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製作家/商品名 アントニオ・マリン・モンテロ Antonio Marin Montero
モデル/品番 Model/No. ブーシェモデル No.1557
001_001_amarin_1_01_220_1557
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain 
製作年 Year 2020年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド South American Rosewood
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
ネック:セドロ/天神:エボニー
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:ルブナー
弦 高:1弦 2.8mm/6弦 3.5mm


〔製作家情報〕
1933年スペイン、グラナダ生まれ。家具職人として出発し、のちに同地の製作家エドゥアルド・フェレールの工房に入り製作を学びます。同工房出身のマヌエル・ベジードとともに共同の工房を立ち上げ、まずはキャリアをスタートさせます。その後独立し製作家としての評価も高めてゆきますが、1970年代後半にある日本人発明家の紹介でブーシェとの知遇を得て、その作風を大きく変化させていきました。音響と造作の両方に於いて、その芸術的な高みに達したギターはグラナダを代表する名品として現在不動の評価を得るに至っています。また氏の人柄を慕って現在では世界中から若き才能がグラナダに集まるようになり、氏の名前を冠した国際製作コンクールが開催されるまでになりました。現在も甥のホセ・マリンらと現役で製作を続けています。スペインギター製作界最高のマエストロにして最長老の一人。

〔楽器情報〕
1977年にロベール・ブーシェとの邂逅のあと、自身のそれまでのモデルを発展進化させて完成したモデルで、いわゆるブーシェモデル(Modelo B)と呼ばれるもの。現在はこれがマリンの標準仕様モデルとなっています。同時入荷のアウラオリジナルモデルとはボディシェイプやヘッド形状、またラベルなど全体のデザインが異なるほか、使用材のグレードも製作家によりそれぞれに合わせたものが選定されています。左右対称5本の扇状力木とブリッジ真下に同方向に配置された1本の力木というブーシェ特有のパターンはこのモデルでも採用されており、レゾンナンス(ウルフトーン)はAの少ししたに設定されています。
音色は実にふくよかで明朗、やや乾いた響きで非常に豊かに鳴ります。スペインギターの中でも屈指と言える音量と反応そしてダイナミクスを備えており、ブーシェが不可避的に備えてしまっていたある種の暗さも、ここでは抜けるような青空へと変わっています。まさに円満なグラナダサウンドと言えるでしょう。弦の張りは中庸でネックの設定も弾き易くなっております。セラック塗装による美しい仕上がりと、精緻な造作による気品あふれる外観もまた魅力となっています。糸巻きはルブナー社製を使用。80代後半を迎えた巨匠の、実に若々しい新作です。



品切れ 定価(税込) : 2,200,000 円 販売価格(税込) :  2,090,000 円

製作家/商品名 ホセ・マリン・プラスエロ Jose Marin Plazuero演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. アウラオリジナルモデル No.984
001_001_jmarin_2_01_222
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option ハードケース黒
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:シャーラー(Grand Tune)
弦 高:1弦 2.7mm/6弦 3.3mm

[製作家情報]                                    
1960年 スペイン、グラナダ生まれ。同地を代表する名工アントニオ・マリン・モンテロ(1933~)は彼の叔父にあたります。1974年14歳の時に当時マヌエル・ベジードと共同製作をしていたアントニオの工房に入り、最初は主に塗装を担当しながら、並行して少しずつギター製作も学び、従事してゆきます。1979年にアントニオとともに同じグラナダの cuesta del Caidero に新しく独立した工房を開き、同年19歳で最初のギターを製作、この時より正式にマリン工房の製作家としての活動を開始します。ここで彼は自身のオリジナルラベルによる生産ラインを確立しますが、その後も袂を分かつことなく叔父アントニオと共にそれぞれのラベルによる製作を現在も続けています。また1979年はアントニオがそれに先立つ1977年より親交を深めていたフランスのロベール・ブーシェとの2度目の交流により、自身のマリン=ブーシェスタイルを確立した年でもあり、ホセはこの二人の巨匠の邂逅とそれによって生み出された製作メソッドをリアルタイムで学んでいます。

ホセのギターは叔父アントニオの工法と作風を十全に受け継ぎながら、音響と造作の両方において彼ならではの洗練を施した極めて質の高いモデルとなっており、現在のグラナダのスタンダードをもっとも円満に体現していると言えます。メインモデルとなるブーシェタイプの他、慧眼すべき見事なトーレスモデル、良質なフラメンコモデル等も製作。

