ。10代よりギターの製作を始め、1964年17歳の時に黒澤常三郎の工房に弟子として入門。1969年には独立して所沢に工房を設立。以来、その製作キャリア初期より傾倒していたハウザー1世ギターを研究した成果を活かし、音響バランスに優れたギターを作り続けている。国内の製作家としてはいち早くエレガットの製作にも着手するほか、その類まれな工作精度からアコースティックギターの分野からもオファーが相次ぎ、少数ながらこちらも良質なモデルを製作している。しかしながら氏の特徴と美学が最もあらわれているのはのはなんといってもハウザーモデルであり、その造作の美しさ、艶やかな音色、音響の見事なバランスはハウザーの名前に恥じない仕上がりを常に維持している。使用材もまたこの価格帯では申し分のないグレードで、コストパフォーマンスの点でも国内屈指と言ってもよいブランドである。

〔特徴〕
氏が自家薬籠中とするハウザーモデル、35号、弦長640mmの新作が入荷いたしました。
いつもながら外観だけでなく、オリジナルの音色に対する憧憬もまた如実に表れた、しっかりとそのニュアンスを感じさせる一本です。邦人製作家らしい落ち着いた慎ましやかな響き、華美さや色気といったものはないものの、みずみずしさをたたえた音色はこの製作家の特徴と言えるでしょう。各音のバランス、ピッチの正確さにおいてもこの価格帯においては群を抜く仕上がりで、使用材も申し分のないクオリティ、まさにコストパフォーマンス抜群の一本。





定価(税込) : 385,000 円 販売価格(税込) :  365,750 円
注文数 :   

製作家/商品名 西野 春平 Shunpei Nishino
モデル/品番 Model/No. 35号 ハウザーモデル
005_12_nishinoS_01_224_35
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2024年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides インディアン・ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.8mm/6弦 4.0mm

〔製作家情報〕
1947年茨城県の日立市生まれ。10代よりギターの製作を始め、1964年17歳の時に黒澤常三郎の工房に弟子として入門。1969年には独立して所沢に工房を設立。以来、その製作キャリア初期より傾倒していたハウザー1世ギターを研究した成果を活かし、音響バランスに優れたギターを作り続けています。国内の製作家としてはいち早くエレガットの製作にも着手するほか、その類まれな工作精度からアコースティックギターの分野からもオファーが相次ぎ、少数ながらこちらも良質なモデルを製作。しかしながら氏の特徴と美学が最もあらわれているのはのはなんといってもハウザーモデルと言えるでしょう。その造作の美しさ、艶やかな音色、音響の見事なバランスはハウザーの名前に恥じない仕上がりをどの個体でも常に維持しており、使用材もまたこの価格帯では申し分のないグレード。コストパフォーマンスの点でも国内屈指と言ってもよいブランドです。

〔楽器情報〕
西野春平の定番のハウザーモデル 35号、弦長650mm 松/インディアンローズウッド仕様 2024年の新作が入荷いたしました。
60年近い製作キャリアを持つこのベテラン製作家の、高品質を維持し続けるそのブランドポテンシャルは本当に見事。今作もまたハウザーの音色や構造に対する深い敬意が如実に表れた、そして外観のたたずまいにおいてもしっかりとオリジナルのニュアンスを感じさせる一本に仕上がっています。エントリーからミドルクラスの弾き手にも無理なくフィットする、その音響と演奏性おける絶妙な着地はこのブランドならでは。やや硬質で密度の高いすっきりとした響き、瑞々しさをたたえた音色で、各音の整った粒立ちと反応の速さ、和音でのバランス、ピッチの正確さに至るまで申し分ありません。使用材も高いクオリティのものがセレクトされており、トータルでまさにコストパフォーマンスに優れた一本となっています。

基本デザインはもちろんヘルマン・ハウザー一世作の「セゴビアモデル」にほぼ準拠しています。表面板力木構造はサウンドホール上側(ネック側)に1枚の補強プレートと1本のハーモニックバー、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とこれらの先端をボトム部で受け止める2本のV字型に配されたクロージングバー、駒板の位置には薄い補強プレート板が貼り付けられているという全体の構造。レゾナンスはGの少し下に設定されています。弦高は2.8/4.0㎜(1弦/6弦 12フレット)、サドル余剰は2.0~3.0mmありますのでお好みに応じて弦高調整が可能です。ネックはやや薄めのDシェイプでコンパクトなグリップ感、弦の張りも中庸なので左手のストレスがなく弾きやすく感じます。


