ギターショップアウラ
ようこそ ゲスト さま
会員登録 ログイン カート お気に入り
英語版カタログ
ギターサロン
アウラ音楽院
アクセス
お問い合わせ
トップ > ギターカテゴリー > 国産クラシック 新作
国産クラシック 新作   写真をクリックするとさらに大きなカタログ写真が表示されます。
製作家/商品名 清水 優一 Yuichi Shimizu演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 70号 ハウザー1世モデル No.20
005_08_shimizu_01_222_70
弦長 Scale Length 635mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板:セラックニス /横裏板:セラックニス
糸 巻:スローン
弦 高:1弦  2.7 mm/6弦  3.6 mm

〔製作家情報〕                               
1980年東京都府中市生まれ。16歳の時に茶位幸信のギター製作教室に参加し、その後氏が校長を務めるフェルナンデスギター・エンジニアスクールに入学。 在学中に河野ギター製作所の桜井正毅に手紙を書き、これがきっかけとなり2000年に同製作所に入社、製作技法を学ぶと共にギターと音楽についての見識を深めていきました。 2013年の退社後すぐにその探究心の赴くままスペイン各地を廻り、ホセ・ルイス・ロマニリョス、マヌエル・カセレス、アントニオ・マリン・モンテロ、イグナシオ・フレタら名工たちの工房を訪れます。そして帰国後は禰寝孝次郎、尾野薫からのアドバイスや指導を受けながら、満を持して自身のラベルによる製作を開始。様々なジャンルの音楽と文化に対する知的好奇心、そして常に広く柔軟な視野を持ちながら、スペインギターの真髄に迫ろうとするその真摯な姿勢は一貫しており、彼の楽器はもはや端倪すべからざる高みに達していると言えます。現在は年間5本前後のペースで製作。 そのクラシカルで透徹した響きとじっくりと綿密に造り込まれた美しい仕上がりとで、こだわりを持つユーザーから高い評価を得ています。彼が河野ギター製作所時代に製作した作品をレゲエミュージック界の巨匠アール・チナ・スミスが長年愛用していることが国内のギターマガジン誌上で大きく取り上げられ、新たなファン層を拡大していることは記憶に新しい。2020年にはフランスCamino Verde社出版のOrfeo Magazine No.15 にインタビュー記事が掲載され、国内外での評価もさらに高まりを見せている若手の一人です。

オルフェオマガジン「日本の製作家」特集掲載号 オンラインショップ商品ページはこちら

オルフェオ取材同行記 栗山大輔、清水優一、禰寝碧海編はこちら

〔楽器情報〕
清水優一 製作ハウザー1世モデル 2022年新作が入荷致しました。
ここ数年における彼のギターは、その入荷ごとにその時点での到達点を如実に示すと同時に、レプリカモデルとしての極めて高度な達成がなされたもので、どれも実に素晴らしい仕上がりになっています。今回入荷したハウザーモデルもまたオリジナルのエッセンスをしっかりと見極めつつ、そこに日本人である彼の音響嗜好をさりげなく加味した、構築美と洒脱さが同居したなんとも素敵な一本に仕上がっています。

内部構造はヘルマン・ハウザー1世1937年製のセゴビアモデルに準拠して、サウンドホール上側(ネック側)に2本、下側(ブリッジ側)に2本のハーモニックバーを配し、サウンドホールの高音側と低音側にはそれぞれ一枚ずつの幅2センチほどの補強板が上述のハーモニックバーどうしをつなぐように貼り付けられています。くびれより下のボディ下部は左右対称の7本の繊細な扇状力木にボトム部でそれら7本の先端を受け止めるようにハの字型に設置された2本のクロージングバー、そしてブリッジ位置にちょうど駒板の大きさに沿うように貼られたプレート板という全体の表面板構造。また表板と横板との接合部にはペオネス(三角形型の木製のブロック)が間隔をあけて設置されています(通常スパニッシュギターでは密接して設置される)。レゾナンスはF#の僅かに下に設定。