〔楽器情報〕
ホセ・マリン・プラスエロ製作 アウラショップオリジナル 2022年新作の入荷です。グラナダを象徴する石榴(ザクロ)をモチーフにしたモザイクとラベルを採用し、工房ストックの中から最高級の材を選定して使用、そして美しいセラック塗装による仕上げ、気品あふれる佇まいがまずは特筆すべき点となっています。

内部構造はサウンドホール上側に2本、下側に1本のハーモニックバー、そしてほぼ平行に近い角度で配置された左右対称5本の扇状力木が、ちょうどブリッジの位置に横幅いっぱいに渡って設置された1本のバー(トランスヴァースバー)を貫通しボトム部まで伸びているブーシェ特有のパターンを踏襲。レゾナンスはG#~Aに設定されています。

基本的には叔父アントニオ作ブーシェモデルを踏襲しているものの、その音像や発音はよりシャープで硬質。分離の良さと適度なサスティーン、豊かな音量とそのダイナミズム、鋭敏な反応など、スペインギターのエッセンスとコンサートギターの必要条件とを兼ね備えています。そしてグラナダ派ならではの、高く抜けてゆくような透明感ある響きがなんとも素晴らしい。演奏性もまた秀逸。ネックシェイプはCラウンドの薄めの加工、弦高の初期値も低めの設定となっており左手のストレスが軽減されているのに加え、上述の通り音量のダイナミズムと俊敏な発音により右手もまた楽に弾ける感覚があります。

巨匠アントニオとともにいまやスペインを代表するブランドとして国際的に高く評価されているマリン工房。グラナダサウンドのエッセンスを十全に備えた見事なモデル、貴重な新作の入荷です。




定価(税込) : 1,760,000 円 販売価格(税込) :  1,672,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 ゲルハルト・オルディゲス Gerhard Oldiges演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. 1931年シンプリシオモデル”La Flor” No.327
001_002_oldiges_1_01_218_01
弦長 Scale Length 650mm
国 Country ドイツ Germany
製作年 Year 2018年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 楓単板 Maple
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
ネック:セドロ/天神:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:ロジャース(ブラス)
弦 高:1弦 3.7mm/6弦 4.0mm




〔製作家情報〕
1955年ドイツ生まれ。大学卒業後にギターやリュートなど幾つかの工房で修業を重ねたのち、1985年にマイスター制度による国家試験に合格しゲゼレを取得、1986年に創設当初のLakewood Guitars のリペア部門で働くことになります。1988年にホセ・ルイス・ロマニリョスのギター製作セミナーに参加し、この名工から彼のその後の方向性を決定づけるほどの影響を受けることになります。1989年には再び国家試験に合格しマイスターの称号を得るとともに、自身の独立した工房を設立。師であり友人であるロマニリョスの薫陶を受け、トーレスを起点とするスペインの伝統的なギター、そして特にハウザー1世の製作美学に傾倒し、現在もこれらのマエストロたちのギターを規範とした、外観、音色ともに味わい深い楽器を製作しています。

〔楽器情報〕
オルディゲス自身が自らその立脚点として挙げるトーレス、マヌエル・ラミレスへと続く系譜のなかでも、とりわけフランシスコ・シンプリシオの名は、彼が製作したギターの芸術的な完成度の高さから際立った魅力を放っていたものと思われます。本作はこの名工の1931年作#327のレプリカモデルで、横裏板に美しい楓材を使用した1本。オリジナルのニュアンスに肉薄するような入魂の作品となっています。硬質ながら真綿のような感触の楓ならではの音色はたとえようのない滋味をたたえ、この上なく上品で古雅な味わいを醸し出しています。

糸巻:ロジャース ブラス





品切れ 定価(税込) : 3,080,000 円 販売価格(税込) :  2,926,000 円

製作家/商品名 ゲルハルト・オルディゲス Gerhard Oldiges
モデル/品番 Model/No. トーレスモデル ‘‘La Tanda”
001_002_oldiges_1_01_220
弦長 Scale Length 640mm
国 Country ドイツ Germany
製作年 Year 2020年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American ros
付属品 Option ハードケース付属
備考 Notes
〔製作家情報〕
1955年ドイツ生まれ。大学卒業後にギターやリュートなど幾つかの工房で修業を重ねたのち、1985年にマイスター制度による国家試験に合格しゲゼレを取得、1986年に創設当初のLakewood Guitars のリペア部門で働くことになります。1988年にホセ・ルイス・ロマニリョスのギター製作セミナーに参加し、この名工から彼のその後の方向性を決定づけるほどの影響を受けることになります。1989年には再び国家試験に合格しマイスターの称号を得るとともに、自身の独立した工房を設立。師であり友人であるロマニリョスの薫陶を受け、トーレスを起点とするスペインの伝統的なギター、そして特にハウザー1世の製作美学に傾倒し、現在もこれらのマエストロたちのギターを規範とした、外観、音色ともに味わい深い楽器を製作しています。