新入荷 定価(税込) : 385,000 円 販売価格(税込) :  365,750 円
注文数 :   

製作家/商品名 西野 春平 Shunpei Nishino
モデル/品番 Model/No. 35号 ハウザーモデル 630mm
005_12_nishinoS_01_224_35_630
弦長 Scale Length 630mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2024年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides インディアン・ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.5mm/6弦 4.0mm

〔製作家情報〕
1947年茨城県の日立市生まれ。10代よりギターの製作を始め、1964年17歳の時に黒澤常三郎の工房に弟子として入門。1969年には独立して所沢に工房を設立。以来、その製作キャリア初期より傾倒していたハウザー1世ギターを研究した成果を活かし、音響バランスに優れたギターを作り続けています。国内の製作家としてはいち早くエレガットの製作にも着手するほか、その類まれな工作精度からアコースティックギターの分野からもオファーが相次ぎ、少数ながらこちらも良質なモデルを製作。しかしながら氏の特徴と美学が最もあらわれているのはのはなんといってもハウザーモデルと言えるでしょう。その造作の美しさ、艶やかな音色、音響の見事なバランスはハウザーの名前に恥じない仕上がりをどの個体でも常に維持しており、使用材もまたこの価格帯では申し分のないグレード。コストパフォーマンスの点でも国内屈指と言ってもよいブランドです。

〔楽器情報〕
西野春平製作 ハウザーモデル35号 松/インディアンローズウッド 630mm仕様 2024年の新作が入荷いたしました。
氏のハウザーの音色や構造に対する深い敬意が如実に表れた、そして外観のたたずまいにおいてもしっかりとオリジナルのニュアンスを感じさせる一本に仕上がっています。630mmのショートスケールでボディもわずかに小ぶりですが音響的なデメリットは全くなく、このモデルならではの響きが楽しめます。

エントリーからミドルクラスの弾き手にも無理なくフィットする、その音響と演奏性おける絶妙な着地はこのブランドならでは。やや硬質で密度の高い響きはいかにもハウザーで、各音の整った粒立ちと反応の速さ、和音でのバランス、ピッチの正確さに至るまで申し分ありません。しかしながらローズウッド仕様の本作では太くふっくらとした感触が音に付加されており、オリジナルが持つ厳しいまでの透徹さとはまた異なる、どこか柔和で優しいニュアンスが生まれています。

基本デザインはもちろんヘルマン・ハウザー一世作の「セゴビアモデル」にほぼ準拠しています。表面板力木構造はサウンドホール上側(ネック側)に1枚の補強プレートと1本のハーモニックバー、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とこれらの先端をボトム部で受け止める2本のV字型に配されたクロージングバー、駒板の位置には薄い補強プレート板が貼り付けられているという全体の構造。レゾナンスはG~G#のちょうど中間に設定されています。弦高は2.5/4.0㎜(1弦/6弦 12フレット)、サドル余剰は1.5~2.5mmありますのでお好みに応じて弦高調整が可能です。ネックはやや薄めのDシェイプでコンパクトなグリップ感、弦の張りも中庸なので左手のストレスがなく弾きやすく感じます。高音側20フレット仕様。

新入荷 定価(税込) : 385,000 円 販売価格(税込) :  365,750 円
注文数 :   

製作家/商品名 西野 春平 Shunpei Nishino
モデル/品番 Model/No. 50号 ハウザーモデル
005_12_nishinoS_01_224_50
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2024年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.3mm/6弦 4.0mm

〔製作家情報〕
1947年茨城県の日立市生まれ。10代よりギターの製作を始め、1964年17歳の時に黒澤常三郎の工房に弟子として入門。1969年には独立して所沢に工房を設立。以来、その製作キャリア初期より傾倒していたハウザー1世ギターを研究した成果を活かし、音響バランスに優れたギターを作り続けています。国内の製作家としてはいち早くエレガットの製作にも着手するほか、その類まれな工作精度からアコースティックギターの分野からもオファーが相次ぎ、少数ながらこちらも良質なモデルを製作。しかしながら氏の特徴と美学が最もあらわれているのはのはなんといってもハウザーモデルと言えるでしょう。その造作の美しさ、艶やかな音色、音響の見事なバランスはハウザーの名前に恥じない仕上がりをどの個体でも常に維持しており、使用材もまたこの価格帯では申し分のないグレード。コストパフォーマンスの点でも国内屈指と言ってもよいブランドです。