やや低めに設定されたレゾナンスゆえのどっしりとした重心感覚に支えられた全体のクリアな音響が心地よく、ハウザーらしい粘りのある発音や、高音~中低音~低音のそれぞれが互いにポリフォニックに響きあう独特の立体感はやはり素晴らしい。箱がふくよかに鳴っている感覚で、透徹としていながらも全体にwarmな雰囲気。今回の作では塗装が飴色のセラック仕上げとなっており、これがVintage風の味わいを外観の雰囲気に付加しています。そして全体の美しい仕上げと造作の精緻さはロマニリョスモデルと同様に大変に高度で、工芸品としてのクオリティもまた特筆したいモデルとなっています。


製作風景写真は、こちら





品切れ 定価(税込) : 770,000 円 販売価格(税込) :  731,500 円

製作家/商品名 星 光治 Mitsuharu Hoshi
モデル/品番 Model/No. 30号 M.バルベロ1世モデル No.25
005_09_HoshiM_01_221_25
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2021年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3mm/6弦 4mm

〔製作家情報〕
楽器演奏と共に名器を収集し、趣味とし楽器製作も開始。その後尾野薫氏の下、本格的なギター製作を基礎から学ぶ。寡作ながらスペイン伝統工法での製作を行っています。

〔楽器情報〕
尾野薫のような厳格さとは一線を画し、弾く人を安心させる柔らかな感触が印象的。しかしながら各音はしっかりと不足なく引き締まっており、その絶妙なバランスがこの楽器をチャーミングとさえいえるような魅力的なものにしています。コストパフォーマンスも抜群の愛すべきギター。
年間製作本数2本、オールセラックニス仕上げの貴重な楽器です。マルセロ・バルベロ1世モデル。


品切れ 定価(税込) : 330,000 円 販売価格(税込) :  313,500 円

製作家/商品名 西野 春平 Shunpei Nishino演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 35号 ハウザーモデル 640mm
005_12_nishinoS_01_222_640
弦長 Scale Length 640mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸巻き:ゴトー
弦 高:1弦 2.4mm/6弦 3.6mm

〔製作家情報〕
1947年茨城県の日立市生まれ。10代よりギターの製作を始め、1964年17歳の時に黒澤常三郎の工房に弟子として入門。1969年には独立して所沢に工房を設立。以来、その製作キャリア初期より傾倒していたハウザー1世ギターを研究した成果を活かし、音響バランスに優れたギターを作り続けている。国内の製作家としてはいち早くエレガットの製作にも着手するほか、その類まれな工作精度からアコースティックギターの分野からもオファーが相次ぎ、少数ながらこちらも良質なモデルを製作している。しかしながら氏の特徴と美学が最もあらわれているのはのはなんといってもハウザーモデルであり、その造作の美しさ、艶やかな音色、音響の見事なバランスはハウザーの名前に恥じない仕上がりを常に維持している。使用材もまたこの価格帯では申し分のないグレードで、コストパフォーマンスの点でも国内屈指と言ってもよいブランドである。

〔特徴〕
氏が自家薬籠中とするハウザーモデル、35号、弦長640mmの新作が入荷いたしました。
いつもながら外観だけでなく、オリジナルの音色に対する憧憬もまた如実に表れた、しっかりとそのニュアンスを感じさせる一本です。邦人製作家らしい落ち着いた慎ましやかな響き、華美さや色気といったものはないものの、みずみずしさをたたえた音色はこの製作家の特徴と言えるでしょう。各音のバランス、ピッチの正確さにおいてもこの価格帯においては群を抜く仕上がりで、使用材も申し分のないクオリティ、まさにコストパフォーマンス抜群の一本。





定価(税込) : 385,000 円 販売価格(税込) :  365,750 円
注文数 :   

製作家/商品名 西野 春平 Shunpei Nishino
モデル/品番 Model/No. 35号 ハウザーモデル
005_12_nishinoS_01_224_35
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2024年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides インディアン・ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.8mm/6弦 4.0mm