〔特徴〕
アントニオ・デ・トーレスの中でも特に伝説的な銘器として名高い「ラ・レオナ」、エルネスト・ハンネン博士の所有するその実物を仔細に調査、研究した成果を活かして製作された、トーレスモデルの逸品です。左右対称の7本の扇状力木とそれを胴底でハの字型に受け止める力木配置。ボディサイズは実際のラ・レオナよりも若干大きく造られており、弦長は640mmで設定。全面に繊細なセラック塗装が施されており、表面板はぎりぎりまで薄く加工され、レゾナンスはF#とGの間に設定されています。糸巻きはロジャースを搭載。口輪デザイン等はオリジナルを彷彿とさせるもので、全体に銘器の気品漂う、実に完成度の高いトーレスモデルとなっています。

音は小さなボディからは考えられないほどに深く、やや乾いた木質の響きが滋味をたたえると同時に、全体に凛としたみずみずしさも感じさせます。単音はクリアで濃密、和音では雑味の無い調和が聞かれ、サスティーンも絶妙な加減。指先のタッチに対する音色の変化も実に表情豊かで、スパニッシュギターの特性をしっかりとつかんだ、オルディゲスならではの至芸と言えるでしょう。ヴィンテージサウンドの再現にとどまらない、この製作家独自の音響哲学も十全に盛り込まれており、それが程よく現代的な感覚を付与しているところも、多くのギタリストに愛用される所以でしょう。全体の外観やこまかな造作もまた精緻を極める同時に審美的なセンスに溢れ、覚悟をもってこの名工の作に挑んだことがうかがえる出来栄え。

ボディサイズと短い弦長の仕様ゆえ、日本人にとっては身体的なフィット感もよく、また女性の方にもおすすめです。

Visesnutの別ブランドKITA のハードケース付属

品切れ 定価(税込) : 3,080,000 円 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 ホセ・ビヒル Jose Vigil演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. アウラオリジナルモデル Aura Original model No.118
001_003_Jvigil_1_01_222
弦長 Scale Length 640mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 楓単板 Maple
付属品 Option ハードケース
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:シャーラー・グランドチューン(スネークウッド)
弦 高:1弦 2.7mm/6弦 3.7mm

[製作家情報]
1979年 スペイン、アストゥーリアス生まれ。音楽家の父親のもと幼いころから音楽に囲まれた環境で育ちました。家具木工の勉強をしながらもギター製作への情熱やみがたく、グラナダに最初の工房を開きます。同地の名工アントニオ・マリンやラファエル・モレーノ、ジョン・レイなどの工房に足繁く通い、彼らの貴重なアドバイスをもとに自身の製作美学を洗練させてゆきます。演奏者が音楽表現に自由に集中できることをモットーとする彼の楽器は、材の選択、製作過程における環境の整備から楽器の細部に至るまで、細心の配慮を維持して完成されており、実に高い精度を備えたものとなっています。素直でしっかりした発音、やや太めのふくらみのある響きは師であるアントニオ・マリンを思わせるところもあり、耳によく馴染みます。若さと洗練が同居しているあたりは、伝統に深い敬意を払いながらも現代的なものを志向する近年の優れた若手にみられる傾向ですが、慎ましさの中にそれが表現されているのがこの作家の大きな魅力でしょう。新時代を担う製作家として、アウラが注目する一人です。

〔楽器情報〕
ホセ・ビヒル製作のアウラショップオリジナルモデル、横裏板に実に美しいフレイムメイプルを使用した新作が入荷致しました。
軽めのボディで木がじかに響くようなヴィヴィッドな発音はいかにもグラナダ的な感性を感じさせるとともに、音量も申し分ありません。加えてどこか慎ましく、ヨーロッパ的な洗練も同時に備わったところはこの製作家の他にはない個性と言えるでしょう。メイプル特有の角の取れた音像は真綿のような感触があり、それがこのブランドの本質的な明朗さと実によく親和して、自然にチャーミングとさえ言える音色を備えるにいたっています。