〔楽器情報〕
西野春平製作 定番のハウザーモデル 50号 表面板が松、横裏板は中南米産ローズウッド仕様、同じモデルでインディアンローズウッドを使用した35号の上級スペックとなる1本、2024年新作です。

このベテラン製作家ならではの絶妙な中庸ともいうべき着地点が見極められており、音と造り、そして演奏性において日本人の好みに十全にフィットしたモデルです。オリジナルほどの強い粘りはないもののハウザーらしいやや硬質な発音と、おそらくは中南米産ローズの特性による透明感がそこに加わり、全体に瑞々しい響き。たっぷりとふくらみを持った低音から高音のクリアネスに至る音響バランスがいかにもハウザーらしく、各音の整った粒立ちと分離、タッチとシンクロするような反応の速さ、ピッチの正確さに至るまで申し分ありません。表情もまたドイツ的なストイック感触ながら十分な振幅があり、クラシカルな多様な表現において不足がありません。

基本デザインはもちろんヘルマン・ハウザー一世作の「セゴビアモデル」にほぼ準拠しています。表面板力木構造はサウンドホール上側(ネック側)に1枚の補強プレートと1本のハーモニックバー、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とこれらの先端をボトム部で受け止める2本のV字型に配されたクロージングバー、駒板の位置には薄い補強プレート板が貼り付けられているという全体の構造。レゾナンスはGの少し下に設定されています。弦高は2.3/4.0㎜(1弦/6弦 12フレット)、サドル余剰は1.5~3.5mmありますのでお好みに応じて弦高調整が可能です。ネックはやや薄めのDシェイプでコンパクトなグリップ感、弦の張りも中庸で左手のストレスがなく弾きやすく感じます。


新入荷 定価(税込) : 550,000 円 販売価格(税込) :  522,500 円
注文数 :   

製作家/商品名 岩田 裕 Yutaka Iwata演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 40号 ロマニリョスモデル
005_iwataY_01_219
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2019年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ウォルナット単板 Walnut
付属品 Option ハードケース
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:フステーロ
弦 高:1弦 3.2mm/6弦 3.8mm


〔製作家情報〕
長野県の石井栄工房で製作を学んだ後、スペインはバルセロナにて工房を構え製作している。

〔楽器情報〕
現在世界中で更に人気が高まっているJ.L.ロマニリョス1世モデル。
少し小振りなボディとやや柔らかめな弦の張力、しなやかながら奥深い音質とロマニリョスの特徴を体現した楽器です。






定価(税込) : 440,000 円 販売価格(税込) :  418,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 加納 木魂 Kodama Kanoh演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 100号
005_kanouK_01_221_100_01
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2021年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.1mm/6弦 4.2mm

[製作家情報]
1939年名古屋生まれ。1958年19歳の時に父加納木鳴の工房に入り、製作を学びます。1966年に独立して自身のブランドして製作を開始して以来、現在まで非常な旺盛さで高品質な楽器を出荷し続けている、国内最長老のベテラン製作家です。ギターの他にもマンドリンやリュートなど古楽器なども製作しており、それぞれのジャンルにおいて高い評価を得ています。氏のクラシックギターはスペイン的なオーソドックスな響きを志向しながらも、どこか慎ましくストイックとさえいえる音色で、豊かな鳴りと上品さを兼ね備えたものになっています。ラインナップでは特に610~640mmでのショートスケールモデルも充実しており、上級モデルにおけるこのカテゴリーでは国内では先駆的存在とされています。

[楽器情報]
加納木魂 製作 100号 650mmスケール クラシックギター新作です。80歳を越えての最新作となりますが、いつもながらの安定した品質で全てにおいて不足のない仕上がり。基本的にデザイン的な部分は各号ともほぼ統一されていますが、本作はハイエンドモデルとなるだけに良材がセレクトされ使用されています。内部構造はなんと11本の扇状力木が左右対称に配置されており、表面板サウンドホールより下側のエリアにまんべんなくゆきわたるように設置。レゾナンスはG~G#に設定されています。心地よい粘りを持った力強い低音ときりっとした粒立ちのよい高音とのバランス感が魅力的で、相変わらずの渋めな音色ながら必要に応じて表情は豊かに変化します。ショートスケール同様に弾き易さの面でも秀逸の1本です。





定価(税込) : 1,100,000 円 販売価格(税込) :  1,045,000 円
注文数 :   


株式会社アウラ
〒110-0004
 東京都台東区下谷
 3-3-5アズール上野2F

TEL 03-3876-7207
FAX 03-3876-7206
営業時間 11:00-19:00
 (定休日:毎週水曜日)