〔製作家情報〕
1947年茨城県の日立市生まれ。10代よりギターの製作を始め、1964年17歳の時に黒澤常三郎の工房に弟子として入門。1969年には独立して所沢に工房を設立。以来、その製作キャリア初期より傾倒していたハウザー1世ギターを研究した成果を活かし、音響バランスに優れたギターを作り続けています。国内の製作家としてはいち早くエレガットの製作にも着手するほか、その類まれな工作精度からアコースティックギターの分野からもオファーが相次ぎ、少数ながらこちらも良質なモデルを製作。しかしながら氏の特徴と美学が最もあらわれているのはのはなんといってもハウザーモデルと言えるでしょう。その造作の美しさ、艶やかな音色、音響の見事なバランスはハウザーの名前に恥じない仕上がりをどの個体でも常に維持しており、使用材もまたこの価格帯では申し分のないグレード。コストパフォーマンスの点でも国内屈指と言ってもよいブランドです。

〔楽器情報〕
西野春平の定番のハウザーモデル 35号、弦長650mm 松/インディアンローズウッド仕様 2024年の新作が入荷いたしました。
60年近い製作キャリアを持つこのベテラン製作家の、高品質を維持し続けるそのブランドポテンシャルは本当に見事。今作もまたハウザーの音色や構造に対する深い敬意が如実に表れた、そして外観のたたずまいにおいてもしっかりとオリジナルのニュアンスを感じさせる一本に仕上がっています。エントリーからミドルクラスの弾き手にも無理なくフィットする、その音響と演奏性おける絶妙な着地はこのブランドならでは。やや硬質で密度の高いすっきりとした響き、瑞々しさをたたえた音色で、各音の整った粒立ちと反応の速さ、和音でのバランス、ピッチの正確さに至るまで申し分ありません。使用材も高いクオリティのものがセレクトされており、トータルでまさにコストパフォーマンスに優れた一本となっています。

基本デザインはもちろんヘルマン・ハウザー一世作の「セゴビアモデル」にほぼ準拠しています。表面板力木構造はサウンドホール上側(ネック側)に1枚の補強プレートと1本のハーモニックバー、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とこれらの先端をボトム部で受け止める2本のV字型に配されたクロージングバー、駒板の位置には薄い補強プレート板が貼り付けられているという全体の構造。レゾナンスはGの少し下に設定されています。弦高は2.8/4.0㎜(1弦/6弦 12フレット)、サドル余剰は2.0~3.0mmありますのでお好みに応じて弦高調整が可能です。ネックはやや薄めのDシェイプでコンパクトなグリップ感、弦の張りも中庸なので左手のストレスがなく弾きやすく感じます。


新入荷 定価(税込) : 385,000 円 販売価格(税込) :  365,750 円
注文数 :   

製作家/商品名 西野 春平 Shunpei Nishino
モデル/品番 Model/No. 35号 ハウザーモデル 630mm
005_12_nishinoS_01_224_35_630
弦長 Scale Length 630mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2024年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides インディアン・ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.5mm/6弦 4.0mm

〔製作家情報〕
1947年茨城県の日立市生まれ。10代よりギターの製作を始め、1964年17歳の時に黒澤常三郎の工房に弟子として入門。1969年には独立して所沢に工房を設立。以来、その製作キャリア初期より傾倒していたハウザー1世ギターを研究した成果を活かし、音響バランスに優れたギターを作り続けています。国内の製作家としてはいち早くエレガットの製作にも着手するほか、その類まれな工作精度からアコースティックギターの分野からもオファーが相次ぎ、少数ながらこちらも良質なモデルを製作。しかしながら氏の特徴と美学が最もあらわれているのはのはなんといってもハウザーモデルと言えるでしょう。その造作の美しさ、艶やかな音色、音響の見事なバランスはハウザーの名前に恥じない仕上がりをどの個体でも常に維持しており、使用材もまたこの価格帯では申し分のないグレード。コストパフォーマンスの点でも国内屈指と言ってもよいブランドです。