内部構造はサウンドホール上に2本、下側に1本のハーモニックバー、左右対称5本の扇状力木と、駒板真下位置には非常に薄く加工されたトランスヴァースバーがほぼ横板いっぱいにわたって設置されているという構造。トランスヴァースバーは1~3mmほどの低さで加工されているので5本の扇状力木はその上を乗り越えてボディボトム部まで伸びています(師のアントニオ・マリンやこの構造のオリジナルであるロベール・ブーシェは1cm前後の高さがあり扇状力木はこのバーを貫通する構造になっています)。レゾナンスはG~G#に設定されています。

640mmスケールでネックは薄めのCシェイプ加工が施されており、左手のグリップ感はとてもコンパクトな印象。ショートスケールなので弦の張りは比較的柔らかめなので両手共にストレスなく弾けます。

糸巻きはシャーラー製のグランドチューンシリーズ。ハードケース付き。




品切れ 定価(税込) : 1,430,000 円 販売価格(税込) :  1,358,500 円

製作家/商品名 パブロ・サンチェス・オテロ Pablo Sanchez Otero
モデル/品番 Model/No. model Torres 7strings ’Aurora’ No.35
001_003_PSotero_1_01_222
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ローズウッド単板 Indian rosewood
付属品 Option ハードケース
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:フステーロ(トーレス7弦用)
弦 高:1弦 3.6mm/6弦 4.2mm

〔製作家情報〕
1986年 スペイン北西部のガリシア州の美しい港湾都市ア・コルーニャに生まれる。
もともとは建築を学んでいましたが、机上での製図に終始する作業に飽き足らず、木にじかに触れることから生まれる仕事への興味が次第に増してゆきます。加えて音楽とその構造に対する深い関心は抑えがたくなり、何年か家具製作とデザインを学んだあと、2009年にバルセロナでJean Pierre Sardin のサマーコースでギター製作を受講。これを機に楽器製作を生業とする事を決心します。その後2009~2011年の2年間、美術工芸学校の古楽器製作のコースでヴァイオリンとルネサンスリュートの製作を学びます。そしてその間の2010~2012年の夏、シグエンサでの名工ホセ・ルイス・ロマニリョスの講習会に参加。そこでビウエラとスペイン伝統のギター製作法を、また楽器の修復技術についてのレクチャーを受講、彼にとって決定的な影響を受けることになりました。

その後スペインからイギリス、ノッティンガムシャーのニューアーク=オン=トレントに居を移し、同国のAdrian Lucas, James Listerらからもギターの製作を学びます。さらに2013年には居をベルギーのAmberesに移し、同地のLa Escuele Internacional de Luteria de Amberes(ILSA)にて楽器修復の学科を終了後、同校にて教鞭を執る傍ら本格的に製作活動を展開します。現在は工房を生まれ故郷であるスペイン、コルーニャに移し製作を継続。師ロマニリョスから受け継いだ、細部まで妥協を許さない繊細な造作、洒脱な意匠、トーレスを基本とするスペイン伝統工法に立脚した音色の魅力等は現在のスペインの若手の中でも静かに異彩を放っており、国内外で近年評価の高まりを見せています。

トーレスモデルをメインとするクラシックモデルの他、極めて個性的なデザインのブズーキ、マンドリン、ウクレレ、アコースティックギター等も製作。


〔カスタムモデルについて〕
カタログ掲載の通常ラインナップの他、クライアントの求めに応じてのカスタムモデルも柔軟に対応致します。

本モデルはカスタマーの依頼で製作された7弦クラシックギター。

ボディシェイプはマドリッドの名工、故マルセリーノ・ロペスのトーレス‛La Leona’モデルを規範とし、その他はロゼッタ、ヘッドシェイプその他細部の意匠に至るまでパブロ・オテロ氏による当モデルだけの完全オリジナルデザインで製作。糸巻きは老舗フステーロの威厳あるトーレスタイプの7弦用カスタムモデルを装着。全体に繊細で艶やかなセラックニスで仕上げられ、クラシックとモダンが融合したような美しいギターに仕上がっています。

アウラでは海外製作家のカスタムモデルご注文も承っております。
ご要望になるべく沿う形での完成を目指し、サイズや形状のご希望はもちろん、木材の選定からご相談させて頂きます。

自分だけの一本をお求めの方、気になる製作家で好みの仕様で作ってみたいという方、ぜひお気軽にお声を掛けて下さい。


品切れ 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  お問い合わせ下さい。

製作家/商品名 パブロ・サンチェス・オテロ Pablo Sanchez Otero
モデル/品番 Model/No. “Acineira” No.38
001_003_PSotero_1_01_223
弦長 Scale Length 650mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 2023年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides ペアウッド単板 Pearwood
付属品 Option ハードケース黒
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:黒檀
塗 装:セラックニス
糸 巻:SCHALLER
弦 高:1弦 3.2mm/6弦 4.0mm

〔製作家情報〕
1986年 スペイン北西部のガリシア州の美しい港湾都市ア・コルーニャに生まれる。
もともとは建築を学んでいましたが、机上での製図に終始する作業に飽き足らず、木にじかに触れることから生まれる仕事への興味が次第に増してゆきます。加えて音楽とその構造に対する深い関心は抑えがたくなり、何年か家具製作とデザインを学んだあと、2009年にバルセロナでJean Pierre Sardin のサマーコースでギター製作を受講。これを機に楽器製作を生業とする事を決心します。その後2009~2011年の2年間、美術工芸学校の古楽器製作のコースでヴァイオリンとルネサンスリュートの製作を学びます。そしてその間の2010~2012年の夏、シグエンサでの名工ホセ・ルイス・ロマニリョスの講習会に参加。そこでビウエラとスペイン伝統のギター製作法を、また楽器の修復技術についてのレクチャーを受講、彼にとって決定的な影響を受けることになりました。

その後スペインからイギリス、ノッティンガムシャーのニューアーク=オン=トレントに居を移し、同国のAdrian Lucas, James Listerらからもギターの製作を学びます。さらに2013年には居をベルギーのAmberesに移し、同地のLa Escuele Internacional de Luteria de Amberes(ILSA)にて楽器修復の学科を終了後、同校にて教鞭を執る傍ら本格的に製作活動を展開します。現在は工房を生まれ故郷であるスペイン、コルーニャに移し製作を継続。師ロマニリョスから受け継いだ、細部まで妥協を許さない繊細な造作、洒脱な意匠、トーレスを基本とするスペイン伝統工法に立脚した音色の魅力等は現在のスペインの若手の中でも静かに異彩を放っており、国内外で近年評価の高まりを見せています。

トーレスモデルをメインとするクラシックモデルの他、極めて個性的なデザインのブズーキ、マンドリン、ウクレレ、アコースティックギター等も製作。


〔楽器情報〕
パブロ・オテロの新作は今年2023年6月スペイン、バダローナで開催された国際製作家フェスティバルのホセ・ルイス・ロマニリョスメモリアルに出品されたもので、文字通り彼にとっての最大のメンターであるこの名工へのオマージュとなるスペシャルモデル。彼のギターには(これも師の流儀に倣って)それぞれ固有名がつけられていますが、本作の“Acineira”は「ホルムオーク(常盤樫)」の意。師の自邸の庭に生えていた樫の木から加工した材を、ロマニリョス本人から直接譲り受けた彼が、その思い出を刻印するように本作の意匠にあしらっており、それを名前としたもの。すでにトーレスモデルで瞠目すべき仕事を世に出している彼ですが、その同じテンプレート(1888年製のSE114)と構造を採用しながら、ロマニリョスギターから得たインスピレーション、そして自らのクリエイションをそこに投入してつくり上げた渾身の力作となっています。

まずその外観に目を奪われますが、表面板はベアクロウの入ったヨーロピアンスプルース、横裏板は立体的な光沢のある美しいコーラルレッドのペアウッド(pearwood)を使用し、裏板は4ピース仕様。師との思い出の樫材は実に慎ましく、しかし存在感たっぷりにロゼッタの中央にあしらわれ、それを細かな長方形のモチーフと特徴的なヘリンボーンの象嵌が取り囲むというデザイン。このヘリンボーンはパーフリングや裏板のセンターにも使用され、茶と黒そして松材と同じ柔らかな黄色を基調とした文様が明るい外観の中で実に洒落たアクセントとなっています。また銀杏の葉のブランドロゴはヘッド裏に埋め込まれています。その細部まで精緻な細工はオテロ氏の真骨頂といえるものですが、本作においては特にその繊細さと大胆さが際立っており、美しいセラックニスの仕上げと相まってその佇まいはある種の高貴ささえ感じさせるほど。

表面板構造はサウンドホール上側(ネック側)に2本、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバーが設置され(これら3本ともそれぞれ形状も大きさも異なる)、左右対称7本の扇状力木とそれらの先端をボトム部で受け止めるようにV字型に配置された2本のクロージングバーというパターン。レゾナンスはFの少し上に設定されています。