〔楽器情報〕
西野春平製作 ハウザーモデル35号 松/インディアンローズウッド 630mm仕様 2024年の新作が入荷いたしました。
氏のハウザーの音色や構造に対する深い敬意が如実に表れた、そして外観のたたずまいにおいてもしっかりとオリジナルのニュアンスを感じさせる一本に仕上がっています。630mmのショートスケールでボディもわずかに小ぶりですが音響的なデメリットは全くなく、このモデルならではの響きが楽しめます。

エントリーからミドルクラスの弾き手にも無理なくフィットする、その音響と演奏性おける絶妙な着地はこのブランドならでは。やや硬質で密度の高い響きはいかにもハウザーで、各音の整った粒立ちと反応の速さ、和音でのバランス、ピッチの正確さに至るまで申し分ありません。しかしながらローズウッド仕様の本作では太くふっくらとした感触が音に付加されており、オリジナルが持つ厳しいまでの透徹さとはまた異なる、どこか柔和で優しいニュアンスが生まれています。

基本デザインはもちろんヘルマン・ハウザー一世作の「セゴビアモデル」にほぼ準拠しています。表面板力木構造はサウンドホール上側(ネック側)に1枚の補強プレートと1本のハーモニックバー、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とこれらの先端をボトム部で受け止める2本のV字型に配されたクロージングバー、駒板の位置には薄い補強プレート板が貼り付けられているという全体の構造。レゾナンスはG~G#のちょうど中間に設定されています。弦高は2.5/4.0㎜(1弦/6弦 12フレット)、サドル余剰は1.5~2.5mmありますのでお好みに応じて弦高調整が可能です。ネックはやや薄めのDシェイプでコンパクトなグリップ感、弦の張りも中庸なので左手のストレスがなく弾きやすく感じます。高音側20フレット仕様。

新入荷 定価(税込) : 385,000 円 販売価格(税込) :  365,750 円
注文数 :   

製作家/商品名 西野 春平 Shunpei Nishino
モデル/品番 Model/No. 50号 ハウザーモデル
005_12_nishinoS_01_224_50
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2024年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.3mm/6弦 4.0mm

〔製作家情報〕
1947年茨城県の日立市生まれ。10代よりギターの製作を始め、1964年17歳の時に黒澤常三郎の工房に弟子として入門。1969年には独立して所沢に工房を設立。以来、その製作キャリア初期より傾倒していたハウザー1世ギターを研究した成果を活かし、音響バランスに優れたギターを作り続けています。国内の製作家としてはいち早くエレガットの製作にも着手するほか、その類まれな工作精度からアコースティックギターの分野からもオファーが相次ぎ、少数ながらこちらも良質なモデルを製作。しかしながら氏の特徴と美学が最もあらわれているのはのはなんといってもハウザーモデルと言えるでしょう。その造作の美しさ、艶やかな音色、音響の見事なバランスはハウザーの名前に恥じない仕上がりをどの個体でも常に維持しており、使用材もまたこの価格帯では申し分のないグレード。コストパフォーマンスの点でも国内屈指と言ってもよいブランドです。

〔楽器情報〕
西野春平製作 定番のハウザーモデル 50号 表面板が松、横裏板は中南米産ローズウッド仕様、同じモデルでインディアンローズウッドを使用した35号の上級スペックとなる1本、2024年新作です。

このベテラン製作家ならではの絶妙な中庸ともいうべき着地点が見極められており、音と造り、そして演奏性において日本人の好みに十全にフィットしたモデルです。オリジナルほどの強い粘りはないもののハウザーらしいやや硬質な発音と、おそらくは中南米産ローズの特性による透明感がそこに加わり、全体に瑞々しい響き。たっぷりとふくらみを持った低音から高音のクリアネスに至る音響バランスがいかにもハウザーらしく、各音の整った粒立ちと分離、タッチとシンクロするような反応の速さ、ピッチの正確さに至るまで申し分ありません。表情もまたドイツ的なストイック感触ながら十分な振幅があり、クラシカルな多様な表現において不足がありません。