発音には十分な粘りがあり、しなやかでくっきりとした音像が素早く立ち上がってきますが、同時にとても深い奥行きを持っており、オールドスパニッシュを想起させる音響設計。低めのレゾナンス設定が絶妙な重心感覚を生み出しており、ボディ全体が震えるような低音から艶やかで洗練されたされた高音までの自然なバランスが素晴らしい。その清冽さと同時にどこか古雅なニュアンスを含んだ音と表情もまた彼ならではの個性と言えるでしょう。音量的にも非常に豊かに鳴っており、また多様な音楽的要求に応じて瞬間的に反応するその身振りの素早さも特筆すべき点となっています。ネック形状はDシェイプで丸みをしっかりととって加工されているのでほとんどCシェイプに近い感触、ナット幅もやや抑えたサイズで設定されているので左手にすっと収まるようなとてもコンパクトな感覚があります。

偉大なマエストロへの深い敬意と職人としての高い矜持、パブロ・オテロ入魂の濃密な一本です。



品切れ 定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  1,584,000 円

製作家/商品名 ショーン・ハンコック Sean Hancock演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. ハウザー1世モデル Hauser I Model
001_004_hancock_1_01_223
弦長 Scale Length 650mm
国 Country オーストラリア Australia
製作年 Year 2023年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 楓単板 Maple
付属品 Option ヒスコックケース アイボリー
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:セラックニス
糸 巻:ルブナー
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.0mm

[製作家情報]
1981年クイーンズランド(オーストラリア)生まれ。デンマークの木材加工業の血筋を引く父キム・ハンコックから11歳の時より製作を学ぶ。1997年16歳の時に彼の楽器がNestle Australia開催のネスカフェ・ビッグ・ブレークで1位を獲得し、これを機に本格的に製作の道を歩むことを決意、その後、Griffith大学にてプロダクトデザインを学びながら製作技術にもさらに磨きをかけてゆきます。
1999年のアメリカ旅行中に多くの名器にじかに触れる機会を得、特にヘルマン・ハウザーのギターに深い感銘を受けた彼は、セゴビアが使用したハウザーI世1937年製のレプリカモデル製作を開始します。そして2007年にはスペインでホセ・ロマニリョス主宰のマスタークラスにも参加し、スペインの伝統工法についての研鑚を積んでいます。
現在は父親のキム、兄のデインとともにHancock Guitarsとして工房を構え、それぞれの嗜好と技術を活かしたラインナップはアーチトップ、アコースティック、ウクレレなどにも及び、ハンドメイドにこだわった高品質ブランドとしてオーストラリア国内はじめ高い人気を獲得しています。

[楽器情報]
ショーン・ハンコック製作のヘルマン・ハウザーモデル 2023年新作の入荷です。
彼のラインナップにおける定番モデルで、彼の出自たるこのドイツ最大の巨匠への繊細で力強いオマージュ。1937年製のセゴビアモデルにほぼ準拠しつつ、慎ましく彼自身の工夫が加えられ、あえてシンプルに伝統に立ち返ってゆくようなその姿勢は潔くさえあり、彼の深い矜持を感じさせます。

各音の整った粒立ちと自然なバランスというドイツ的キャラクターに加え、洗練された単音が和声的音程においては非常な深みとパースペクティヴを生み出してゆくハウザーならではの音響特性もしっかりと備わっています。タッチに対する反応性も高く、発音にはほどよい粘りと反発感があり、それゆえ音が指に吸いついてくるような感触。そして本作ではメイプル独特の真綿のような触感が音像に加わり、古雅とフレッシュネスが同居したような、いかにもクラシカルな表情。

表面板の力木配置は、サウンドホール上側(ネック側)に2本、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木とこれらの先端をボトム部で受け止める2本のクロージングバー、ブリッジ位置には駒板とほぼ同じ範囲に薄いプレートが貼られているという全体構造。クロージングバーは低音側が高音側よりもほんの少し長く加工設置されており、通常この2本のバーは同じ長さでV字型になるように配置されますが、ここではへの字型に近い配置を採用。レゾナンスはF#の少し上に設定されています。

棹とヘッドの接合には、ハウザーやロマニリョスが用いた手間のかかるVジョイントを採用。松とバーズアイメイプルの素材感をそのまま活かしたような繊細極まりないセラック塗装、シンプルな外観のなかに、黒を基調にさりげなく茶とグレーを織り交ぜた洒脱なロゼッタを配し、さりげなく上品な味わいも演出しているところも魅力的なポイントです。
ボディは思い切って軽く加工されていますが(1.32㎏)、良材のセレクトと工作技術ゆえか、響きとしっかりと調和した安定した質感で強度が保たれており、この着地も見事。