基本デザインはもちろんヘルマン・ハウザー一世作の「セゴビアモデル」にほぼ準拠しています。表面板力木構造はサウンドホール上側(ネック側)に1枚の補強プレートと1本のハーモニックバー、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とこれらの先端をボトム部で受け止める2本のV字型に配されたクロージングバー、駒板の位置には薄い補強プレート板が貼り付けられているという全体の構造。レゾナンスはGの少し下に設定されています。弦高は2.3/4.0㎜(1弦/6弦 12フレット)、サドル余剰は1.5~3.5mmありますのでお好みに応じて弦高調整が可能です。ネックはやや薄めのDシェイプでコンパクトなグリップ感、弦の張りも中庸で左手のストレスがなく弾きやすく感じます。


新入荷 定価(税込) : 550,000 円 販売価格(税込) :  522,500 円
注文数 :   

製作家/商品名 岩田 裕 Yutaka Iwata演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 40号 ロマニリョスモデル
005_iwataY_01_219
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2019年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ウォルナット単板 Walnut
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
〔製作家情報〕
長野県の石井栄工房で製作を学んだ後、スペインはバルセロナにて工房を構え製作している。

〔楽器情報〕
現在世界中で更に人気が高まっているJ.L.ロマニリョス1世モデル。
少し小振りなボディとやや柔らかめな弦の張力、しなやかながら奥深い音質とロマニリョスの特徴を体現した楽器です。






定価(税込) : 440,000 円 販売価格(税込) :  418,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 加納 木魂 Kodama Kanoh演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 100号
005_kanouK_01_221_100_01
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2021年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option ケース別売
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦  3.1mm/6弦  4.2mm

[製作家情報]
1939年名古屋生まれ。1958年19歳の時に父加納木鳴の工房に入り、製作を学びます。1966年に独立して自身のブランドして製作を開始して以来、現在まで非常な旺盛さで高品質な楽器を出荷し続けている、国内最長老のベテラン製作家です。ギターの他にもマンドリンやリュートなど古楽器なども製作しており、それぞれのジャンルにおいて高い評価を得ています。氏のクラシックギターはスペイン的なオーソドックスな響きを志向しながらも、どこか慎ましくストイックとさえいえる音色で、豊かな鳴りと上品さを兼ね備えたものになっています。ラインナップでは特に610~640mmでのショートスケールモデルも充実しており、上級モデルにおけるこのカテゴリーでは国内では先駆的存在とされています。

[楽器情報]
加納木魂 製作 100号 650mmスケール クラシックギター新作です。80歳を越えての最新作となりますが、いつもながらの安定した品質で全てにおいて不足のない仕上がり。基本的にデザイン的な部分は各号ともほぼ統一されていますが、本作はハイエンドモデルとなるだけに良材がセレクトされ使用されています。内部構造はなんと11本の扇状力木が左右対称に配置されており、表面板サウンドホールより下側のエリアにまんべんなくゆきわたるように設置。レゾナンスはG~G#に設定されています。心地よい粘りを持った力強い低音ときりっとした粒立ちのよい高音とのバランス感が魅力的で、相変わらずの渋めな音色ながら必要に応じて表情は豊かに変化します。ショートスケール同様に弾き易さの面でも秀逸の1本です。





定価(税込) : 1,100,000 円 販売価格(税込) :  1,045,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 山根 淳志 Atsushi Yamane
モデル/品番 Model/No. 50号 ロマニリョスモデル ♯30
006_yamaneA_01_223
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 2023年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides インディアン・ローズウッド単板 Indian Rosewood
付属品 Option ケース別売り
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.0 mm/6弦 4.0 mm

〔製作家情報〕
1977年栃木生まれ。
幼少の頃より美術・工作・音楽に興味と憧れを抱いていたが、大学在学中に自画像を描いた事がきっかけとなり上達する喜びを得られる物づくりを仕事にしようと考える。また同時に19歳でフォークギターを弾き始め、偶然雑誌でギター製作者の記事を読みその道に入ることを決意。国立音楽院ギタークラフト科に入学し、ウクレレ、エレキギター、スチール弦ギターの製作・修理・調整を学ぶ。卒業後は鷲見英一氏(主にスチール弦ギターの製作)に師事、6年9か月に渡り製作の基本を学んだ後に2009年に地元佐野市で独立して自らの工房を開設する。
2014年頃からはクラシックギター演奏を習い始め、クラシック製作家のアドバイスも受けながら製作も開始。ロマニリョスのモデルをベースにして、スチール弦ギター・ウクレレの製作や修理で培った経験と評価を活かした作品を伝統工法を基本にして製作している。


【楽器情報】
山根淳志氏のクラシックギター50号 ホセ・ルイス・ロマニリョスモデル 2023年新作 No.30 の入荷です。

内部構造はオリジナルに忠実に準拠。サウンドホール上に2本、下側に1本で計3本のハーモニックバーを配置し、それらすべてのバーの高音側と低音側とに4センチほどの開口部が設けられ、バーと垂直に交わるように計4本の力木が開口部をくぐりぬけて高音側と低音側とに各2本設置。そしてボディ下部(くびれより下の部分)は、左右対称7本の扇状力木とそれらの先端をボトム部で受け止めるようにハの字型に設置された2本のクロージングバー、ブリッジ位置には駒板と同じ大きさの薄いプレート板が貼られているという全体の構造。表面板と横板の接合部にはオリジナルでは大小のペオネス(三角形型の木製のブロック)を交互に設置していますが、ここでは同じ大きさのペオネスを隙間なく設置するノーマルな仕様。ペオネスを除くこれらの配置的特徴はホセ・ルイス・ロマニリョス著「Making a Spanish Guitar」の中ではPlan1として掲載されているものと同じもので、トーレス=ハウザー的スタイルをロマニリョスが再構築したものとしてスタンダード化している設計の一つ。難度の高いこの設計を山根氏は忠実になぞり、また細部に至る工作も非常な精緻さで、丁寧な作業が行き届いています。また全体はセラックによる塗装(前作は横裏板ラッカーで表面板のみセラックニス)でこれも実に綺麗で上質な仕上げ。ボディは軽めの仕上がり(1.52kg)レゾナンスはF#の少し下という低めの設定。

音質的にもオリジナルの要素を十分に体現しており、全体に硬質でクリアな音響。各音の粒立ちははっきりとして芯があり、そして繊細なところはやはりロマニリョス的。程よい粘りをともなった発音も心地よく、全体に高い完成度。しかしながら本家の透徹極まる妥協のない厳しさよりも、山根氏がウクレレやアコースティック等の製作で培ってきたであろうある種素朴で落ち着いた響きのたたずまいがこのモデルの個性となっています。演奏性においてもDシェイプのネックはグリップ感が良く、弦の張りも中庸なので左手は握りやすく感じます。

ヘッドシェイプ、ボディシェイプ等の外形的な部分はオリジナルに準拠していますがその他の意匠はぐっとライトな感触で落ち着いたものになっており、特にオリジナルのラベルデザインは椅子の絵をあしらった落ち着いたセンスを感じさせるもので、どこか全体も威厳というよりは柔和な雰囲気が印象的な一本。注目の若手製作家による優れたオマージュです。


新入荷 定価(税込) : 550,000 円 販売価格(税込) :  522,500 円
注文数 :   


株式会社アウラ
〒110-0004
 東京都台東区下谷
 3-3-5アズール上野2F

TEL 03-3876-7207
FAX 03-3876-7206
営業時間 11:00-19:00
 (定休日:毎週水曜日)