演奏性も日本人の感触にフィットしており、ネックはCシェイプでやや薄めに加工されて握りやすく、弦の張りも中庸、発音の反応もよいので両手ともにストレスなく弾ける感覚があります。弦高は現在値で3.1mm/4.0mm(1弦/6弦 12フレット上)で標準値ですが、サドルには2mm程の余剰がありますのでお好みに応じてさらに低く設定することも可能です。





定価(税込) : 1,650,000 円 販売価格(税込) :  1,567,500 円
注文数 :   

製作家/商品名 アントニオ・マリン・モンテロ Antonio Marin Montero演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. アウラオリジナルモデル Modelo E No.185
001_01_marinA_1_01_222_186
弦長 Scale Length 640mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 2022年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option ハードケース黒
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板:セラック/横裏板:セラック
糸 巻:シェラー
弦 高:1弦  3.5mm/6弦 2.6mm

〔製作家情報〕
1933年スペイン、グラナダ生まれ。家具職人として出発し、のち1959年より同地の製作家エドゥアルド・フェレールの工房に入り製作を学びます。1961年には同工房出身のマヌエル・ベジードとともに共同の工房を立ち上げ、まずはキャリアをスタートさせます。その後独立し製作家としての評価も高めてゆきますが、1977年にある日本人発明家の紹介でフランスの名工ロベール・ブーシェ(1898~1986)との知遇を得て、その作風を大きく変化させていきました。このフランス最大の巨匠はアントニオの非凡な才能をすぐに見抜き、その後自身がグラナダに赴いたりまたマリンをフランスに招くなどして親身にギター製作についてのアドバイスを与えています。もともとアンダルシア地方色の濃いギターを製作していましたが、ブーシェとの邂逅を機に、より楽器としての芸術的普遍性の高さを追及してゆきます。音響と造作の両方に於いて、比類ない高みに達したギターはグラナダを代表する名品として現在不動の評価を得るに至っています。また氏の人柄を慕って現在では世界中から若き才能がグラナダに集まるようになり、氏の名前を冠した国際製作コンクールが開催されるまでになりました。もうすぐ90歳を迎えようという現在も甥のホセ・マリンらと現役で製作を続けています。スペインギター製作界最高のマエストロにして最長老の一人。

〔楽器情報〕
2022年今年89歳にして現役製作家であり、ますます完成度の高いモデルをコンスタントに造り続けている世界屈指の名工アントニオ・マリン・モンテロによる素晴らしい新作が入荷いたしました。

彼にとってギターという楽器の芸術的完成度を追求してゆくとき、その最高の規範となる師そして良き友人であったロベール・ブーシェ。1970年代後半にこのフランスの巨匠との邂逅を果たして後の彼のギターは、基本的にブーシェモデルと呼ばれるものになりますが、本作はアウラの求めに応じてデザイン、ボディシェイプ、使用材、ラベル等、よりブーシェギターに近い意匠と品質を備えた内容で製作されたショップオリジナルモデル、640㎜スケール仕様です。いわゆるショートスケールモデルとはいえ、彼の比類ない特性である非常な迫力、音量のダイナミズム、明るく艶やかな響きと繊細な表情は十全に備わっており、このスペックでのハイエンドモデルをお探しの方にはぜひおすすめしたい一本です。

ロベール・ブーシェがしばしばデモーニッシュともいえる凄みを感じさせる響きであるのに対し、やはりマリンにおいては自然な明暗の表情と健全な力強さが魅力といえるでしょう。そしてコンサートギターとしての機能性も非常に高く、モダンギター傾向が続くステージ演奏のフィールドでも十分なアクチュアリティを有しているのはさすが。

内部構造はサウンドホール上側(ネック側)に2本、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、そしてほぼ平行に近い角度で配置された左右対称5本の扇状力木が、ちょうどブリッジの位置に横幅いっぱいに渡って設置された1本のバー(トランスヴァースバー)を貫通しボトム部まで伸びているブーシェ特有のパターンを踏襲。レゾナンスはG#の少し下に設定されています。

640㎜スケールゆえに弦の張りはごく中庸、ネック角度とネックシェイプ(やや薄めのDシェイプ)も弾きやすく設定されており、非常に高い演奏性も備えています。糸巻きはこの名器にふさわしくドイツのブランドScheller製高級糸巻を装着。繊細なセラック塗装による美しい仕上がりと精緻な造作とによる気品あふれる外観もまた魅力の、まさに芸術品といえる一本です。




品切れ 定価(税込) : 2,750,000 円 販売価格(税込) :  2,612,500 円

製作家/商品名 アントニオ・マリン・モンテロ Antonio Marin Montero演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. ブーシェモデル Modelo B No.1654
001_01_marinA_1_01_223_1654
弦長 Scale Length 640mm
国 Country スペイン Spain
製作年 Year 2023年
表板 Top 松単板 Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド単板 South American Rosewood
付属品 Option ハードケース
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エビニー
塗 装:セラック
糸 巻:ルブナー
弦 高:1弦 2.9 mm/6弦 3.4 mm

〔製作家情報〕
1933年スペイン、グラナダ生まれ。世界有数のギター製作の街と言えるグラナダの中心的存在として、国内外の多くの後進の指導にあたり、その広範にわたる深い影響力などからも、現在スペインギター製作界最高のマエストロと呼ぶにふさわしい名工です。

家具職人として出発し、のち1959年より同地の製作家エドゥアルド・フェレールの工房に入り製作を学びます。1961年には同工房出身のマヌエル・ベジードとともに共同の工房を立ち上げ、まずはキャリアをスタートさせます。その後独立し製作家としての評価も高めてゆきますが、1977年にある日本人発明家の紹介でフランスの名工ロベール・ブーシェ(1898~1986)との知遇を得て、その作風を大きく変化させていきました。このフランス最大の巨匠はマリンの非凡な才能をすぐに見抜き、その後自身がグラナダに赴いたりまたマリンをフランスに招くなどして親身にギター製作についてのアドバイスを与えています。もともとアンダルシア地方色の濃いギターを製作していましたが、ブーシェとの邂逅を機に、より楽器としての芸術的普遍性の高さを追及してゆき、音響と造作の両方に於いて、比類ない高みに達したギターはグラナダを代表する名品として現在不動の評価を得るに至っています。

ブーシェとの出会いのあと1979年には有名なアルハンブラ宮殿から市街地へとカイデロ坂を下りきったところの角の場所に工房を移し、90歳を迎える現在もそこで甥のホセ・マリンや2000年代に入ってあらたに加わったホセ・ゴンサレス・ロペスらとともに極めて精力的に製作を続けています。

また氏の人柄を慕って現在では世界中から若き才能がグラナダに集まるようになり、その影響力はさらに拡がりをみせています。2017年から同地で開催されているGranada Guitar Festival では氏の名前を冠した国際製作コンクールが併催されています。

[楽器製情報]
アントニオ・マリン・モンテロ製作のブーシェモデル Modelo B 2023年新作 No.1654 640㎜仕様 入荷致しました。ロベール・ブーシェとの邂逅後に、ブーシェ的音響とグラナダスタイルとを極めて高度なレベルで融合させた画期的なモデルで、アントニオ・マリン自身のフラッグシップモデルとなり、その後のグラナダのイメージを決定する名品とされているものです。今回は通常の650㎜よりも弦長が1センチ短い仕様となっており、手の小さめな方や女性の方などにも弾きやすいグリップ感となっています。

今年90歳となるスペイン最長老のマエストロによる新作は、むしろますます清新さを増してきたその音響で弾き手を驚かせてくれます。明朗で瑞々しく、力強く、かすかに程よい粘りを伴いながら豊かに鳴り、十分なサスティーンとともに実によく歌います。曲の演奏において、旋律の身振り(例えばレガート)や俊敏性(スタッカートやスフォルツァンドなど)を十全に表現する高い機能性も申し分ない。スペイン屈指と言える迫力ある音圧ですが、あくまでも上品さを失わない響きと表情はそれこそマエストロならではでしょう。640mmのショートスケールであることのデメリットもここでは一切ありません。コンサートギターとしての使用性も極めて高い、まさに名品といえる一本です。

内部構造はサウンドホール上側に2本(うちネックに近いほうは高さが低く長さも短く加工されたもの)、下側に1本のハーモニックバー、その下を左右対称5本の扇状力木がブリッジサドルの位置に横幅いっぱいに設置されたトランスヴァースバー(高音側と低音側とでほんの少し高さが異なります)を貫通してボトム部まで達しているというブーシェ的配置。レゾナンスはAの少し下に設定されています。全体は美しいセラックニス仕上げ。外観から内部に至るまでの細かな作業も精緻を極めたもので、工芸品としてのクオリティの高さも特筆されます。

ネックシェイプは普通の厚みのDシェイプ。弦高は出荷時で2.9/3.4㎜(1弦/6弦 12フレット)でやや低めの設定になっており、弦の張りも中庸で、ショートスケール仕様であることと併せてとても弾きやすい設定になっています。




品切れ 定価(税込) : 2,200,000 円 販売価格(税込) :  1,760,000 円


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